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【12/10〜12/16】信夫山、もんじゃ、高級干し梅、ビール、あわあわ、クッキー、お父さん

1210() 比較的あたたか

福島市へ。行きは隠れていた吾妻小富士が、帰りは晴れて見事なお鉢だった。

その地でシンボルといわれる山ってだいたい決まった一つがあるようだけど、福島市の人に聞くと吾妻連峰と信夫山に分かれるらしい。

「信夫山」と見ると、東京から遊びに来た友達が「のぶおやま」と読んだのをいちいち思い出してしまう。生活に馴染むと当然のように「しのぶやま」と読めるけど、たしかにこれはルビがいる。

文章で生きるゼミの日。リトルトーキョーのバーあの人でジェラートが食べられると聞きつけ、休憩中に注文。栗のジェラートにラムレーズンかけたの。一期一会のジェラートは、逃しちゃならない自分ルール。

後ろ姿の柴田くんは、講評待ちの緊張をかき消すように一気喰いしていた。

1211() あったかい

DNPの「本と活字館」でひとしきり興奮し、神保町丸香でうどんをすすり、ブラジルでコーヒーを一杯。「AT THE BENCH」を観て、浅草でもんじゃを2軒はしご。浅草寺でお参りしておしまい。夜の浅草寺は、さすがにロマンチックだった。

1212()

慣れない仕事現場。合同取材ってものすごく久しぶり。新聞記者のときの会見取材を思い出した。へとへとになって入った紀伊國屋で、干し梅を発見。迷わずレジに向かったけど、あの量で800円はなかなかのもの。もう寝たい21時。

1213() 1:53

歯医者からのえりこさんち。麻酔のため左側の口の締まりが悪くて、ビールが溢れそうになる。けど飲む。

Rさんは本当に飲みっぷりのいい人で、こちらが徳利を傾ける頻度が常人に対するものではない。4合瓶2本のうち7割はRさんのものになったと思う。

Uberで1時間半ほどタクシーが捕まらず、もう諦めて泊まらせてもらおうというタイミングで、いつもの運転手さんが捕まり小躍り。こうたろうさん、忘年会シーズンお疲れ様です。Rさんはタクシーで別れるまで超元気でかっこよかった。

1214() 23:37

えりちゃんとティグレでごはん。えりちゃんの表情とか仕草がゆるキャラ的なかわいさで、LINEスタンプにしたい。タップするとえりちゃんが「ほかほかじゃん〜」ってしゃべるスタンプほしい。

水野敬也さんと岸田奈美さんのポッドキャストを教えてもらって、帰り道に歩きながら聞く。ありふれたお悩み相談も、この二人にかかると切り口が痛快でヒリヒリする。

しないといけないことがありすぎて、あわあわ。まずは明明後日に返すねと宣言した本を読み切る、か。

1215() 21:17

編集と自分の原稿をやる。文章の流れを考えたり、言葉を選ぶのはパズル的な感覚。インタビューなら、その間に話し手らしさが抜け落ちないようにする。どう書けば伝わりやすいか、こちゃこちゃと構成を考えて、はまった時以上の快感はないと思う。

この土日、PCの画面とにらめっこだった。外に出ることが心を緩ませると思って、夕方のフラホワへ。みさとちゃんに借りた「日記ワークショップ日記」を読む。

古賀及子さんの日記WSに参加した方たちのZINE。マックスバリュによく行く、すなおんさんの奥様との日々が、みずみずしく楽しそうでお気に入り。対談で、すなおんさんが話していた言葉が印象的だった。

大人になると日々のタスクがたくさんあって、今日は何をして、明日は何をして、って考えていると「今・ここ」っていうものが薄く感じるというか、今を感じられずに生きてる気がしちゃうんですよ。その点において「日記を書く」っていうことは、そういう「今を生きること」にアクセスできる鍵なのかな、と。

「日記ワークショップ日記」より

わたしは日記を書き始めてから変化があっただろうか。考えていたら、甥っ子に会いたくなって帰る。

個包装のお菓子を開ける前に「半分あげる」と言ってくれた次甥。封を切り、半分はクッキー、半分はつやつやしたチョコになった中身を出してやる。うっとりと見つめながら、「折れない(割れない)からあげられない」とぼそり。目線は手元から離れない。

半分ぐらい食べた後、ためしに「ちょっとちょうだい」と言ってみた。少し考えたあと、ちょっと噛みちぎって、かけらをくれた。

1216()22:50

長甥が「あきねちゃんはもうお父さんだから」と言う。もうすぐ一緒に暮らして1年だ。

顔を洗って鏡をみたら、疲れてる人の顔だった。日記を書いていないのに、勢い余って蒸気でほっとアイマスクを開封した。勢いのまま寝る。

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