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【城たび】山中城③「真の障子堀とうなぎ」2024.8.15

「18きっぷを使って夏を楽しむ旅」の2回目。山中城の旅がもう少し続きます。
前回の様子はこちら。

さすが100名城、見ごたえがある山中城。バス停の方に戻ったら、まだ40分ほど時間がありました。反対側の岱埼出丸(だいさきでまる)も探索してみます。三島市のパンフレットからスクショ、奥に長~細い。

箱根旧街道に沿った尾根沿いにつくられたか

御馬場曲輪のあたり、かなりの広さ。そして歩いていてわかったのだけれど、奥に進むにつれて、結構高低差を感じる。 

御馬場曲輪


これは、御馬場曲輪と休憩所の間の堀。割と深い。

奥の方はかなりの壁

それから、この休憩所のあたりにも曲輪をつくるつもりだったみたい。工事途中で戦が始まってしまったようす。

銭湯開始で構築断念

さらに奥へと進むと岱崎出丸、そしてすり鉢曲輪が。

奥へ奥へ
写真ではわかりにくいか、すり鉢状にへこんでいる

すり鉢曲輪、なんだこれ?と思う形状。そして、出丸の先端には見張台も。

この看板の奥からは人が登ってこれない形状

すり鉢の向こう側に渡ったところからの眺め、すばらしい。三原や沼津のほうまで丸見え。そして、ここにも障子堀!!

海も見える
これぞ、障子堀!!

これよ、これ。草がいい感じに刈られて、エッジがたった障子堀。そしてここにも、ハシゴが複数。あとで知ったのだけど、この草のない状態の堀って登れないらしい。ないと困るハシゴだったのだね。
すばらしい眺めから障子堀まで、ぐるりと動画を撮ってみました(Youtubeに飛びます)。

残り時間の散策だったけど、すごい満足。思ってた障子堀にも出会えたし。最後に少しだけ、箱根旧街道の石だたみを覗いて、やってきたバスで三島に戻りました。バスの中はクーラーきいてて一気に汗がひく。常に33~34度だったから、そりゃ暑いわけだ。

木々の間の石だたみが美しい

お昼も回っていたので、バスを三嶋大社の近くで降りてみた。この日はお祭りの1日目で、市内に山車が回っているようす。山門の正面で、これから町に出ていくと思われる山車の上で、お囃子の演奏が行われていた。実は何度か来ている三島だけど、大社にお参りしたことはなかったので、よい機会。

山車の上で演奏中
お参りしていきましょう

大社の付近で何か食べようと思っていたけど、人手が多く、どこもいっぱい。結局駅の近くまで戻り、「うなぎの坂東」さんへ。

三島駅前、うなぎの坂東

飲み比べセットを頼む。白隠正宗(沼津市)、磯自慢(焼津市)、初亀(藤枝市)と、すべて静岡のお酒。おつまみに、しらすおろし。

グラスが全部違うのも、うれしいね
間違いない、しらす

うな重。暑さでやられた体にしみわたります。

うーーーーーん!


満足してお店を出ました。その帰り道はちょっと途中下車、熱海駅前温泉浴場でひとっぷろ。駅からすぐの源泉かけ流しの共同浴場です。

駅前温泉

設備は古いんだけど、しっかり掃除されている。浴槽は小さく、地元の方が来てる感じ。お湯はアッツアッツ。汗を流したところなのに、汗がでちゃうよ。でも、すごくさっぱりしました。これにて、2回目の18きっぷの旅は終了。

のこりは3日分

この旅で100名城スタンプが残り50城となり、ちょうど折り返しという記念にも。100名城、残り50。まだ半分、ある(笑)。


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