「明けましておめでとうございます」と言わないほうがいいとき
新年のご挨拶では、「明けましておめでとうございます。」と言いますよね。でも、この言葉を使わないほうがいい場合もあります。
それは、相手の方にご不幸があった場合です。
この場合の「不幸」とは、配偶者、親、兄弟など、身内を亡くすことです。身内を亡くすと、一年間は喪に服します。このとき、「おめでとうございます」という言葉はふさわしくありません。相手のことを気遣う文化、ですね。
昨年、義母は姉を亡くしました。新年のご挨拶として、私は義母に「明けましておめでとうございます。」と言うべきではありませんね。「今年もよろしくお願いいたします。」とだけ言いました。
でも、相手にご不幸があったかどうか、わからないこともありますよね。そんな時は「明けましておめでとうございます。」と言ってしまったとしても、相手の方は気を悪くすることはないでしょう。
相手の方にご不幸があったことを知っていたなら使わないほうがいい、くらいに覚えておけばいいと思います。