エッセイ「白虎隊~敗れざる者たち」ドラマを観て…
数年前、俳優の北大路欣也さん主演による、テレビ東京の新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」が放送された。
北大路さんの演技はは圧巻だ。時代劇が大好きな私は、録画してでも観ている。
北大路で最多となる9度目の主演。会津の若き隊士たちが自決した「白虎隊」に象徴される会津の人々の物語を、会津藩家老・西郷頼母(さいごう・たのも)の家族を中心に描く。
https://mantan-web.jp/article/20121230dog00m200063000c.html
北大路欣也さん演じるドラマ 白虎隊
西郷頼母(さいごう たのも)会津藩
藩主「願わくば会津の土となり草となり
会津の行く末を見守りたい」
頼母と息子の会話
頼母「天気を変える事は出来ないが
雨上がりを待つ事は出来る」
息子「母上も申しておりました」
頼母「う-む?」
息子「雨の日は庭の草木が勢いづく
晴れの日は洗濯物が良く乾く」
頼母「そうじゃ」
「あれを、ああして こうすれば きっとこうなる。
あれこれ想いを巡らせば 楽しみが膨らんでくる。
今、苦しくても心に楽しみの種があれば
人はどこでも生きていけるんじゃ! わかるな」
息子「ハイ!」
頼母「会津がダメなら仙台がある。
仙台もダメなら津軽へ行けば良い」
「もうすぐ冬が来て雪になる。
官(軍)は寒さに弱い
・・・・滑る ・・そうなればこっちのものだ・・・
「お前はまだ若い。いくらでも踏ん張れる。
心に楽しみの種をいっぱい植えておけ!
いつかきっと 花が咲く」
(注)・・・は失念しました。
会津の人達の人間性も見事に描かれていて、見終わったあとも余韻に浸った。
時代は過ぎても、変わらない人間の生き方を教えてくれたようで感銘を受けた作品。
物語はエンターテインメント。
日常の喧騒を離れ、異次元にタイムスリップし、こうしたドラマを観て
「よし、明日もガンバロウ」
そんな気持ちにしてくれる。
それが「エンターテインメント」なのだから…。
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