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日々を編む(6)
20220926(月)
朝から大変機嫌が悪い。昨日はなかなか眠れなかったのと、いつも通りの時間にアラームをセットしたままだったので早く目が覚め、蒲団の中でぐずぐずしていた。つまり寝不足が不機嫌の一端なのは間違いがない。早く起きる気が無い日はアラームの設定を少し遅めに変更しておくこと。やや頭痛がある、首が凝っているかもしれない。周囲の人に不機嫌をふりまくのは大人げないしみっともないので、せめてフラットな状態に持っていこうと努める。
お昼前、他の人の「俺は今不機嫌です」攻撃を一身に浴びる。当人にも、面倒なことになると分かっていて私に話を振らせた上司にも腹が立つが、ここで自分から殴り掛かったら負けである。殴られたら言い返す言葉を脳内厳選しつつ、努めてのらりくらりとする。
昼食は朝から食べたかったカレー、辛くて甘くて酸っぱくて辛いグリーンカレー。なすとインディカ米が大変よい。辛い物を美味しく食べられるようになって本当に嬉しい。後半からは舌が痛くてどうにもならなくなるが、いつもの倍の時間をかけて食べきった。ごちそうさまでした。
帰宅中のスーパーにて、お惣菜を選ぶ母子。ご飯は炊いてあると母親が言っているのに、中学生らしき男児が焼きそばを果敢にプレゼンしている。食べ盛りらしくて微笑ましい。
「あるノルウェーの大工の日記」が面白い。淡々としていて、奇をてらわないのに飽きさせない。誰かが「文章の特徴を無くしてそぎ落としていくと最後には個性というしかないものが残る」という旨のことを書いていたけれど、それに近いものを感じる。一人の社会人として、この人のように自立していられるようになりたい。