疾風怒濤!!メタルガルルモンX抗体
どうも米所のアキことメタルガルルモンX抗体はいいぞおじさんです。メタルガルルモンX抗体はいいぞ。突然ですがみなさんデジカで遊んでいて一度はメタガルXで勝ちたい衝動に駆られたことがあるはずです。……そうですよねありますよね!!!!この記事はそんなテイマーさんに読んで頂きたくて書きました!ぜひ最後までご覧ください!!!
1.メタガルXの現状
「そういえばアポカリ環境では結構いたけど最近めっきり見なくなったな…。」でお馴染みメタガルXですが、環境で見なくなった理由を個人的に考えてみました。
理由1
主要パーツの制限
見てくださいこの制限カードリスト!!何と3/5がメタガルXのパーツなのです!!正直プカモンとガルルXは制限かかると思っていたので覚悟はしていたのですが、ガブXまでぶちこまれるとは思わなかったです。ガブXの制限が本当に大きくて当時の動きをリペアすることはほぼ不可能になりました。カエシテ…カェ……シテ…カエ……ゼ…
理由2
除去耐性を持ったカードの増加
メタガルXの強みである攻撃時に相手デジモンを除去する効果ですが、その効果を受けない、もしくはパーティションで疑似的な回避を行うデッキが数多く台頭してきました。強みが刺さらないと勝てなくなるのは必然です。
理由3
ACEの増加
メタガルXの強みであるアクティブによる連続攻撃もACE環境では通用しません。ワーガルルモンで攻撃しようものならブラスト進化で返り討ちに会いそのまま負けてしまいます。理由2と同様に強みを活かせないのがしんどいですね。ワンショットさせろ!!!
理由4
メタガルX生きて帰ってこない問題
最悪ワンショットできなくても相手の盤面空にしたらまあ勝てたんです、半年前くらい前なら。でも最近は無から動くデッキも多く、メタガルXがバトルエリアに残ったままターンが帰ってくるということがほぼ無くなりました。カードパワーのインフレについていけないのです。悲しいけど仕方ない。
とまあ制限という特殊な理由もあれどカードパワーのインフレという自然な形で淘汰されてきました。だって他のデッキの方が強いもん。だがしかし!!メタガルXはいいぞおじさんことこの男!!!諦めが悪い上に推しであるメタガルXと勝つことに最上級の喜びを感じるオタクなのである!!!!!
2.じゃあどうやって勝つんだよ!!!!
愛だけで勝てたら苦労はないです。何とかして勝てる方法を探さなければとアレコレ考えていました。そこで「勝てなくなった理由を一つ一つクリアしていけば良いのでは?」というごく単純な考えを元に新たな構築を探し始めました。
つまり…
1.制限カードに依存しない
2.除去が完璧にできなかったとしてもゲームに勝てる
3.メタガルやメタガルXで攻撃を始める展開でゲームメイクができる
4.メタガルXに除去耐性をつける
この条件を満たせるメタガルXのデッキというのが構築のゴールとなりました。
目標の設定ができたらあとは実現可能なカードをかき集めるだけです。とはいってもそんな都合の良いカードがあるわけ…
いました。BT17シークレット・クライシスで収録されたオメガモンデッキのカード達。何とオメガモンのジョグレス条件は「グレイモン/ガルルモンを含むLv6」、奇跡の究極騎士のディレイ条件も「グレイモン/ガルルモンを含むLv6がバトル以外でバトルエリアを離れる時」と名称指定に若干の幅があるのです。
つまり!!!メタガルXもその効果範囲内!!!!!やったー!!!!!!(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)(✌'ω' ✌)
恥ずかしい話なのですが、オメガモンはウォグレとメタガルでしか生まれないという固定観念があり、カードの効果も全てがウォグレとメタガルの名称指定だと思いこんでいました。ですがよくよく読んでみたらグレイモンかガルルモンなら何でもいいとのこと、神か??????無限の進化の可能性を示してくれたBANDAIに感謝…。
これを活かさない手はないということでオメガモンギミックを搭載したメタガルXの研究が始まりました。仮組から実戦練習を経て一先ず落ち着いた構築にたどり着くことができたので、以降デッキリストと解説に移ります!!!
