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SNSで収益化を狙う人が知らないとこわい話。

最近Threadsにて「何のスキルもない自分でも簡単に収益化できた方法を紹介します」という主旨のnote紹介を見かけるのですが、公開禁止の情報を含んだnoteが見受けられる様子。
そこで注意喚起のために急遽noteを公開することにしました。

誰かがやっているから大丈夫だと思っていた

SNSで各種規約や違法行為を注意喚起する度にこの言い訳をよく聞きます。ですが、これほど発信者として無責任な言葉はありません。

何気なく思いついて書いた内容で、売上が全て吹き飛んだりアカウントが取り上げられたりする可能性もあるのは理解していますか?

ペナルティが発信者自身だけで済めば自己責任で完結しますが、真似してみてねと発信するなら発信者を信じて対価を払った読者さんも巻き込むかもしれないのです。下手をすれば違法行為をそそのかしているかもしれません。

無責任さに呆れ果ててnoteを書いていますので辛辣な言葉も並ぶかもしれませんが、SNSを通してこれから商用発信を始める人に最低限知ってもらいたい内容を記載いたします。

収益化や副業に関するnoteの購入を検討している方にも損はない内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

(最後まで無料でお読みいただけます)
(アフィリエイトリンクはこのページには貼っておりませんので必要に応じてリンク先をご覧ください)

収益化で語られるセルフバックとポイ活とは?

ネタバレしてしまうと、2024年11月にThreadsで紹介されている誰でもカンタンに収益化を始められると謳うnoteの有料部分の中身はセルフバック・ポイ活を利用したものが主流だとか。

こちらでの引用は避けますが(許可を取ると公開が遅くなるため)、「収益化noteってセルフバックとポイ活か…」と困惑や批判の感想を語るThreadsを複数確認しています。気になる方は検索してみてください。
(2024年11月14日現在)

セルフバックとは…

私自身は商材を購入していないので推測ですが、おそらく老舗のアフィリエイトの【A8.net】のセルフバックのことでしょう。

A8.netはブログやSNSで商品やサービスを紹介し、閲覧者が購入などのアクションをとることで発信者に報酬が入るアフィリエイトサイトです。

A8.netが提供するアフィリエイトを利用する場合、実際に広告元の商品やサービスを体験した方が良質な記事が書けますよね。

セルフバックは、アフィリエイト活動をするために自分自身で商品やサービスを申し込むことで報酬を受け取ることができるA8.netメディア会員限定の機能です

https://www.a8.net/as/new_as/selfback.html

そこで商品購入やサービス利用など、一定条件をクリアすることで報酬がもらえる自己アフィリエイトである【セルフバック】があるわけです。

なお、セルフバックといえばA8.netをさすことが多いのですが、他のアフィリエイトサイトにも同様の自己アフィリエイトは存在します。
(ここでは話が脱線するため割愛します)


セルフバッグの具体的な広告とは

A8.netは老舗のアフィリエイトサイトなので、自己アフィリエイトできる広告(通称:案件)も豊富。

  • 証券口座の新規開設で1万円

  • FX口座の新規開設と取引で3万円

  • クレジットカード新規発行で9500円

  • 不動産投資セミナー参加で3万円

  • サービスの会員登録で1000円

  • モニターサイト登録と説明会参加で1500円

  • スキンケア商品の定期初回購入で1980円(初回購入価格)

こういった広告(案件)がたくさんあり、自分が気に入ったものを選んで取り組むことで後日報酬がもらえる仕組みになっています。
報酬の出所は広告元の企業。広告費からの支払いですので怪しいものではありません。

ポイ活とは…

ポイ活は広義に解釈できますが、おそらく収益化noteで語られているのはポイントサイトを利用してポイントを貯めるポイ活です。

あれ?と思われた方がいらっしゃるかもしれませんね。
こちらもA8.netのセルフバックと同じ自己アフィリエイト要素があります。
各サイトのポイントで支払われ、現金や各種ポイントに交換できるというもの。

