![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117627182/rectangle_large_type_2_2f88e4ec45b6afaec9b323f63f704c10.png?width=1200)
ヨシタケシンスケ展に行ってきました。
こんにちは。akiです。
先日、絵本作家のヨシタケシンスケさんの展示会に行ってきました。
オススメのヨシタケさんの本や、感じたこと、
展示会の様子などお伝えします。
ヨシタケシンスケさんを知ったきっかけ
ヨシタケシンスケさんは神奈川県出身で、イラストレーターおよび
絵本作家として活躍されています。
私が初めてヨシタケさんの作品を知ったのは、こちらの作品でした。
この本がとても話題になったことがあり、立ち読みしたのですが、
その時は、子供向けの本と思って、あまり興味をもてなかったのです。
オススメ本「にげてさがして」
そんな私が、こちらの本に出会ってから、
ヨシタケさんの大ファンになりました。
絵本なので、すぐに読み終えることができます。
でも、1つ1つの文が、とーっても深く考えさせられます。
この本の中でこんな言葉があります。
にげることは はずかしいことでも
わるいことでもない。
きみのあしは「やばいものからにげるため」についてるんだ。
もうひとつきみのあしにはやくめがある。
それは、「きみをまもってくれるひと」「きみをわかってくれるひと」をさがして、そのひとのところにいくため、だ。
ひどいひとからスイスイッとにげながら
だいじなひとを だいじななにかをさがしていこう
これを読んで、心がじんわり温かくなったし、
勇気づけられた気がしました。
「足」の捉え方も秀逸です。
ヨシタケさんの子供から、大人まで、共感できる
深い感性が大好きです。
また、世間であたかも常識・当たり前になっていることに
ちょっと釘をさしてくれるところも大好きです。
「逃げる」ことについて、世間では
最後まであきらめていはいけない
逃げたら終わり
逃げたら負けだ
こういったネガティブな捉え方が
ずっと日本の社会には残っていると思います。
ここ数年になって、少しずつ
逃げることのポジティブな側面が言われるようになって
辛かったら逃げてもいいんだよ
嫌な場所から逃げるのは当たり前
という言葉も見かけるようになりました。
時代と共に考え方、物の見方って変わってくるんですね。
*
私は長続きするのが苦手なタイプで
嫌になったらすぐ逃げていました。
逃げていることについて怒られたり、責められたりしたことは
何度もあり、罪悪感を感じていました。
ものすごく悪いことをしたような感覚でした。
でも、大人になって
嫌なことが続けられないのは当たり前だし
逃げていいよね。
逃げて、自分が楽になったり、幸せになる方が大事でしょと
思うようになりました。
だから、この絵本に
本当に共感したし
ヨシタケさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ぜひ一度、本屋さんで見てみてください。
心がふっと軽くなるかもしれません。
展示会の様子
新潟会場に行きました。新潟駅周辺から10分ほどでした。
駅周辺は工事中らしく、ちょっとごちゃごちゃしていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1694994810125-foFPfIpFpG.jpg?width=1200)
会場に到着。受付に行くと
さっそくヨシタケワールドがちらり。
![](https://assets.st-note.com/img/1694994942742-XDvqiND2xz.jpg?width=1200)
チケットを購入して、早速、展示室へ。
展示室は、大人から子供まで楽しめるしかけがたくさんありました。
写真もほとんど撮影OK。どんどん撮影することができて嬉しかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1694995132051-L7YuFl57m9.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1694995151387-FTBW4NJyT8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1695678169565-YvIcaE249M.jpg?width=1200)
この他にも、ちょっとしたアトラクションや
かわいい展示がたくさんありました。
本当に大満足な展示会でした。
気になった絵本もたくさんあったので
またいろいろ読んで、笑ったり、感動したりしたいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695976634308-HC8ekCengL.jpg?width=1200)