3.デッキリストと採用カードの解説
コンセプトは「最強のメタガルXを作ろう」です。主なプランは2つ
①メタガルによる連続攻撃でセキュリティを4枚割り、オメガモンACEでフィニッシュを狙うワンショット
②自前のバトル耐性と奇跡の究極騎士による耐性で擬似的な完全耐性を作り、そのままターンを返せばアクティブ時の低Lv全バウンス、除去するならオメガモンACEで逆に除去をするという2択を押し付ける
と攻めも受けも強く出れるように構築しました。
以下採用カードの解説となります。
Lv2
ワニャモン(BT11)
ドローソースです。メタガルXとオメガの2つのギミックを合わせた都合上どうしても要求値や安定性に不安がある構築となってます。強引なドローでその辺を解決するために採用しました。
プカモン(BT14)
最強のデジタマです。メタガルXプランの出力を上げるために採用しています。ジャミング連パン気持ちいい!!!!!
Lv3
ガブモン(BT17)
ドローソース兼フィニッシャーです。ワンショットプランでは絶対必要なパーツなので4枚採用しています。ガブモン名称ってだけで偉い。そして可愛い。
ガブモン(BT15)
ドローソース最強ガブモン。ブロッカー付与も偉くて、メタガル(BT15)にワープ進化した時に守りの要となってくれます。進化元効果のドローも超優秀。そして可愛い。
ガブモン(BT5)
サーチ最強ガブモン。奇跡の究極騎士やスクランブルで使い回したいカードになります。枠の都合でガルル名称のカードもオメガモンも枚数がギリギリなのでこのガブモンが担う役割はとても大きいです。どっちも拾えるの偉すぎ。そして可愛い。
ガブモンX抗体(BT9)
頼れるLv3X抗体。役割はBT5ガブモンと同様のサーチです。育成で考えなしにガブモンに乗せるとメタガルワープ進化出来なくなるから注意!!
ガブモンの枚数確保のため2枚のみ採用。
Lv4
ガルルモン(BT15)
デッキコンセプト上太一&ヤマトのプレイは必須なのでその動きをサポートするために採用。進化して殴って消滅したら奇跡の究極騎士で進化元のガブモンを使い回す上振れムーブもお忘れなく。Pガルルとの兼ね合いで3枚にしていますが、正直Pガルル抜いてこれ4でなんの問題もないです。
ガルルモン(P)
永続ドローが強すぎて1枚入れたくなっちゃったから採用してます。それだけ。PワーガルルモンのSA+1のために活躍する場面もあったり無かったりする。
ガルルモンX抗体(BT9)
デッキ圧縮しながらバトル耐性を付与する強カード。ただ、純メタガルXデッキとことなり原種とX抗体がセットで進化ラインに絡まりにくいため、原種を引き込むまで待つかさっさと進化させるかの選択が難しいです。制限ガルルXと合わせて4枚あれば引きたい時には手札にあるため3枚の採用です。
ガルルモンX抗体(EX)
最強です。ドロソ、耐性、メモリー確保全てできる激ヤバカード。お前は一生檻の中だ。最強なので1枚しか採用できません。
Lv5
ワーガルルモン(P)
ゲームスピードを格段に上げる強いカード。正直このカードを毎回引けたらオメガにならなくてもショットできるので採用しない理由がないです。制限のため1枚のみ。…早く新しい青のワーガルルモン出てくれないかなあ。
ワーガルルモン(ST2)
ジェネリックPワーガルルモン。パーティションや七大魔王など登場メインのデッキには刺さるかなって思って採用してます。まあこれ以外の選択肢がないってだけなんですけど。複数枚積む強みも特にないので1枚のみ採用です。
ワーガルルモン:サジタリウスモード(P)
思うようにガルルX挟めなかった時の保険とウッコを吹き飛ばすために採用しています。ワーガルから進化できてワーガルXの進化元になるため使い勝手のいいカードです。2枚採用でデッキの動きに安定感を与えてます。
ワーガルルモンX抗体(EX5)
アクティブ、トラッシュ回収、攻撃回数の追加と役割の多いカードです。進化元効果はオメガモンになっても発動できるので、足りない1打点をいつでも生み出してくれます。このデッキのリーサルプランに大きく関わるカードなので3枚採用して必ず引けるようにしています。
Lv6
メタルガルルモン(BT15)