掲載されている広告ジャンルも多岐にわたり、先ほどセルフバックであげたものと同じような形です。

A8.netのセルフバックとの違いは、

  • 広告利用の他にメールのクリックやミニゲームでポイントが貯まる

  • ポイントサイトを紹介することで友達がポイントサイトを利用する度に紹介者に利益が入る

などでしょうか。


セルフバックとポイ活は利益につながるのか

はっきり言いましょう。
成人しており、マイナンバーカード運転免許証といった顔写真付きの身分証明書を取得しているのであれば月に万単位の利益を出すことは可能です。
1時間未満の作業時間で数万円ということも不可能ではありません。

ポイントサイトは登録条件としての年齢はさまざまなのですが、A8.netは18歳以上の利用を想定しています。またFX口座の開設やクレジットカードの発行なども成人しなければ利用できないものです。

身分証明書は銀行口座・証券口座の開設、クレジットカードの新規発行といった高額広告の利用時に必要です。不動産投資セミナーなどでも面談で提示が必要だと聞きます。広告で高額の収益を得たいとなるとこれらは欠かせません。

「身分証明書を提示しないと利用できない広告ばかりなのか…」とおののいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
サイトの会員登録やサブスクの無料体験、アプリゲームのプレイなど身分登録不要の広告もありますが、報酬の金額はぐっと下がってしまうのが現状です。

私自身はセルフバックとポイ活を何年も続けていまして、証券口座やFX口座の取引も自分ができる範囲で取り組んでいるため何だかんだで毎月利益は出せています。
そう、出せているのですが…ここで証拠画像が出せず言いよどんでしまう理由がいくつかあるのです。
それが有料noteで収益化を語るにあたり、知らないと怖い話に繋がっていきます。

セルフバックの詳細は公開できない

InstagramでA8.netの投稿に誤った内容が多すぎて過去にこちらをまとめたのですが、A8.netで取り扱っている広告(案件)は名称・条件や管理画面などをネット上に公開してはいけません。

時々「この〇〇証券がA8でお得だよー」といったInstagramやLINEオープンチャットの情報も見聞きしますが、A8.netの広告リンクを貼っていようがいまいが絶対に発信してはいけない情報なのです。
(だから発信歴が長い人はA8.netを隠語で表現して発信するわけですが…)

私は今流行っている収益化noteは何一つ購入していないので憶測で申し訳ないのですが、収益化した手順や利用した広告としてうっかり広告名を書いているnoteもあるのではないでしょうか…?

ちなみにnoteではない別媒体で、A8.netの名前を出しセルフバックについて語ったものを見かけたことがあり、転売も絡んだ内容だったため通報したことがあります。A8.netからどう処分したかは教えて貰えませんでしたが、サイトを確認したところ最終的には厳しい処分を受けたようです。


A8.netのサイト内画像やキャプチャーは使用できない

サイト内で知りえた広告(案件)の情報自体が秘密保持義務の内容ですので、もちろんサイト内の画像やキャプチャーは有料無料問わずnoteに掲載していいものではありません。

そしてA8.netをセルフバックでなく従来のアフィリエイトとして商品やサービスを紹介したい場合でも、著作権や商標権保護の鑑定から広告主のサイトのキャプチャーは使用できない決まりです。


有料の情報商材にA8.netに関することを記載していいか…

これに関してはメディア会員規約の範囲内であれば完全にNGだと言い切れないのですが、はっきりしていることが一点だけあります。
有料の情報商材など、A8.netのスタッフが閲覧できないサイトにA8.netのアフィリエイトリンクを貼ることはできません

A8.netに限らず、アフィリエイトリンクは非公開のサイト、有料の情報商材など公開されていない投稿にリンクを貼ることを禁止にしています。適正なアフィリエイト運用をしているかの確認ができなくなるからですね。

