2022年☆今年もよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2020年の1月から右も左も分からずに始めたNOTEですが、3年目となりました。ちょうどお正月に始めたので、また新たな年を迎えると少し感慨深く感じます。
コツコツと続けているとはいっても、週末が中心の週一ペースの更新であり、しかもほぼほぼ「ジェンダー」関連というニッチなテーマばかりですので、お読みいただいている方には本当に感謝しかありません。
丸2年間、ゆったりとした歩みではありますが、お友達も4桁に差し掛かるようになり、ありがたいことに少しずつ興味を持っていただける方、コメントや交流をいただける方も増えてきました。
ジェンダーやダイバーシティをめぐるテーマは、今の時代の流れの中で、これからも増えることはあっても減ることはないと思います。2022年も身近な視点からリアルな発信を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
昨年2021年もさまざまな記事を書いてきましたが、アクセス数が多かった上位3位をご紹介します。
第1位は、「なぜ男性は長髪にしてはいけないのか?」。
2月の記事ですが、ちょうど当時の管総理の長男のことがメディアで話題になっていたこともあって、多くの方の目に触れたようです。
男性が長髪にしてはいけないであろう理由について、①法律、②歴史、③文化、④身体機能の4点から考えましたが、男性の長髪が禁止される理由は見い出せず、社会的に忌避される根拠は薄弱だという結論になりました。
ポストコロナのニューノーマル社会では、移動や通信や環境にさまざまな主変化が訪れますが、ビジネスにおけるドレスコードもその一つです。男性のスーツや髪型なども含めて、従来のあり方が変容していく方向にあるといえるように思います。
第2位は、「『鬼滅の刃』と“男らしさ”の限界」。
空前の大ヒットとなった映画「鬼滅の刃」のストーリーや登場人物のセリフの中から、ジェンダー的な視点や価値観を見い出して、私の考えを少し整理した記事です。
「男=強者」「女=弱者」というステレオタイプの構図に置かれていることにはやや違和感を覚え、無意識のうちに「男らしさ」「女らしさ」の規範が刷り込まれ、バランスを欠いたステレオタイプな価値観に偏ってしまう可能性を感じました。
この記事については複数の方から意見や批判をいただきましたが、私自身の映画についての勉強不足の部分を振り返りながら、時代の中にジェンダーの目線を見い出していく努力を続けていきたいと思います。
第3位は、「成人式や大発会の振り袖は、差別なのか特権なのか?」。
お正月の風物詩でもある大発会の振り袖姿。かつては煌びやかな姿を見て違和感を覚える意見はほとんどありませんでしたが、今はジェンダーの視点から賛否両論さまざまな意見が飛び交う時代です。
男女には生物的、身体的な違いがあるから、ドレスコードが違うのは当たり前だと思われるかもしれませんが、日本の歴史をひも解いていくとまさに多種多様な文化が交じり合っており、男らしさ・女らしさは必ずしも普遍的な概念ともいいきれません。
今の時代は、良くも悪くもジェンダー規範が多様化し、動揺してきています。そろそろ時代に合わせて、男らしさ・女らしさという縛りについては、多様性の余地を認めた方がよいのかもしれません。
今年は私にとって新たな出発の年にもなりそうですので、昨年までの歩みに加えて新たな活動の中での実践的な目線を盛り込んでいきたいと思っています。
2022年もNOTEを通じてさまざまな方と出会い、学ばせていただき、交流させていただくことを楽しみにしています。
また一年間、コツコツと更新を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2022年1月
橘 亜季