ティアライロ、採用パーツについてのイロイロ
はじめに
こんにちは、アキです。
夏の暑さで脳がやられていたのか、つい最近蒙古タンメンのカップ麺を食べました。
思ったほど辛くはなかった(体感)のですが、発汗しすぎたのか食べ終わった後眩暈がして脚に力が入らなくなりました。
きっとあれは脱水症状だったんだと思います。
さて今回は、今自分が使っている「ティアラメンツ」ギミックが主軸のライトロードデッキ(以下ティアライロと記載)について、細かなデッキパーツ、コンボギミックの採用理由についてまとめておこうと思います。
ライロ入門者増えて。
構築
以前朝霞杯に参加した時に使用した構築がこちらになります。
回し方については以前のnoteをご覧ください。
目指すのは6素材以上のロンゴミアントです。
セレーネとルミナスが過労死します。
採用カードと採用したギミックについて
①ティアラメンツパーツ
メインデッキから採用できる墓地肥やしパーツを増やしたかった、というのが主な採用理由です。
シェイレーンの採用理由は言わずもがなですが、
ティアラメンツ・クシャトリラの利点についても少々。
⚫︎手札に来ても墓地に落ちても墓地を肥やしてくれる点
⚫︎自身がssできる☆7である点
⚫︎シェイレーンに比べ手札消費が少ない
闇属性ではないのが少々残念ですが、シェイレーン同様3枚の墓地肥やしと、☆1チューナーと合わせてカオスルーラーになれる点がかなり強力です。
対戦相手目線で見ると、ティアラメンツパーツはペルレイノや同時に採用されるおろかな副葬、場合によってはシェイレーンの手札効果やテラフォーミングがうららの投げどころとなるため、うららチェックがメチャクチャしやすいところもティアラギミックの強みと言えるでしょう。
何かしらにうららを使ってもらったら、ニヤつきながら芝刈りしましょう。
②イシズパーツ
説明不要の破格墓地肥やしとリソース回復要員。
ムドラケルドウは安易に使うとセレーネ回収できなくなって展開が止まることがあるので注意。
③チューナーのみなさん
レボリューション・シンクロン(以下レボシンと記載)のおかげで☆4非チューナーからカオスルーラーまでつながるようになりました。
その影響もあり、この構築では手札のレボシン+☆4非チューナーから作るエンシェントフェアリードラゴン(以下エンフェと記載)経由の展開をより強く使えるように意識した構築になっています。
デストルドーを使ってエンフェを出した場合でも、手札が墓地に☆1チューナーがあれば同じことができます。
シンクロしなくてもデストルドーを混ぜればダルク出せるようになるのもgood。
なにより、このチューナーのみなさん、全員特に縛りなく墓地から自己蘇生できるため、リンク値の確保にも役立ってくれます。
ただし、チューナーばかりダブついた場合何もできなくなるので注意。
デストルドーはレベル変動できる闇属性ということもあり、1枚ではなく2枚の採用にしました。
④その他、謎のカードたち
⚫︎トワイライトロード・ジェネラル・ジェイン
光の援軍でサーチできる通常召喚可能な☆4闇属性非チューナー。
ジェイン+レボシンでエンフェ経由のカオスルーラーまで出した場合、墓地のエンフェ+ジェインがそのままカオスルーラーの蘇生コストになってくれます。
また、展開の最後、ロンゴミアントの隣に置いておくだけで相手の深淵の宣告者のケアになるという点も唯一性の高いポイントです。
⚫︎Emトリック・クラウン
墓地蘇生できる☆4非チューナー。
ウォルフと違い、あらゆる場所から墓地を経由すれば蘇生できるので、シェイレーンのコストにしたりレボシンとのシンクロ素材の相方にしたりと何かと使い勝手が良く、魔法使い族というだけでセレーネにつながりやすいのもポイントが高いです。
効果が名称ターン1なので1枚のみ採用。
⚫︎BF精鋭のゼピュロス
こちらも墓地蘇生できる☆4非チューナー。
闇属性のためダルク(魔法使い族)にもつながります。
後述するチキンレースとの相性がよく、実質盤面の頭数を減らさず蘇生+ルミナスの手札コストの確保が同時に行えます。
盤面のカードを「手札に」もどすことがコストであるため、トークンやエクストラのモンスターは戻すことができないので注意。
