美術館に行って思うこと

アートなどのセンスがわからない。
でも、あの空間が好きなのである。
アートのことなど全くわからないのにわかってるふりしてちょっと上を向いて眺めている自分が好きなのである。
が、しかし、本当に人には言えないのだが、
これ私も描けるんじゃね?」っておもう作品がいくつかある。

世界中で高値で取引されてる絵をご紹介する。


No.6という絵 200億円くらいする


ジャクソン・ポロック「Number 17A」
これも200億くらい

これらの価値はちょっとわたしにはわからない。
絵が上手い人の絵より、何を伝えたいか、誰が描いたか、どういう経緯で描かれたか、とかが絵の深みになってくるんだろうけど、
わたしには何も伝わってこない。
 でも、美術館に行く。
あの静かさが大好きだから。

絵で売れる人と売れない人の違いってなんだろうと思う。
わたしは、家ついてって良いですか?というテレビが大好きなのだが、生涯絵を描き続けているおじいちゃんがいるが、めちゃめちゃ貧乏な暮らしをしている。
将来のゴッホなのか。

音楽はなんとなく違いがわかる。
歌詞の深み、音の使い方、テクニック。
そういうものを組み合わせて「あ、いい!」って思う。
歌詞がドカンとヒットすると、もう生きててよかったー!って思う。
良い音楽はたくさん売れていく理由はわかる。

絵は、
うまいへた、だけじゃない、世界。
美術館に行ってよく絵を見ながら思ってることは、
本音は

「この絵私でも描けそうなのに海外でアトリエとかもったり、世田谷区のいいとこすんで、こもって絵を描いて暮らしてるって超幸せそうやなぁ」
そして、

この絵を高額なお金を出して買って家に飾る人の気持ちって庶民の私には全くわからない。

である。

 絵で売れないひとと、
何百億も売れるひとたちの描く絵の違いがわからない。


一枚の絵を描くだけで玄孫の代まで稼げるなんてすごい世界である。
しかし、売れなかったら生活は悲惨だ。それでも、絵をこよなく愛し、描きたいものを描き続けている人たちをわたしは心から尊敬している。
わたしにはそこまで情熱を注げるものがない故に、
アーティストへのリスペクトがある。
お笑い芸人、音楽家、作家。
人を感動させる人たちは、ものすごい努力と才能をもちあわせている。
しかし、それでも、盛者必衰
いろいろなプレッシャーがある中で、
突き進むべき道が正しいのかわからない中でただしんけんに芸術と向き合っている。

んでそういう人の、生き様が好きだったりするので、
絵というものより

その描いた人の年表などを見てふむふむとおもい、こういう人生もあるんだなぁと、

そうおもいながら、きょうも美術館へ足を運ぶのであった。。

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