朝霞杯個人戦行ってきました。〜ティアラ型ライロ使用レポ〜
はじめに
こんにちは。そろそろトワイライトロードのストーリーを進めてほしいアキです。
8/11(金)の朝霞杯個人戦に出てきまして、ある程度の戦績をおさめられたので、noteを書きたい気分になりました。
今回は、このデッキを回す上で意識した点について話していきたいと思います。
今季ライロを握ろうとしているそこのあなた!にも参考になれば幸いです。暇つぶしにでもなんでも読んでもらえると幸いです。
朝霞杯個人戦(参加者48名) 構築と戦績
X(もといTwitter)でもあげましたが、今回の構築と戦績はこんな感じでした。
〜今回使用したティアラ型ライロの構築〜
ライトロードは勇者型が割とメジャーなのですが、僕が使うと旅路とドラコバックとイリガルナイトしか引かないので、単体のカードパワーが高いこの構築を使うことにしました。
後手性能が高く、事故率が比較的低いのは勇者型なのですが、上記のような下振れを自分の中で割り切ることができませんでした。
展開などについての詳しい話はまた後ほど!
〜戦績〜
ティアラメンツ 後 ×○×
ピュアリィ 後 ○×○
烙印 先 ×○○
VS 先 ×○○
トナメ
ピュアリィ 先 ○×○
ラビュリンス 後 ○××
結果 トナメ2回戦落ち ベスト8
個人戦のcsは3回目でしたが、4-2というなかなかいい戦績おさめられたと思ってます!
公認行きまくってた甲斐がここで出たと信じたい!
ところで、今季の公認の景品プレマ、デザイン的に両方欲しいんですけど2枚取る方法とかありません??
ティアライロの強みについて
先述しましたが、ロンゴミ爆誕型のライロは、アラメシアの儀などのパーツを採用した勇者型がメジャーです。
ちなみに勇者ライロも組んではいます。構築浅いかもしれませんが、↑のような構築が基本型だと思います。
お試しで↑のデッキに罪宝ギミックを入れて初動を増やしたデッキも使ってますが、使用感は大体同じでした。
さて、話が逸れましたが、今回の記事では勇者型とティアラ型を比較しながら、この構築の強みと展開上意識したことについてお話ししようかと思います。
もちろんですが、勇者型ライロを批判するつもりはございません。勇者型には勇者型の強みももちろん存在しますので、よければ両方使って確かめてみてくださいね!
まずティアラ型と勇者型の明確な違いについて。
① nsしたモンスターの効果を使用できる
勇者型はアラメシアの儀を発動することを初動とする関係上、nsしたモンスターの効果を使うことができません。(アラメシア発動前に使用した場合勇者ギミックの動きが腐る)
勇者型は、nsしたモンスターの効果を使った後(例えばnsしたライデンの起動効果で水遣いが落ちるなど)に勇者パーツが手札に舞い込むという現象が本当に弱く、そうなった場合、基本的には展開上のゴミにしかなりません。
ティアラ型はそういった制約がなく展開することができるため、ニビルをはじめとした手札誘発を吐かせ切った後、ルミナスnsから展開を再始動することができます。
ただ勇者型に比べ、☆4非チューナーを確実に盤面に出す力は低いため、レボリューションシンクロンとのシナジーは勇者型ほど高くないです。
② うららの当てどころが分かりにくい
このデッキを回していて本当に強く思ったのはこの部分です。
ティアラ型のライロにはシェイレーンやティアクシャをはじめとした展開+墓地肥やしを両立できるカードがメインデッキに存在しています。
さらには初手で発動するおろかな副葬やペルレイノなど、お相手視点で見ればティアラメンツデッキの初動となるカードが多数あり、うららなどの手札誘発の使いどころが無数にあるように見えてくるのです。
こちら視点では上記のようなカードを使って、カオスルーラーや隣の芝刈りなどの本命を通し、うららなどの手札誘発を踏み越えて展開していくわけですね。
③ 墓地を肥やせるカードが多い
ご存知の通り、このライトロードというテーマは自分のデッキからカードを墓地へ送り、大量の墓地リソースを駆使して戦っていくデッキです。
ティアラ型の強み②に通じる部分でもあるのですが、ティアラ型のライロは勇者型よりも墓地肥やしを行えるカードを多く採用することで、いわばデッキを回す上での起爆剤を多くしているのです。
