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DropTap Ver.4の新機能

この記事ではDropTapのVer.4で追加された機能をご紹介します。

より高機能なDropTap Proは別の記事にまとめています。
この記事で紹介する各機能ははDropTap Proでも使えます。


ボードの管理機能

フォルダ分け

コミュニケーションボード、スケジュールボードをフォルダに分けて管理できるようになりました。

ボード検索

タブの切り替えで「すべて」を選ぶと検索ボックスが現れ、ボード名で検索することもできます。

センテンスボード

編集ボタン

センテンスボードに編集ボタンを追加しました。
ドラッグ&ドロップで並び替えができます。

編集ボタンを押す前
編集ボタンを押した後(並び替えと個別の削除ができます)

設定項目の追加

設定項目も拡充しました。

「読み上げボタンの動作」には2つのモードがあります。

  • シンボルを順に再生

  • 全体を結合し、1つの文章として再生

通常はセンテンスボード内に貯めたシンボルを1つずつ読み上げていきますが、「全体を結合し・・・」にすると、一つの文章として滑らかに発声するようになります。

文字チップのようなシンボルを使い、コミュニケーションをとりたい方を想定して実装した機能です。

上の画像ですと、通常は「お」「は」「よ」「う」と切れ切れに読み上げますが、設定を変えることで「おはよう」と滑らかに読ませることができます。

リンクの戻るボタン

これまで、リンク機能でボード間を移動できるようにした場合、元のボードに戻るためのシンボルも個別に設定する必要がありました。
Ver.4では自動で戻るボタンが表示されるので、個別に戻るためのシンボルを設定する手間が省けます。

設定でオフにすることもできます。

中国語対応

機械翻訳ですが、シンボルライブラリに中国語(簡体字)を追加しました。

読み上げ音声も中国語の音声を選べるようになっています。

スケジュールボード

縦書き

スケジュールボードが縦書き表示できるようになりました。

サイズ

編集時に選択できるサイズの種類が増えました。

シンボルの「履歴から貼り付け」

編集時のコピー機能を強化しました。
シンボルを複数コピーしたい時、これまでは

コピー → 貼り付け → コピー → 貼り付け

というように、コピーと貼り付けをくり返す必要がありました。

新しいバージョンでは、コピーを続けるとシンボルを記憶してくれるようになります。

コピー → コピー → 貼り付け → 貼り付け

という流れでの操作が可能となりました。

「履歴から貼り付け」の操作画面

貼り付ける時に、通常の「貼り付け」と「履歴から貼り付け」を選べるので、用途によって使い分けてください。
(通常の「貼り付け」とは、直近のコピーを貼り付ける動作です。)

テキストシンボルの編集画面

文字(テキスト)でシンボルを作成する画面をリニューアルしました。
使用できるフォントも

  • 角ゴシック

  • UDゴシック

  • 丸ゴシック

  • 明朝

と整理しなおしています。

オートスキャンの「オフ」

外部スイッチの設定で、「再生後のカーソル位置」に「オフ」という項目を追加しました。



関連資料

『DropTap』『DropTap Pro』はNPO法人ドロップレット・プロジェクトと一緒に開発したiPadアプリです。

ドロップレット・プロジェクト アプリサポートのページでは、操作の様子を動画で解説しています。

YouTubeチャンネルはこちら

DropTapについてのnote記事はマガジン形式にまとめています。


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