ワープ進化のやつ。進化した時のロック性能は今の環境でも通用します。雑に投げてブラスト進化チラつかせるもよし、ワンショット決めるもよしととにかく投げればいい感じになるカードです。ワープ進化できるのもポイント高いです。複数回使うことを想定して2枚採用しています。
メタルガルルモン(ST16)
ACEのやつ。やっぱり進化コストちょろまかすのは強い。除去も強い。ウォーグレイモンとの相性も◎。ただ勝負を決める時以外に使うと負け筋になりかねないのが難点。試合を決める時にしか使わないので1枚で十分です。
メタルガルルモンX抗体(BT9)
魂の切り札。消滅時効果が強力な今の環境にバウンスが刺さるため積極的にプレイしたいカード。顔がいいから手札に抱えて眺めるのも良し。ただしメタガルから進化するとブラストジョグレスの択が消えるのだけ注意。
ウォーグレイモン(BT17)
オメガモンになるための相方。8000除去も意外と役立つし、ガブモンを条件無視で進化できるのももちろん強い。思ったより使い勝手の良いカードであること、デッキのサーチに何一つひっかからないことを考えて3枚採用しています。
Lv7
オメガモンACE
今のメタガルXを救う救世主。オメガモンのおかげで6打点作らなきゃいけなかったのが4打点で済むようになった。偉すぎ。除去性能は言わずもがなブロッカー持ってる点も偉い。なんせこのデッキのオメガはバトルで消滅しないのでね。
テイマー
八神太一&石田ヤマト(BT17)
色確保とメモリー管理、リーサル補助とこのデッキを支えるなくてはならないカード。登場、進化時の指定がないからガブモン登場でもメモリー確保できるの個人的にポイント高いです。並べば並ぶだけ強いので4枚採用です。
オプション
メンタル・トレーニング
ルーターその1。テイマー、オプション全てが大切なデッキなので回収対象の広いトレーニングを4枚採用しています。
ブルー・メモリーブースト‼︎
ルーターその2。足りない進化ラインを揃えるために使います。オメガやウォグレが捲れてしまうリスクもありますがこれはもう仕方ないです。枠の都合で2枚採用です。
奇跡の究極騎士
メタガルXに耐性を与える神カード。セキュリティから捲れたらテイマーをタダで出せるのも偉すぎる。使い勝手の良いカードですが、爆発的なアドを稼ぐカードではないこと、メインのリーサルプランに直接は関わらないことを踏まえて2枚採用です。欲を言えば3枚にしたい。
ブルー・スクランブル
突如現れた最強のオプション。順当進化のサポートをしながら除去後のケアまでできるめちゃくちゃ偉いカード。サポートの幅が広すぎる。制限カードを使いまわせるのも偉い。とにかくこのデッキの弱いところを補ってくれる。でもサーチの方が大事だから1枚だけの採用。強いんだけどね…。
高速プラグイン
対マグナ最終兵器。これ打つだけでセキュリティにオプションなきゃ勝ちになるの偉い。マグナが減ったら真っ先にスクランブルにする。
X抗体
攻撃時にメタガルXになることで相手のブラスト進化をケアできる有能カード。攻撃時に除去したい時が多々あるため採用。枠の都合で1枚。
4.デッキの強みと弱み
最後に改めてこのデッキの強みと弱みについて書き殴ります。
強み
・メタガルX特有の速さとオメガの受け性能、突破力が噛み合えばかなりの出力が出せる
・進化ラインが噛み合わなくてもワープ進化で誤魔化しが効く
・最強のメタガルXをつくれる
・メタガルXの顔が良い
弱み
・青のサーチでオメガやウォグレが沈むため安定感があるわけではない
・プレイの択が多く、最適なプレイには対面知識が必要
現状やりたい事ができれば強いけど手札が揃わずにやられるという事が多く、安定感の上昇が課題です。進化ライン揃えてドローできるようにしたいけど、そうするとオメガパーツが減ってオメガまで辿り着けなくなる…って感じです。枚数調整はこれからもどんどんしていく予定です。
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました。内容からもわかる通りまだまだ発展途上なデッキです。これからもっと構築とプレイ磨いて各対面の動き方や記事の内容を更新していくのでよろしければまた覗きに来てください!!