収益化に関するnoteを見ていると無料範囲内にA8.netのアフィリエイトリンクが見受けられるのですが、これも正直貼っていいものなのかは怪しいところ…。

noteの位置づけの話になってくるのですが、A8.netの記載によればアフィリエイトリンクを貼ってもいいSNSはInstagram・TikTok・YouTubeだけです。note公式はnoteのことをSNSと表現していますので、本来は利用してはいけないのではないかと私は解釈しています。
もしA8.netに問い合わせをした方がいらっしゃれば教えてください。


ポイントサイトの手順は公開できるのか

ポイントサイトは多数あり、私が登録済みでよく利用するものだけでも

  • モッピー

  • ワラウ

  • ポイントインカム

  • ポイントタウン

  • ハピタス

  • アメフリ

  • コインカム

  • ちょびリッチ

これくらいはあります。
InstagramやTwitterといった主要SNSで話題にあがるサイトもこのあたりかと思いますので、ここからの話はこれらのサイトを想定した内容だと思ってください。

各サイトの利用規約を読む限りでは情報商材への掲載を推奨するサイトは殆どありませんが、明確に禁止しているサイトが1つあります。

【注意事項に抵触するケース】
・メールマガジン・テキスト・情報商材などの会員登録(無料、有料問わず)を促し、ハピタスでのポイント獲得の方法を紹介する行為
例)会員登録するとお金儲けの方法を教えます!

https://faq.hapitas.jp/hc/ja/articles/360035927034-%E5%8F%8B%E9%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E7%A6%81%E6%AD%A2%E4%BA%8B%E9%A0%85

明確に禁止しているのは【ハピタス】です。
分かりやすいため友達紹介に関するよくある質問から引用しましたが、利用規約内にもはっきりと記載があります。

noteの無料記事に関しては会員登録なしで読むことができるため完全にNGか判断が難しいところですが、有料のnoteは会員登録なしでは読めないでしょうからこちらに抵触すると考えるのが自然でしょう。

ちなみにいくつかのポイントサイトに対し、「noteなどの情報商材サイトでポイントサイトを紹介する記事を書いてもいいのか。有料の場合も可能か」と個人的に問い合わせたこともあるのですが…はっきりとした答えが頂けなかったサイトも多く。
返答があっても共有の許可は頂けていなかったり、取り扱う内容によって判断が変わるとの回答を頂いたりしたので現時点で個別の是非は掲載できません。知りたい場合は各自で問い合わせをして頂くのが確実です。
(その際は掲載したい実際の内容を提示した方がスムーズに通じると思います)

ただ、ポイントサイトの紹介をしていて、それなりにnote利用歴もある私が手を出していないことが一つの答えになるかと…。

歯切れの悪い回答で申し訳ないのですが、仮にnoteにてポイントサイトの広告(案件)に触れていい場合でも注意事項や禁止事項は多数あるので見ていきましょう。


情報商材への掲載が禁止されていなくても

noteでポイントサイトに関して検索して読み込んだこともあるのですが、無料分でも通報事由だなと思うことも少なくありません。

ポイントサイトの紹介がさかんなXやInstagramと比較すると他発信者からの監視の目がないこともあり、指摘や通報が少ないことが要因でしょう。他SNSと違いDMもないので、コメントで指摘することに抵抗がある人の方が多いでしょうから。
ポイントサイト側も違反行為があっても全てを把握することは困難なので違法行為が横行しているわけです(だからといって不正行為をしていいわけではありません!)。

ポイントサイトによりnoteに掲載していい範囲に違いがあるため、細かな記述はさけて明確に違反になる2点を紹介します。

NG① SNS拡散禁止案件

ポイントサイトの発信初心者がミスしやすいのがSNS拡散禁止広告をうっかり載せてしまうことです。
A8.netは全ての広告(案件)の掲載が禁止されていますが、ポイントサイトもサイト上への掲載が禁止されている広告があるのです。