たとえば、ティアクシャの3枚墓地肥やしからケルベクやアギドが落ちればさらに5枚の墓地肥やし、そこからさらにティアクシャが落ちればもう2枚と、運次第ではありますが3枚の墓地肥やしから次につながる可能性がグンと上がります。
勇者型ライロのメインデッキには、墓地を肥やす効果をもつカードはライトロード関連カード以外にはイシズパーツ(ケルベクとアギド)とシェイレーンしかありません。
見ての通りメインデッキの方には制限カードしかありませんね。
基本的な墓地肥やしの起動役は、エクストラデッキのカオスルーラーとセイントミネルバ、あとはデュガレスの2枚ドロー効果やスカルデットの4枚ドローの効果でソーラーエクスチェンジや光の援軍を引き込むことで実質的に墓地肥やしを起動する役割を担っています。
必然的に、勇者型を使った場合、これらの「エクストラモンスターを成立させて効果を通すこと」が初動として目指すポイントになるわけですが、当然対戦相手もここを正確に潰してきます。
勇者型であれば、「カオスルーラーにヴェーラーうたれて詰んだ」という場面でも、ティアラ型であれば、手札に残しておいたティアラパーツでもうワンチャンス残せる場合がある、ということですね。
大まかに以上3つがティアラ型のライロを使う上での強みだと考えています。
…まぁ筆者が試合展開の先読みが苦手なので、
「とりあえず物量でゴリ押そう」
という魂胆が見え見えのデッキレシピになってしまったわけですが。
だって芝刈り通った時の脳汁すごいじゃん??
あれ毎回やれたら気持ちええやろなって。
デッキの回し方について
さて、ここからはこのデッキを回す時のポイントについて書いていこうと思います。
勇者型とまた比較することになりますが、ティアラ型は初手5枚の手札によって動き方が大きく変わるデッキなので、基本的な初動のプランについても書いていきます。
基本的な初動はレボリューション・シンクロン+☆4
レボリューション・シンクロン(以下レボシンと記載)というカードをご存知でしょうか。
4月に発売したブースターパック、デュエリストネクサスで登場したカードですね。
☆7.8のドラゴン族シンクロモンスターを出す場合に限り、手札のこのカードもシンクロ素材にでき、☆4非チューナー1体のみが場にいるところからブラックローズドラゴンやエンシェントフェアリードラゴンを出すことができます。
さらに場に☆7以上のシンクロモンスターが存在していれば、このカード自身が☆1のチューナーとして場に戻ってくる効果付き。
つまり、☆4非チューナー1体からカオスルーラーまでつながります。
控えめに言ってぶっ壊れてます。どうしたんだKONAMI。
ともあれこのデッキでは、この☆4非チューナーの部分をティアラメンツ・シェアレーンに担ってもらうことを理想としています。
そのため、ティアラメンツモンスターを実質的にサーチすることができるカードをほぼ最大枚数採用しています。
おろかな副葬とテラフォーミングを含めれば、シェイレーン本体と合わせて5枚体制ですね。
この展開を通すだけで、
シェイレーンで3枚、
レボシン蘇生時に1枚、
カオスルーラーで5枚の計9枚のカードを墓地に送ることができ、しかも召喚権を使っていません。
もちろん勇者型でも勇者トークン+レボシンで同じことはできますが、シェイレーンの3枚落としがない分、リターンが少なめです。
一応、途中にエンシェントフェアリードラゴン(以下エンフェと記載)も場に出るので、手札の☆4モンスターもさらに場に出すことができます。展開力で勇者型に遅れをとることはないと思います。
仮にシェイレーンの効果をうららで止められても、シェイレーンnsから同じことすればいいだけですからね。
お相手視点だとこちらのレボシンが見えていない、という点もポイントになってきます。
〜補足〜
この展開を最大限強く使えるように、チキンレースを採用しています。
エンフェの効果で素引きしたチキンレースを割ってペルレイノをサーチし、ティアクシャサーチまでつないだり、ペルレイノを割ってチキンレースをサーチし、手札枚数を確保したりと、この展開の次のリソース確保のことも考えました。
レボシンがない時どうするの??
