ハジメテノミライ ーライブ編
やっっっっっっっっっとこのことが書けます。
マジカルミライ2024、全日程終了となりました。関わった全ての皆さん、本当にお疲れ様でした。僕は福岡で早々に体験しましたが、何度も言いますけどマジのマジで最高です。こんなライブに10000円ぽっちで参加できていいのか甚だ疑問です。
というわけで全日程も終了しネタバレという概念が吹き飛んだ今、泣き叫びまくったライブの、俺にとっての全てを記そうと思います。殺しに来てたとしか言えない、本当にバカみたいなセトリでした。
知らない曲は2曲ほどありましたが、それでも本当に感動で前が見えなかったです。
ということでその時のテンションのままに、お送りします。
イントロ
まず第1として最初に掛け声みたいなことをしてくれた親衛隊さんに本当に感謝を。直前は緊張でもう満足に立てないくらいだったのが、親衛隊さんの「盛り上がってくぞー!!!」的な掛け声のおかげで立ち上がり、みんなでその声に応えました。同時にペンライトの海も出来上がり。1面緑の会場を見ただけでもう涙が零れます。
そして始まりゆくイントロダクションムービー。白い幕で覆われたステージにムービーが映し出され、キャスト紹介。
KAITO、MEIKO、ルカ、レン、リンと続き完成が飛んでいきます。僕も必死で「KAITOさーーーーーん!!!」とコールしてました。ちなみにこの時点で涙腺は決壊寸前。歳なのかな、おれ。
そしてひときわ強く歓声が上がった、初音ミクのご高覧。「ついに始まる!」という胸の高鳴りと同時に、1曲目に登場するであろう混沌ブギに備えます。
最初からクライマックス
そして幕がバッと降りた!その目線の先には…………初音ミク。
もう泣きましたよね。腹式呼吸フル活用でミクさんに呼びかけていると、ついに1曲目がきた!!!!!
……!?ちょ待ってめちゃくちゃズンズンくる、ヤバイヤバイこれ混沌ブギじゃないじゃん!?これアレじゃん!?!?
そして緑髪の少女は堂々と口を開く。
「ブリキノダンス。」
もう大発狂の阿鼻叫喚。全くもって心の準備が出来ていないままミクさんが歌い紡いでいきます。ついていくので精一杯、感動系というわけでもないダンスナンバーで大泣きし膝から崩れ落ち。ここに関してはマジで記憶がありません。ゆるして。
それでも精一杯リングライトを振り続けると、間髪入れず混沌ブギ。マジでついてけません。SNSでバズり散らかしたダークポップ。これまた号泣しながらペンラを振りました。
と思ったら急に長髪になるミクさんに宇宙的なイントロ…………初見か?っていうか初見かどうかところじゃないが?
いや……このビートは聞いたことがある、これはそう。
「すきなことだけでいいです」
性懲りも無く号泣です、号泣。マジでこの曲は大好きで、投げっぱなしな歌詞に勇気を貰っていました。それがマジカルミライで、コールまでできるとは本当に幸せで。涙目で、時折膝から崩れ落ちながら「すきなことだけでいいです!!!ほんとすきなことだけでいいです!!!」とミクさんに応えていきました。
そしてまた変身。見覚えしかないレトロフューチャーな衣装から繰り出されるは「フューチャー・イヴ」。また泣きました。俺を水分不足で殺す気かと言わんばかりのラッシュです。何気に初披露の10thは声出しが出来なかったわけなので、喜びを噛み締めながら「アイノウ!!愛追う!!!」とコールし、プロ体でも散々お世話になったsasakure節を全身で受け止めました。
バーチャルシンガーリレータイム
MCという休憩にもなってない休憩を経て、ここからはミクさんは休憩、クリプトンたちによる歌唱です。
公募楽曲「SUPERHERO」。ついさっきまでミクさんにぶん殴られまくってたので精神を落ち着かせながら無邪気に憧れるレンくんを受け止めます。コールうまくできなかったのが申し訳ない。