※SNS(TwitterやFacebook、Instagram、ブログ等)での拡散は禁止です。
掲載が発覚した場合はポイント対象外となります。

https://pointi.jp/

サイトによって微妙に表記が異なりますが、比較的丁寧な記載のポイントインカムの文言を引用しました。
広告主側の意向で公開されているSNSやブログへの掲載が禁止されている広告(案件)を「拡散禁止案件」と呼んでいます。

この注意書きは広告バナーから離れたところに掲載しているサイトもあり、発信初心者は非常に見落としやすいです。また、自身が広告(案件)を確認したときに表記がなくとも、後から拡散禁止になってしまうこともよくあります。

こうした拡散禁止案件は、非常に高額で条件がいい証券口座の開設やFX口座の開設や取引やクレジットカードの案件によく見受けられるので注意が必要です。

拡散禁止案件を掲載していた場合にポイントサイト側からの「掲載をやめてください」の注意喚起で済めばよいのですが、拡散禁止案件は広告主の意向が大きく働いているため、情報商材への掲載が発覚した場合に該当者のポイント付与を行わないだけでなく他の方も巻き添えで非承認になり、最悪は広告(案件)自体の引き上げにも繋がりかねない行為です。
(有料noteでこれを載せている人がいたらポイントサイトに即通報してほしい違反行為です)

私がnoteで検索してピックアップして見た中に、いくつかSNS拡散禁止のクレジットカードを扱う記事が見受けられましたので、有料のnoteにも含まれているのではないかと懸念しています。
(2024年10月に盛り上がった1万円超えの某クレジットカードを発見しました)

NG② テンタメやモニターなど覆面調査に関する記載

ポイントサイトの中には、外部サイトを利用したモニター案件を実施しているところがあります。
【ファンくる】という覆面調査サイトを取り込んだモニターと、【テンタメ】という店舗や通販購入でレシートや領収書を撮影して提出するものです。

このモニター案件は非常に人気なのですが、覆面調査という性質上SNSの拡散が禁止されている場合があります。
特にテンタメは常に厳しく、テンタメで〇〇が出ていたという商品名を出すことは徹底的に禁止されています。募集中案件であれば調味料や洗剤といったジャンルさえ書くことはできません。

こちらに関しては先にお金を払い、後からポイントで返却されるという性質上から収益化のnoteで見かけることは少ないはずですが、念のためNGとして記載しておきます。

思ったことをそのまま書くと違法になりがち

WEBライター経験のある方やSNSを利用したコスメモニターを経験したことがある人はピンとくるはずです。

成果報酬が発生したり、固定報酬を受け取って商品やサービスを紹介するときには好き勝手に感想が書けるわけではなく法的な規制を受けます
noteなどの情報商材でも同じです。

懸念事項あり!やりがちなキャッチコピー

例えばポイ活に関するnoteに関して、

「スキルゼロの私でもポイ活で毎月〇万稼ぐ最高の楽稼ぎ術」

というタイトルをつけるとします。
何が問題点が何か分かりますか?

ポイ活で〇万円稼ぐとなると、自身で広告(案件)に取り組むか友達紹介による報酬が必要なわけですが、その商材の中で「毎月〇万円」分の案件の提示がなければ景品表示法違反による不当表示として消費者庁などに通報されても文句は言えません。
(実際にする人はまれかもしれませんが、だからといってして言い訳ではありません)
また半ば無理やり「最高」という言葉を使いましたが、根拠のない最上級表現不当表示として景品表示法に反してしまいます。

消費者庁の出している資料をご覧いただきたいところなのですが読みづらいので、法律事務所の書いた記事リンクを詳細として貼らせていただきます。

収益化に関するnoteをご自身のThreadsで紹介している中で見かける「一番簡単なのはこれ」というような書き方も何と比較して1番なのでしょうか…。

このような形で、特に収益化に関する記載は景品表示法によって気を付けるべき表現が多数あります。
最近の報道を見ていても、景品表示法に関する行政処分が適宜行われているので気を付けるにこしたことはありません。