追記2024.5.28
記事を投稿して1ヶ月経ち、このデッキにも大きな変化があったので更新します。現在のリストはこちら!!!!!
新しく採用したカードについて触れていきます。
ガブモンX抗体(EX5)
このデッキの理想ムーブである最速ガルルモン→太一&ヤマトの成功率を上げること、ガルルパーツ確保で順当進化プランの安定感向上、バトル耐性付与の3つの役割を持つカードです。
順当進化プランでバトル耐性がない場面が多々ありしんどいと感じたので採用しました。
ガルルパーツ以外はデッキ下に叩き落としてしまうためプレイは慎重に行いましょう。
ウッコモン
全てのカードをサーチしたくて入れたら強すぎでビビった1枚。このデッキに足りなかった安定感を上げ、ラグ無しでガブモンを構えて、打点にすることでリーサルターンを縮めるというスーパーカード。なんでこれまで採用してなかったのが不思議でたまらない。
最強ルーターなので4枚採用です。
メタルガルルモンX抗体(EX5)
最近のアグロ環境に対抗するための1枚。デッキの性質上Lv6、7が手札に来やすいため、BT9のメタガルXよりも確実に除去が行えます。
2種のメタルガルルモンとも相性が良く、進化するだけで1ターンの延命が見込めるためかなり使い勝手の良い1枚だと感じています。
デッキの回し方
布教記事なのにデッキの回し方について書かれてないのに今更気付いたので書きます。
マリガン基準
先手であればウッコモン、ガブモン+トレーニングorメモリーブーストで2ターン目までのプランが確立するので3種あれば迷わすスタートで良いと思います。
後手であればガブモンと太一&ヤマトがあればスタートして良いと思います。
このデッキは太一&ヤマトに頼る部分が大きいため、初手に引き込めていたら余程悪くない限りはスタートで良いです。そのためガルルモンも必然的に初手に欲しくなります。
序盤の動き
序盤はとにかく太一&ヤマトを場に出すこと、必要パーツを集めることの2つを行います。
ウッコモンやトレーニングでパーツを探しながら、育成を育てます。相手が早期にLv6のデジモンを着地させるデッキであればオメガモンのカウンターを、育成を育てる時間があるのであればワーガルルモンを育成に構えるように動きましょう。
この時に、相手のデッキのリーサルターンを把握する事が重要となります。
また、序盤にできれば1-2枚相手のセキュリティを減らしておくことも重要です。相手のセキュリティが残り3枚であれば、メタガル(BT15)の2回攻撃+オメガ、メタガルACEとメタガルXorワーガルX+オメガとメタガルスタートでリーサルできるプランが取れるため、3枚まで隙を見て攻撃しましょう。
中盤
中盤はこちらのリーサルプランを決め、相手の攻撃をメタガルのロックやメタガルXの除去で裁きながらリーサルまでのパーツを集めます。ワーガルルモンを絡めたワンショットで決め切るか、ウォグレ+メタガルで盤面展開しながらオメガACEを構える受けプランをとるか選択しながら終盤に備えましょう。
この時相手のリーサルがなければセキュリティは何枚割られも耐えましょう。こちらはメタガル、オメガとロックや除去が強みのデッキなので相手のダメージレースに付き合う必要はありません。むしろセキュリティはできるだけ多く割らせて裏目を引きやすくしましょう。
終盤
こちらのリーサルプランが整ったら後は殴りきるだけです。メタガルの連パンとオメガで〆るだけ!!簡単!!!!
ざっくりと動かし方を書き連ねましたがよく分からん!!!何かテクニック教えてくれ!!等あればいつでもご連絡ください。布教目的の記事なので使い手が増えるのであれば協力は惜しみません!!!
とにかく大切なのは
・パーツを集める
・相手のリーサルプランをメタガルで邪魔しながら1-2枚セキュリティ割る。
・揃ったらGO!!!!!
これだけです。
次の更新では各対面でのキーカードや意識してることをまとめたいなあ……。ということで今回はここまでとさせていただきます。
お読みいただきありがとうございました!!
(✌'ω' ✌)