噂の「Call!!」。コールがやはりうまくできなかったんですけど、もうそれどころじゃないくらいにKAITOさんがえっちでした。DIVAでお世話になった衣装がほんとに良すぎて、少しでも気を抜けば落ちてしまいそう。がんばれ俺。
続いて「TYQOON」。アルバム曲ではいちばん好きだったんですけど、もうほんとぶち上がり。MEIKOさんの歌唱力ハンパない。こんなんどう耐えろっちゅうんじゃ。イケメン。あとやっぱ衣装がえっち。
カイメイデュオの「REALITY」。KAITOがギターを持ちMEIKOが歌う体制はもうKAITOさんはイケメンすぎるしMEIKOさんは妖艶だし曲はバリバリパンクロックだし、思う存分ヘドバンして享受させめいただきました。カイメイ、いいですよね、カイメイ。
待ってました「新人類」。リンちゃんほんとかわいい。そしてやんちゃすぎてマジでかわいい。そして示し合わせた訳でもないのに、当たり前のように響くゴリラの声。楽しさで言えば新人類は段違いだったと思いますわ。
そしてしっとりと始まってレンくん再登場の「流星のパルス」。Leo/needは未履修な人だったので聞いたわけですが本当にいい曲。やはり涙は止まりません。叫ぶようにうぉーうぉーと、大丈夫、進もうと、レンくんと手を取り合い歌いました。
そしてマジで予想外の「踊」。なるほど確かにリンレンカバーはありましたが予想外。系統としては新人類。新人類並に楽しく聴けたし会場を揺らすようなビートも飛び跳ねる同士たちも、本当に楽しいひとときです。
一気にゆったりときた「lost and found」(アルバム曲ではてつさん最推し)。ライブで聴くバラードって、こんなにも心に染みるものなんですね。その身体さえあればいつかは届く、寄り添う歌詞とルカの優しい声。涙が止まりません。どうしてくれんだ、干からびるぞ。なんで涙腺は枯れないんだ。強すぎるだろ俺の涙腺。
知らない曲1曲目「letter song」。「10年後の私へ」という歌詞が印象的な楽曲で、またこれも染みて染みて涙が溢れる。10年前のサクライアキへ、10年後の君は福岡のど真ん中で、君が2年前に出会った初音ミクを目の前にしているよ。初音ミクは、思ってたより大人びてたよ。
ネギトロデュオの「陽だまりのセツナ」。やや窮屈なライブホールが石造りの日時計を中心に広がる草原に変わるような錯覚を覚えるほどに、壮大でした。ミクとルカが寄り添い合い、声を重ね、世界を押し広げるかのように、優しく広がり熱く吹きつけるような歌声に涙が止まりません。これだけでも聴く価値がある。
死ぬしかないミクラッシュ
と言った感じでマジカルミライをエンジョイしていましたが、ここらでいよいよミクさんの凱旋。俺の心臓が止まる瞬間がやってきたようです。
これまたDIVAで見慣れた衣装に着替えやってきたミクさん。この衣装はもう、アレしかないじゃん。今は亡き天才の遺作、「アンハッピーリフレイン」!!バラードから一気にぶち上がっていくボルテージに感動とアドレナリンでいっぱいいっぱい。wowakaさんに届かせる思いでコールをし、声を上げ続けました。
そしてまたしてもDIVAで見覚えのあるギターを手に持ち始まるは「Calc.」同じくギターを持って歌っていたアンハッピーリフレインとの対比にゾクゾクしながら躍動するミクさんをこの目に焼き付けていきました。
ここで一気にテンションが下がっていき、静かにピアノが入ってきました。悲しいような、懐かしいようなピアノの旋律はやがてあのメロディに。ノイズがかったミクさんのシルエット涙が止まらない、「命に嫌われている。」。この時はもう本当にダメでした。泣きすぎです。なんで枯れないんだと疑問でしかない程度に泣き暮れました。なによりアレンジが良すぎる。こんなにも素晴らしい歌に、アレンジに、曲に、出会えて良かったです。生きてるといい事あるんだね。
