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アドレスホッパー3ヶ月で辞めちゃいました
自分たちなりにしっかり準備して、
アドレスホッピングをはじめましたが、やってみると、予想していなかった事が沢山ありました。
色いろ悩んだ結果、3ヶ月でやめるという判断をしました。
周りからも、アドレスホッパーってどんな感じなん?といろいろ質問を受けることがおおかったので、この機会に自分の感じたことを記録しておこうと思います。
アドレスホッパーを始めたきっかけ
そもそも、
アドレスホッパーをやろうとおもったきっかけは
1月に家の契約終了し、
6月には渡航することが決まっていた為、
半年間住むだけに家さがしするのは難しいだろうな、と判断したからです。
少なくとも日本の賃貸だと年契約が多いし、
初期費用もかなりかかる。
それだったら期間限定だし、最近耳にするようになった「アドレスホッパー」になってみようと思ったことがきっかけです。
もともと海外への引っ越しを見込んで、物を減らしに減らしていましたから、家具や荷物は、夫婦で「一般的な一人暮らし」ぐらいの量でした。
今の自分たちの環境的にも都合が良かったので
家を捨てて生活をしてみました。
2、自分たちで決めたルール
とはいえ、世間はまだまだ落ち着いていないし、
事前に調べているなかでもアドレスホッパーの方々の見られ方が厳しいのは
よくわかっていました。
あくまで生活のためということに軸を置き、
ルールを設定しました
<ルール>
・不特定多数と出会うゲストハウスNG
・共有スペースを使わずに生活できる場所
・移動は頻繁にしない
・基本的には室内で生活をする
本来なら、アドレスホッパーの醍醐味は
拠点を移すことで、様々なかたや環境との交流があり、あらたな価値観を知ることができること。
それができない事は非常に残念でしたが、
いたしかたなしです。
生活をする場所に関しては、
私がホテルや民泊(完全個室)を探す
→2箇所ほど候補をしぼる
→夫にプレゼン
→合意が得られたら予約
を基本としていました。
アドレスホッパーを検討していた当初は、
サブスクリプションサービスの利用を視野に入れていましたが「最低3ヶ月利用」などの
契約のしばりがあったため、利用しませんでした
なので、一般的な(?)アドレスホッパーの感じとは少し違う形ではじめました。
3、家を手放してよかったこと
やめるという判断にいたりましたが、全て嫌なことだったわけではありません。
・洗濯や掃除にたいするストレス減
ホテルに長期滞在をしていた時は本当に楽でした。
(コストは若干かかりましたが)
洗濯以外の家事はすべてやる必要性がなく、仕事ややりたいことに時間を割くことができて時間にたいする対価としては十分支払っていいお金だったと思います。
私はロボット掃除機を使ったことがありませんが、きっと同じような感覚なのかなぁと思います。 家事のアウトソーシングってこんなにもストレスが軽減されると初めて実感しました。
次家を借りたら、真っ先に検討したいです。
ロボット掃除機。
・無駄な買い物が減った
買い物=荷物が増える
の方程式なので、基本的には買い物はしたくないです。笑
だから、本当に必要なものだけを買うように心がけました。ましてや、ホテルや民泊には生活に必要なものは最低限そろっていますし、借りることもできます。
例えば、ガムテープとかそういう滅多に使わないけど時々必要アイテムを所持しなくても、必要な時に必要な分を使えるというのはとっても楽でした。
・環境が心身に影響があることに気づけた
これはポジティブな意味で、ひとつ実験ができた感覚でした。
最初に2週間生活したのは、とっても下町なエリアの1軒家をかりました。これはあくまで私の実体験なので、経験として読んでもらえたらと思います。
当時これからどれくらい生活にお金がかかるか不安でかなり節約思考になっていました。
そうすると、なぜか顔や体ががむくむようになって、体内循環が非常にわるくなりました。食生活に関しては、自炊もできていたしとくに変化はなかったのですが、完全に太って、ワガママボディー。
なんとなく体が危機感を感じたのかもしれません。
住む場所をこれまでと真反対の環境変えて、市内にもいかなくなって、ほぼ近所で生活するようになると、不思議なものでなんとなく心がすこーし卑屈になっていく感覚に。
身だしなみへの意識も薄れて、化粧もしないし、おしゃれもしないし、これは非常によくないと、すぐに住む場所を変えました。
とっても素敵な場所でしたが、急激に環境を変えすぎるのは、今の私にはきついことだったのかもしれません。
自分の感覚に街の雰囲気があっているかどうかは、
心身の健康に影響するということを実感できたとてもいい経験でした。
4、家を手放して辛かったこと
上段でも少し触れましたが、一番は環境変化へ順応できなかったことです。
なかでも辛かったのは場所によって睡眠の質が大きく変わったこと。
ホテル泊の場合はほとんどが遮光カーテンで、音もそこまで気にならない。
ただ、場所によっては、
朝から工場の音がすごかったり、
学校のチャイムの音がひびいたり、
無遮光カーテンで早朝から目覚めてしまったり。
とにかく周りの環境音に敏感になるようになってしまいました。
仕事の環境はそこまで困りませんでしたが、夫は外で仕事をするほうが捗るそうで近くにお気に入りの場所を見つけるまでは少し大変そうでした。
2つめは、定期的に住む場所さがすのまぁまぁしんどいということです。
「いや、わかってたでしょう」と突っ込まれそうなところなんですが、、、
おっしゃる通りです。
これに関してはサブスクリプションサービスを利用しなかった事が、予想外の負担になってしまいました。
様々なサブスクサービスを調べ上げていたんですが、いざ手続きしようと思うと、共用部分が多かったり契約期間ごあったりと、若干の縛りがあったことで利用する決断ができませんでした。
理由は、今回渡航のタイミングがいつになるか読めなかったので、新生活前に余計な手続きを増やしたくなかったからです。
潔くサブスクサービスを利用してたらだいぶ違った印象だったかもしれません。
5 最終的に判断した理由
上記の理由で少しずつ、長期(数ヶ月)単位で滞在できる場所を探しはじめました。アドレスホッパーをやめようと決断できたのは、
ちょうどよい場所を期間限定で確保できたこと。
マンスリーマンションのような形で、家具家電も一通りあって、これまでの経験から、この場所なら生活に支障がないという場所を見つけられたので、ここに住もうという決断ができました。
もし、色々と状況が落ち着いて、
また自由に行き来する事ができるようになったら
本当のアドレスホッピングをして色々な人と交流をしてみたいです。
残り数ヶ月の日本での生活。
まだまだ自由にとはいきませんが、しっかりと正しい情報をキャッチしながら
自らの行動に責任を持って
大切に過ごしていきたいと思います。
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