ステマ規制も無縁ではない

有料noteにポイントサイトの紹介URL(アフィリエイトリンク)を貼っていいかに関しての議題はいったん横に置きます(サイトにより規制が異なるからです)。

2023年10月1日より景品表示法の改正によりステルスマーケティングが違反になったことはみなさんの記憶にもあると思います。

ポイントサイトも紹介URLから会員登録が発生すると紹介者に報酬が入る観点から【PR】【AD】といった表記が必要です。

お友達紹介の注意事項

SNSやブログなどでワラウご紹介いただく場合は [PR] の表記をお願いいたします。

https://www.warau.jp/friend/

ポイントサイトのワラウにはお友達紹介ページにはっきりと記載がありますし、ポイントインカムもSNS投稿キャンペーン時は【PR】の表記の指示があります。

企業側から広告依頼を受けた場合はPRなどの広告表記が必要なのは理解できるものの、アフィリエイトなど発信者が取捨選択できるものに表記が必要なのかという意見もあるようなのですが…。
2024年11月13日に消費者庁が大正製薬株式会社に対して出した景品表示法に基づく措置命令から判断すると、表示しないのはリスクでしかありません。

https://www.caa.go.jp/notice/entry/039990/

ポイントサイトの紹介を有料noteでする際はもちろんのこと、こちらは無料のnoteや各種SNS・ブログに掲載する際にも留意したいことです。

著作権侵害について

ポイ活界隈の独特の風潮かと思いますが、ポイントサイトはサイト内のスクリーンショットが画像の利用に関して、比較的寛容です。
ポイントサイトの紹介をするという前提であれば、マスコットキャラクターの利用も可能としてダウンロード素材を用意しているサイトもあります。

ですが、それはあくまでポイントサイト内に限っての話です。
FXや証券口座の取引手順などを有料noteに記載したい場合にサイト内のスクリーンショットを利用したり、手順を動画で撮影するという手法は著作権侵害に問われる可能性は否定できません。

かつては著作権は親告罪でしたが、2018年12月30日の法改正により被害者の訴えがなくとも処罰の対象となっていることもお気を付けください。


法律に関しては書き出すと収拾がつかなくなりますので、この他に関しては読みやすくまとまっているA8.netの【広告表現に関する法規制のまとめ】をご覧ください。
全体像のイメージがしやすいかと思います。


この記事の内容の殆どが…

途中でお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
ここで私が触れてきた禁止事項は、A8.netやポイントサイトの規約やよくある質問に書かれていることばかりです。

6. 秘密保持
6.1.1 秘密情報の定義
「秘密情報」とは、開示者が秘密である旨明示して(ファンコミの管理画面を通して提供された情報は、明示の有無を問わず、常に秘密情報とする)、。cc本サービスの利用に関連して相手方に開示した技術、技能、営業、ノウハウ等に関する一切の情報(有形・無形を問わず、複製物を含む)をいう。
(中略)
8.1.8 共通禁止行為: 不当な成果発生
広告配信とは無関係又は広告目的・本サービスの趣旨とは異なる成果の発生、その他、ファンコミが不適当と認める手段、方法を用いること。
以下は例示であり、これらに限定されない。
■ユーザーに報酬対象アクションを行うことを強要・嘆願・依頼する行為
■ユーザーに誤解を与える記載を掲載すること
■本条に定める禁止行為を助長する内容を含む商材・マニュアル等の頒布、行為
■ユーザーに、ファンコミが承認した範囲を超えたインセンティブ付与(独自のポイント等)を付与すること(クリックによるインセンティブ付与は一切、不可)

