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モノクロデッサン-ZZ ver.-が凄いんよ
完全に自分用の記事
今日5月17日はももいろクローバーZの13周年記念日。
そんな本日配信になったのが『ZZ'sⅡ』というデジタルアルバム。
内容は過去のももクロの楽曲を4人verでセルフリメイクしたもの。
収録曲は全10曲。
全曲素晴らしいし、語りたい。
そんな中でも10曲目に収録された『モノクロデッサン』については語らずにはいられなかった。
モノクロデッサンとは?
2016年に発売されたアルバム『AMARANTHUS』に収録された楽曲。
5人だった当時のメンバーカラーが入った素敵な楽曲だ。
この曲の歌詞で印象的なものはいくつかある。
「どの色が欠けてもこの夢の続きは描けないから」
この歌詞は本当にグッとくるものがある。
当時聞いた時はももクロは一生5人で夢を描き続けていくんだ!って思っていました。
しかし、、、
有安杏果の卒業
緑担当の有安杏果の卒業。
モノクロデッサンという曲は5色を5人が歌い分けるというパートがある以上、杏果がいなくなってしまった4人ではどう歌ってもアンバランスになってしまう。
過去にも怪盗少女やZ伝説といったメンバーが歌詞に大きく介入する楽曲でリメイク版が作られているものはあるが、いずれもバラエティ色が強く、モノクロデッサンのような丁寧に歌い上げるような楽曲でリメイクは難しいと思っていた。
実際、昨年までモノクロデッサンが披露されることはなかった。
あーりんソロライブでのサプライズ披露
昨年行われたあーりんの配信ソロライブにて衝撃が走った。
アンコールでモノクロデッサンを披露したのだ。
それも手話付きでメッセージを強く語りかけるように歌った。
モノクロデッサンは曲自体に込められたメッセージもあるので、楽曲としてはとても良い曲である。
そのため、あーりんがソロで全パートを歌い上げるというモノクロデッサンの昇華の仕方は本当に素晴らしかった。
特別な想いがあるということをももクロとモノノフがちゃんと理解したうえでモノクロデッサンを歌いたいという最高の形でこれ以上はないと思っていた。
ZZver.
そんな流れでの今回のリメイクである。
しかも配信前には公開されておらず、配信開始と同時にモノクロデッサンが収録されていることが発表された。
運営の想いの強さも伺える。
注目すべきはリメイクされた歌詞である。
いくつか変更されている部分はあったが、感動したのは最後の一節である。
5人verでの歌詞
どの色が欠けてもこの夢の続きは描けないから
いろいろとあるけどめげずに行くのさ
綺麗な色、嫌いな色、昔好きだったはずの色
この星と大空を彩る
ZZverの歌詞
どの色が欠けてもこの夢の続き描けてないから
いろいろあったけどめげずに行くのさ
綺麗な色、嫌いな色、昔好きだったはずの色
この先も大空を彩る
『どの色が欠けてもこの夢の続き描けてないから』
5人で見た夢は描けなかった。
そんな現実をしっかりと受け止めている。
杏果の卒業コンサートで夏菜子が言った「叶わない夢もある」という言葉が蘇った。
『いろいろあったけどめげずに行くのさ』
どんな時でもももクロは前を向いている。
この一文はももクロの13年間をものすごく表現している。
『綺麗な色、嫌いな色、昔好きだったはずの色
この先も大空を彩る』
時代によっていろんな色がある。
ももいろクローバーZというグループは常に進化し続けている。
だからどんなことがあっても、この先もももクロは大空を、そして世界を彩り続けていくだろう。
正直、歌詞の考察とか野暮だなって思うからあんまりやりたくない。
でも、たった一曲でこんなに想いが溢れる感覚は他になかった。
またももいろクローバーZというグループを好きになってしまった。
自分の気持ちの整理のために書いたけど、ここまで読んでモノクロデッサンが気になった方は是非聴いてください。
非常に良い曲です。