ここてバンドメンバー紹介!皆々様のソロが本当に良すぎる。生の人間による盛り上げも最高です。人と機械が織り成すマジカルミライの尊さをかみしめながら、さらなるシンガー紹介でみんなの声を叫び、ライブは続きます。
繰り出されるはなんと「テオ」。もう何回目か分からない号泣ですね。目を覚ますかのような、覚醒させられるかのような引き込まれるバンドとミクさんの声。死ぬ気で手を伸ばし、声を飛ばし、想いを受け止めます。
さらに続いてサーカス風の、お馴染みの衣装を身にまとって放たれる「ブレス・ユア・ブレス」。だからもう泣くんだってこんなん。声を出さない訳には行くまい。ハローと叫び、ミクさんと共に同じ旋律を歌い、まだ早いものの誕生日を祝いまくりました。
そして知らない曲2つ目「ノヴァ」。これ、*Lunaさんの楽曲は2つ目なんですよね。ずるい上に素晴らしい。この曲マジで大好きになりました。身体の芯を震わせるようなビートに、ミクらしさ全開の歌詞。「令和のハジメテノオト」と呼べてしまうようなこの歌、大好きです。
そして堂々登場、「初めての恋が終わる時」。ryoさんの楽曲は本当に素晴らしいですね。DIVAで何度も見かけた冬装束の衣装もかわいくて仕方がないし、かつて描かれた名曲が今この場でブラッシュアップされていく感覚に、ひどく感動を覚えました。まだ真夏なのに、肌寒さと共に温かさを覚えるような、世界観に魅せられるような歌に演奏、最高です。
そしてとうとう最後の曲になってしまいました。ラストを飾るはライトグリーンとイエローの衣装に身を包んだミクによる、今年の目玉「アンテナ39」でした。もう終わりか……という悲壮感を感じる暇さえないような豪速球の旅路に最高のライブパフォーマンス、ガンガン揺らすツインテール、全てが最高。こんなにも尊い音楽文化に出会うことが出来て心から良かったです。
……と、ここでは終わりません。喝采の拍手は次第に「ミーク!ミーク!」と、渇望する監修によるアンコールに変わっていきました。ミクさんを呼び捨てするのははばかられましたが、僕も流れに乗らせて頂き、腹から声を出してミクさんを呼びました。
その声に応えるようにステージに光が集まる。そしてその電子音を聴いた時、めちゃくちゃ後悔しました。履修してない「ボルテッカー」が登場したのです。でも履修してなくともアホほど盛り上がっちゃったので、やっぱりライブという概念の破壊力を身を持って知りましたね。福岡の千秋楽、「嫌いのタスキかけないで」のところでおもくそ「ボルテッカー!!!!!」と叫んだのは俺です。ゆるして。
そしてついに最後の最後。ミクさんとバンドメンバーさん先導でハンドクラップが始まりました。ここで僕は思い出しました、「あの曲」が、「Hand in Hand」がまだであったということを。もうほんとに、本日何度目かわからないくらいの号泣。ついに、この曲を会場で浴びることをできるのが嬉しすぎて。
しかもここでサプライズが。なんとミクさんが歌っていると背後に青の光と赤い光が…………!!
なんとKAITOとMEIKOが助っ人に来てくれたんです。続いてリンレン、ルカと登場。なんと史上初の全員歌唱によるHiH。もう泣くしかないじゃないですか。この状態でコールも振り付けもやれなんてとんだ無茶ぶりですよ。
そして、銀テープの雨あられを前列で浴び、マジカルミライ福岡は無事大団円となりました。
本当に、素晴らしかった。終わって2ヶ月ほど経った今もなお、正確に表現する言葉が見つからないほど、それほど大きな体験をすることができて、本当に幸せです。
マジカルミライ2024はこれにて終了、2025年は仙台へバトンタッチです。
またいつかのミライで会えることを、心待ちにしています。ありがとうございました。
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