シェットランド・レースに挑戦する①
こんにちは。
あきです。
のっけから宣言させて頂きます…
今回の作品は完成させる自信がありません笑
シェットランド・レースはフェアアイルや模様付きブリオッシュ編みと同様、以前から編んでみたかったジャンルの1つでした。模様付きブリオッシュ編みは昨年末に編んだので、次はどちらかを編んでみたいなとぼんやり考えておりました。
そんな折、夫のはからいで1人でリフレッシュ外出できる機会があり、久しぶりに遠出して丸の内近辺に向かいました。
目的は松屋銀座で行われていたマルティナさんのOpal毛糸催事だったのですが、少し頑張って日本橋まで歩きました。「日本橋には金泉ニットさんの工業糸を扱うお店があるらしい」と以前からTwitterで情報を得ていたからです。
お店は日本橋三越4Fにあり「FEIL(フィール)」という店名です。URLの埋め込みができなかったので、店名のみこちらに書かせて頂きます。
店員さんがとっても良い方で、ゆっくりじっくり糸を見せてくださいました。写真もOKとのことだったので、お言葉に甘えて撮影させて頂きました。
laceかそれ以下の細さのものが多く、糸長は長め(工場の残糸なのでものによって違う)。それに質感も滑らかですごく良い糸な気がします。
編みこなせるかわかりませんが、次にいつ来られるかわからないという思いでコーン4本+αを購入しました。
この中で一番気に入っている左のキャメルの糸でウェアを編みたいと思ったのですが、スワッチを編んでみたところ想定以上に糸の細さが気になりまして…
どうしたものかと考えていたときに閃きました。この糸はシェットランド・レースにぴったりなのでは!?
テキストはこちら。とうとう買ってしまいました、嶋田俊之先生の本です。
棒針編みを本格的に始めて約3年ちょっと…とうとう嶋田先生の本を買えるまでになったかと感慨深いです(いや、編めるかはわかりません)。
中身を物色して何を編もうか悩みました。最初は難易度的にヘリンボーン柄のショールがいいのではないかと思ったのですが、指定糸(Isagar Alpaca2)に比べて今回の糸が細すぎるので、勇気を出して表紙のショールに挑戦することに決定。
逆三角形の最下部の縁編みから編み始め、以降は縁編みと並行して本体を編み進めていきます。
最近英文パターンを編むことが多かったので日本式の編み図が久しぶりで、凡ミスをいくつかしましたが、やり直してようやく軌道に乗せられました。
今難しいなと思っているところは、縁編みの段数と本体の段数が違うのに一緒に編み進めないといけないところ。ここはマーカー(縁編みと本体の間に置いて区別する)と段数を数えるカチカチカウンター(百均で売ってるやつ)を縁編み用と本体用の2個使いすることで乗り切れないかなと思っています。今後段数が増えると必ずや混乱しそうなので。。
逆に嬉しい誤算だったのは、基本的にガーター編みであり裏編みが出てこないことです。二目一度、三目一度、掛け目、滑り目、ねじり増し目を正確に入れていけば形になってくれそうです。
ただ2号針でこれだけの細糸を編む作業…完成にはやはりかなりの時間を要しそう。
ゆっくりでも良いのでなるべく間違えずに進められるよう、慎重にいきたいと思います。運転に慣れてきた頃が一番危ない(ミスしやすい)のは、交通事故と同じですよね。
話は少し変わりますが、編み物が趣味だと完成品の処遇にどうしても困ります。。なのでこれからは手間のかかる作品をゆっくりじっくり編むのがタンスのキャパ事情的にも助かるような気がしています。
冒頭で完成させる自信なし、と申しましたが、Twitterでの皆さんのいいね!やコメントがやる気の後押しになっています。
なんとか完成させて写真アップしたい、その一心で頑張りたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。