エーハチネット メディア会員利用規約

これはA8.netに登録する際の利用規約を一部抜粋したものです。
秘密保持の規定や、禁止行為を助長する商材やマニュアルの頒布が禁止されていますね。

こういった長文の文章を読み飛ばしたくなる気持ちも分かりますが、SNSでアフィリエイトやポイ活などの話をする以上は利用規約を確認せずに発信してはいけません

利用規約は時々改訂されることもありますし、すべてを頭に入れることは厳しいですが、何か新しいことを始めたいと思ったときに真っ先に確認する癖はつけたいところです。

そして利用規約ではっきりしなかった際に各サイト内のFAQよくある質問に答えが載っていることがあります。
私もこのnoteを書き上げるにあたり、間違いがないか各サイトで確認したことはいくつもあります。

この作業を面倒だからと怠る人が多いのですが、考えてみてください。
一生懸命何時間もかけて書き上げたnoteが後から利用規約違反と分かり公開できないことになったら努力は水の泡となってしまいます。
自分で気づかずにコメントなどから指摘を受けたら、恥もかきますし読者さんの信用も揺らぎますよね?

またSNS発信とは切り離せないアンチの呼び水になるのはこうした違反行為です。揚げ足を取るように指摘コメントを入れたり、規約違反を見つけては繰り返し通報する粘着質な人を呼び込まないためにも、自分自身を守るためにも各種規約やルールの確認は必須なのです。

オンラインサロンや情報商材の話を聞いていると、こうした規約や法的な視点の情報が欠けているものも少なくありませんし、本人任せにしているケースや責任者自体に知識がないケースも見受けられます。
「みんながやっているから」「〇〇さんが大丈夫と話していたから」と二次情報で判断するのではなくご自身で規約やよくある質問を確認する癖をつけましょう。

まとめ

早くまとめて公開することを目標としたため、話がいろんな方向に広がっている点は申し訳ありません。

私自身はThreadsとnoteを組み合わせた収益化の情報商材の販売自体に反対しているわけではありません

ですが、

  • noteのセルフバッグやポイ活の記事自体に違反行為が多くみられること

  • 情報商材として取り扱いを禁止されているサイトの記載があること

  • ポイントサイトの広告利用に関しては無料で十分に情報発信している人がいること

  • 景品表示法などの法的観点から問題のある表現が見受けられること

  • ポイ活で毎月万単位の収入を長期間得続けることが非常に厳しいこと

から怒りを覚えて注意喚起のためにこちらの記事を書きあげました。

私自身も専業主婦で少しでも収入を増やしたい気持ちはありますので、簡単にできるのなら…と有料noteを手を取る方の気持ちも、少しでも収益になったらと有料noteを販売する方の気持ちもわかります。
セルフバックやポイ活に触れた収益化noteで救われた方も中にはいらっしゃるでしょう。

ですが長年ポイ活発信に携わっていた身としては、セルフバックやポイ活に関する有料のnoteで双方がWin-Winになる内容を提供することは、規約面などから厳しいと断言できます。

また、ここ数ヶ月は稼げていたとしてもポイントサイトの広告(案件)利用だけで万単位を純利益で出し続けることがいかに難解かはポイ活歴20年以上の私がよく体感しています。このあたりの話もまた別の機会にできたらいいのですが…。

最後に…

長文にもかかわらず、ここまでお読みくださりありがとうございます。

こちらを書き上げるにあたり、各種規約などを私自身も確認いたしましたが、認識が違っている点があればご教授ください。
随時加筆修正いたします。

Threadsで「収益化に関する有料noteを買ったらセルフバックとポイ活だった」というものを見かけて憶測で書いた内容ですので、Threadsで話題になっていた有料noteの内容と齟齬があるかもしれません。

もし、話題になった有料noteを購入された方がいましたら、差支えのない範囲で感想を頂けますと幸いです。
ThreadsやXなど別媒体でのシェアと感想も歓迎いたします。

繰り返しますが、有料noteでのセルフバックとポイ活紹介の手法に引っかかっただけであり、セルフバックとポイ活自体を否定する気は全くありません。
どちらも登録した方がお得な体験をできるよう切に願っています。
また、情報商材そのものも否定するつもりはありませんのでその点はご理解ください。

#ポイ活 #セルフバック #収益化

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