初手に来ても仕事がない代表。1枚のみ採用。
⚫︎チキンレース
クシャトリラ・フェンリルが禁止になる前は、この枠にパライゾスを採用していましたが、その後釜として採用しました。
エンフェ経由で展開した場合、場に余らせたペルレイノを割ってチキンレースをサーチし、ドローで手札を増やしたり、チキンレースを割ってペルレイノをサーチし、その後の展開につなげたりします。
その後余ったフィールド魔法はゼピュロスの蘇生コストになることが多いです。
2枚あるフィールド魔法は素引き前提のカードになりますが、それでも1枚ドローの可能性やペルレイノのパワーを考えると採用して損はなかったです。
⚫︎隣の芝刈り
最強のうららチェッカー。
勇者型に比べ、落ちたら困るカードが少ないため採用しました。基本的には初手で使ってうららチェックします。
アトラクター投げられたらそっとデッキに手を置きましょう。
メインデッキの枚数が48枚のため、芝刈り単体だとそこまで多くのアドは見込めませんが、ケルベク、アギド、ティアクシャといった『落ちたら追加で墓地肥やし効果』をもつカードが落ちれば、結局20枚くらい落ちます。
これ単体で爆アド!!
というよりはデッキの起爆剤程度に思っておいてください。
名称ターン1がなぜかないので2枚フル投入。
勇者型のライトロードとの比較
まずは一般的(であろう)な勇者型ライトロードの構築がこちらになります。
構築の中身の大きな違いはやはりアラメシアの儀をはじめとした勇者トークン関連のパーツの有無ですね。
あとはティアライロでは採用しなかった『鎖龍蛇ースカルデット』が採用されていることでしょうか。
展開する上で感じた、ティアラメンツ軸のライトロードと勇者型との違いは大まかに以下の通りです。
【ティアライロ側のメリット】
・通常召喚したモンスターの効果を使える
・素引きしたくないものが少ない
・誘発の投げどころがわかりにくい
【勇者型のメリット】
・召喚権を使わずエンフェ経由の展開ができる
・盤面除去性能が高い
・勇者関連パーツだけで場、墓地に魔法カードが3枚たまる
どちらの型にも特有の強みが確かに存在しています。
どちらのデッキも最終盤面はロンゴミアントなのでやってることの凶悪さは変わりませんが。
ギミックパーツがコンパクトで最低限の手札から動き出せる勇者型と、動きの選択肢が多く爆発力の高いティアラ型、それぞれしっかり握って回して、最終的に筆者が到達した回答は、
『ドラコバックとテセアの素引きがキモすぎる』
と
『光の援軍で旅路が落ちました。ここから入れる保険はありますか』
でした。
いやぁ〜それら単体なら手札次第でなんとかなるんですけど、複数重なった時の『ダメだこりゃ』感をどうにもできませんでした。
なんか光の援軍使っただけなのに自分で自分の軸のギミック投げ捨てた感じがして精神的にしんどかったです…
上手いこと噛み合えばうららケアしながらカオスルーラーの効果起動できたり、勇者ギミックだけで頭数揃えてスカルデットやデュガレスなど展開できるポテンシャルはあるんですけどね。
このデッキそのものを悪く言う気は全くございません。
ただデッキ使用者のメンタルが弱すぎました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
採用枚数や採用理由を細かく言葉にして書きおこすという体験は、自分にとってもデッキの構築を見直すいい機会になりました。
ティアラ軸と勇者軸、どちらの方が手に馴染むかは、組んだ方の性格が色濃く出る所だと思いますので、ぜひまずはライロを組むところから始めていただいて、実際に使ってみてほしいと思います。
この記事を読んで、そのデッキ構築の一助になれば幸いです。
ここ最近になってメタが回り、無限泡影やエフェクトヴェーラーなどのターン1のない手札誘発が多く採用される時代になってきました。
流石にセレーネとルミナスループだけでブイブイいわせるデッキはあかんかもしれないのですが、ライロはまだまだやれるんだ!ってとこをこれからの環境でも見せていけたらと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!ではまた!