こどもの要求に答えるべきか、リミットを設けるべきか
3女の保育園へ朝送って行った時に、他の子が登園してきた。
保育園はビルにあるので、エレベーターで上がる。
男の子のお母さんが、先にエレベーターから降りて、さぁ早くと言ったら、男の子(3歳)が
『パン屋さん行くー。パン屋さん行くのー』
と泣き叫んで降りてこない。
しょうがないので、男の子のお母さんは、
『ちょっとだけだよ』
と言って、再びエレベーターに乗って降りて行ってしまった。
多分、子供の要求に答えてあげたのかもしれない。
(パン屋さんは保育園のビルの2つ隣にある)
この状況を見て、私ならどうする?と悩んでしまった。
3歳だと嫌々期。
泣き叫ばれるぐらいなら、要求に答えた方が早い。
けれど、仕事へ行く時間や要求に答えられない場合もあると思うと、リミットを設けて行かないように子供の気持ちを共感する方法を取りたい。
となると、
まずは、自分の中で行かないと決める。
なぜ行きたいのかを、共感しながら話を聞く。
自分の気持ちをアイメッセージで伝える。
パン屋さんに行くと、お母さんお仕事へ行く時間が遅くなってしまって、会社に遅れるの。そうするとお仕事の人に怒られて、ママ悲しくなるの。
それでも嫌々。行くのーとなれば話を聞く。
行けないを伝える。で対応したいと思った。
この状況から、私は子供の行動は時と場合を考えないワガママな行為と捉えてしまっていた。
ワガママは言うべきではない。
そもそもパン屋さんに行きたいはわがままなのか?
シチュエーションが違ったら、きっと行っている。
それを、わがまま言わないと叱られたら、子どもにとっては、パン屋に行きたいと言うことがわがままなのか?となってしまうのではないか。
そうすると、自分のやりたい、行きたい、気持ちを言っても無駄なんだと思うようになってしまう。
私も、幼少期わがまま言わない。と言われたことがある。そのせいで、自分のやりたい、欲しいが素直に言えなくなってしまい、我慢するようになった。
この場合でいくと、朝の保育園に行く前の時間に、パン屋さんへいくことができないだけ。
もしくは、会社に行く時間が迫っている朝の日にとなるだろう。
普段のお散歩の時は行ってもいい。
子供には理解できないだろう。どうしてとなる。
ましてや、今までに行く日もあったなら尚更。
だからそこを言葉で説明して、お互いが納得のいく解決策を取らなければ、子供が誤解をしてしまうかもしれないなぁと気付きました。