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右手首を骨折しました(4) 骨折当日の夜〜翌日

しばらくどころか、相当空いてしまいました。
今回は、手術のことについて書こうと思います。
それまでの経緯については、こちらを。

いざ、手術先の病院へ

初診の段階で手術になるだろうと言われていたこともあり、
高次の病院への紹介状を持って、改めて診察を受けることに。
そこで思ったのは・・・

■密が過ぎる

待ち時間長すぎ。当時はコロナ禍真っ只中。
予約制なのだから、人数制限して、密を避ける取り組みを真っ先にすべき
場所であるにも関わらず、以前と何も変わらないというのは、
いかがなものなのでしょうか?というのは、嘘偽りなき本音でした。

■同じ検査をなぜ何度も?

レントゲン・MRI検査までしていたのに、
なぜその診察結果を病院間で共有しないのか?
これは、超絶無駄だなと思いました。
デジタルデータで一瞬で共有できるこの時代、
なぜ何度も同じ検査をしなければならないのか?
せめて、事前に説明すべきだろうと思いました。

■すぐ手術というわけにはいかず

腫れが引かないことには手術もできず、
しばらくは大人しくしておいてということで、
腫れが引くまでの数日間は掌の裂傷のケアなどを、
始めに診察いただいた病院でする運びになりました。

拍子抜けな展開でしたが、そこまで間も開かず、
人生初の全身麻酔での手術ということで、
色々準備をしながらの日々になりました。

入院まで

ギブスで右腕は完全固定していたので、とにかく不便な中、
入院に必要な物資を色々買いました。

具体的には
・着替え・タオル・洗面具
・入院中の水分補給用のコップや食事用のフォーク・スプーン
 (箸は使えない&洗えないので、使い捨てにした)
・マスク・手指消毒のスプレー
・手術後に患部を冷やすためのもの
 (入院先に冷凍庫はなかったので冷えピタを箱買い)
などなど

片手でも不便なく使えるものって、結構ないものですね。

結局はボタンのないTシャツやジャージといったものばかりになりました。

手術前日

入院は仕事に穴をあけるのを最小限にすべく、
水〜金の3日間にしました。
 ※本来は4日間程度の入院が標準らしいのですが、コロナ禍のため、
 一度退院すると再び入院できないというご時世のため…。
水曜日の夕方に病院へ行き、術前の説明を
麻酔科医の先生と整形外科の先生から受け、
夕食(病院食、結構美味しかった)を食べた後は、
談話室でPCを開いて仕事をいくつかこなして、
ラジオを聴いていたけれど、21時過ぎには消灯時間。

いや、むしろ今からが仕事の捗るピークタイムなんですけど・・・。

という嘆きも儚いもの。全然眠れないので、ラジオを聴きながら
眠りにつけない夜を過ごしました。

手術当日

全身麻酔のため、朝から絶食。
朝7時に目覚めさせられ、10時までとってもお腹空いていましたが、
なにかするわけでもなく、ひたすら待つという…。

そして、看護師さんから呼ばれて手術室まで歩いて異動。
何と!麻酔科医の方が知り合いという超気まずいこともありながら、
あっという間に麻酔が効き始めて、ストンと落ちました。

目が覚めたら病室のベッドの上。
身体のあちこちにバイタルデータをとるための仰々しいものがつけられて、
「ああ、ホンマに入院患者やん」ってこの時にようやく実感

看護師さんから、「聞こえますかー?喋ってみてくださーい」
といわれて、術後に発した言葉は、

「ラーメン食べたい!」

嗚呼、なんて食い意地の張ったやつなのでしょう・・・。
看護師さんに「ラーメンは退院してからですねー」
と、華麗にスルーされて、重たい瞼を閉じたのでした。

手術は無事成功なのですが、流石にメスを入れたので、
患部がホッカイロを当てているかのように熱かったのは
今でも鮮明に覚えています。

こんなのを体内に入れていました
実際に左手首に入っていた金属プレートと同じもの

今回、折れた箇所に金属のプレートを入れる手術をしたのですが、
その説明をされて、術後の説明は終わり。
確かに異物感はあったのですが、あんまり細かいことを考える余裕もなく、
そのまま手術初日は夕方まで過ぎていきました。

全身麻酔の手術をすると、色々大変!

■動けない!
今回右手首を手術したので、左手の甲から点滴を刺していました。
つまり、両手が不自由なんです…。
といっても、何も改善されるわけではなく、
食事も針の刺さった左手で「痛っ!」となりながら、
ゆっくりゆっくり食べるのでした。もはやラーメンどころではない…。

■トイレに1人で行けない!
全身麻酔をして手術をした当日は、
・トイレをするにもナースコール→車椅子
・術後24時間は病院内で経過観察
ということで、トイレすら1人で行けないわけですね…。

深夜に目が覚めてナースコールで
「すみません、トイレに…」と言ったときの恥ずかしさと言ったら。。。

手術翌日

点滴を刺していた左手も自由になり、お腹が空いていたので、
朝食をもりもり・・・ともいかず、病院食を食べましたが、
結構美味しかったんですよね。
カロリーや塩分・糖分の制限がなかったからだと思いますが、
メニューも彩り鮮やかでバランス良く。

ただ、お腹が完全に満たされたわけでもなく、
病院内の売店に行って、アイスクリーム頬張っていましたけど。

そんなこんなで夕方には退院。
翌日から仕事なのですが、術後の定期検診・抜糸に加えて、
そこから地獄のリハビリが待っているとは、
当時のボクは思いもしていなかったのでした。

今日はここまでです。

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Aki OKABE
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