はい、まぁ今までの記事を見てればこの疑問にたどり着きます。
「この展開、レボシン素引き前提じゃねぇか!」
ってね。みなまで言わなくてもわかってます。
だからこそ、☆7シンクロにつながるカードが多めに採用されています。
ルミナス+ライデンでもokですし、非チューナー+デストルドーでも☆7シンクロが出てきます。
このように、先述した展開は☆7+☆1チューナーがあれば成り立ちます。
もちろんティアクシャ+☆1チューナーでもokです。ここについてもティアラ型の強みですが、かなり幅広い方向から☆7+☆1チューナーを成立させることができるため、謎の安定感を醸し出すことができるわけですね。
蛇足にはなりますが、レボシンの蘇生効果は、☆7以上のシンクロモンスターが場にいれば使えます。
展開の途中でレボシンが墓地に落ちた場合、盤面の頭数を増やしリンク値を伸ばすという役割も担えます。
本当になんで「シンクロ素材にしかつかえない」とかいう制約つかなかったんでしょうね。
中盤以降はセレーネ+ルミナス2種で超展開
上記のような展開を経て、ある程度の墓地リソースが貯まったらあとは神聖魔皇后セレーネをつかってトワイライトロード・シャーマン・ルミナスや
ライトロード・サモナー・ルミナスを蘇生し、展開を広げます。
この2種のルミナスが展開する上でのキーになっており、簡単に言うと手札コストがある限り、この2枚が蘇生ループをします。
さらに、シャーマンルミナスの②の効果で墓地肥やしも加速できます。
セレーネ
↓
シャーマン①
↓
サモナー
↓
シャーマン②
の順で蘇生すると、サモナーの効果に反応してシャーマン①の効果が発動して3枚墓地を肥やし、そのシャーマン①の墓地肥やし効果に反応してシャーマン②の効果が発動してまた3枚墓地を肥やしてくれます。
盤面の頭数を増やしつつ、計6枚の墓地肥やしを手札コスト1枚で行えるのは控えめに言って破格です。
墓地にルミナス2種と、除外ゾーンにライトロードモンスターを置いておく必要がありますが、
先述の初動を通し、カオスルーラーやシラユキの蘇生コストにライトロードモンスターを絡めれば容易に準備できます。
あとはライデン(☆4戦士族)を2体とルミナス3体を並べれば、ロンゴミアントと3素材ゴシップシャドーを合体させて6素材のロンゴミアント爆誕です。
こんな感じで、
①序盤はシンクロモンスターを絡めた展開で墓地を肥やし、
②ある程度墓地リソースを貯めたら、2種のルミナスで超展開をしてロンゴミアントの素材作りをして6素材ロンゴミアント爆誕を狙いましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
正直途中からcsの話が迷子になってましたがそれはそれ、ティアラ型ライロの強みが少しでも伝われば幸いです。
本当は先ほど書いていた展開例以外にも、その時その時の状況次第でやれることは無数にあって、
だからこそ奥が深すぎて底の見えないデッキだと思っています。
こんな拙い文章をここまで読んでいただいたみなさんならわかるはず!!
実際に使ってみないとわからない奥深さと展開の難しさをその身で体感してください!!
…あともう一つだけ。
ティアラメンツというテーマはなんでライトロードという名前じゃダメだったんですか????