【シンガポール 14日間ホテル軟禁日記】#08_全力の油を受け止める3食篇
2020年8月17日、シンガポールに5ヶ月ぶりに入国。
入国後14日間はシンガポール政府指定ホテルでの滞在が義務付けられている。その14日間+前後数日で、起きたこと、思ったこと、考えたことの記録。
※誤った情報が含まれる可能性、個人の思い込みや考えが多分に含まれていることはご容赦ください。
【Day 1~5】~食事は朝から晩までガンガンのスタイル
現在、滞在6日目の昼過ぎ。
1日目の夜から今日のの昼食まで、合計で15食を提供していただいたことになりますので、今回は食事について書きたいと思います。
■チャイムが鳴ると、外にご飯が置かれている
朝昼晩、決まった時間にドアの横の机みたいなものの上に置かれ、置かれるとチャイムが鳴ります。(バイキン扱いの僕らとはスタッフも接触しないようにしてるので)
チャイム鳴ってからまあまあすぐにドアを開けてもスタッフの姿は見えませんでした。(どうやってんだ笑)
ドアの横の机はこんな感じ。すべての部屋の脇に置かれてます。
最初の食事は1日目の夜。チェックインしてから間も無く、20時半ごろに夕飯が配布されまた。
ご飯に混ざる赤いものは玄米。ご飯の右に乗ってるのは水餃子的なもの。これに生野菜のサラダ・デザート・ジュースがつく。
↓サラダ
味は、食べられないほど不味いわけではないし、ずっと部屋にいる生活の中で「食事の時間ですよー」と言われれば、1日3回のイベントとして、それなりの楽しみにはなる。
ただ、「あ、ご飯きたなー」と思って、ドア開けてピックアップして部屋に運んでる瞬間が、いちばん美味しい。蓋を開けて食べ進めるごとにベネフィットは逓減する。そういう意味では二郎系ラーメンといっしょかも。
2日目の朝食はこれ。
昼食と夕飯↓
Day3の朝からDay5の夜まで、計9食を並べてみた。
(上から下に Day3→4→5 / 左から右に朝→昼→晩)
■全力投球の中に感じる企画性
写真を見ていただくと、朝から夜まで全力の油を投入してきてるのはお分かりいただけると思いますが、なんとなくコンセプトというか、企画の狙いを感じる瞬間もあります。
Day3(最上部)は、朝・昼となんとなく洋食の空気感を感じつつ、夜は和食テイスト。
Day4(最下部)はマレー系チャイニーズの雰囲気。ただ変化球的に、ランチに焼き魚を起用。(そして本当に美味しくない)
Day 5は朝のウエスタン、昼夜のドライヌードル(焼きそば)のヘビー級コンボ。ランチの麺が本当に美味しくなくてびっくりしましたが、夜は数倍美味しくなってて、もっとびっくりしました。
■このケータリング会社の得手・不得手
計13食を食べてみて、このケータリング会社の得意料理と苦手料理も、なんとなく見えてきました。
・普通に食べられる→ビーフン、米(パラパラ系)
・若干変な味するけど、まあ食べられる→カレー系、豆料理、揚げ物
・しんどい→やきそば、野菜、点心、卵料理
・勘弁してほしい→和食
提供される食事に頼らずともGrabFood, Deliveroo, Foodpandaといったデリバリーサービスを使うことは許可されてはいます。
ただ、 Day4の「焼きそば急成長」みたいなことが起きたりもするので、もう少し味の変化や進化をウォッチしたいと思います。
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