![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162216018/rectangle_large_type_2_c03c73a2acf758854802ecd2c8cffe21.png?width=1200)
人間関係を円滑にする方法
こんにちは。
今日は、買い物に行った際のエピソードからあった人間関係についての学びについてお話したいと思います。
エピソード
手土産を買う為、某百貨店の洋菓子コーナーに行きました。クレームの話なので具体的な店名は書きませんが、クッキーがとても美味しいお店です。
2つ手土産を買いました。事が起こったのは、熨斗のお願いをして会計するときでした。
合計金額で案内されたので、その際に領収書をそれぞれに分けて、2枚発行してもらうようお願いしました。こちらとしては、会計が終わってしまうと分けられなくなるかもしれないと思って、このタイミングでお願いしたのです。
店員さんからは、会計自体を分けなければいけないと言われたので、支払は2つ一緒でも別々でもどちらでもいい旨を伝えました。店員さんからもう一度、会計を分けなければならないが、いいかと確認され、領収書を分けたいこと、支払はどんな形でも任せることを伝えました。その時、私は「今から分けるのが面倒くさいのか?」と感じ、苛立ちを覚え始めてました。
会計も終わり、領収書も無事発行してもらいました。しかしここで問題が。うちの会社は領収書を経費として出す際に、領収書を切った店のハンコが必要なのです。
領収書の印鑑は商慣習上押していることが多いですが、法的には印鑑なしでも有効ですし、発行側に押す義務もありません。
そういったことを承知の上で、ハンコを押してもらえないか依頼したところ、ハンコはないので押せないとの回答でした。
あくまでお願いであり、無理強いできないと思い、領収書を受け取り、手元に領収書を置いて、商品の完成を待っていました。すると、「ハンコ、本当にいらないんですか?」と問われ、つい苛立ち、「押せないんでしょう?仕方ないじゃないですか。」と答えたところ、私の手元にあった領収書を断りなく取り(正直、私は引ったくられたと感じました。)、「確認してきます。」と言ってどこかに消えていきました。そして、帰ってきて「押せます。」と言って、担当印を押した領収書を渡してきたのです。
クレームをつけようかとよっぽど思いましたが、苛立ってる時に判断するのはよくないと思い、そのまま商品を受け取り帰りました。
なぜ腹が立ったのか。
まず、最初に断っておきますが、店員さんがどんな思いで対応してくれたのかは分かりません。これから書くことはあくまで私が感じたことです。
まず、ひとつ目はぞんざいな扱いを受けたと感じたからです。これが他の店であったら、なにも感じなかったかも知れません。私は百貨店は素晴らしい接客をしてくれるところだとだと思っていました。百貨店に対する期待値は高く持っていました。その期待に比べて、対応が悪いと感じたのです。
ふたつ目は、店員さんがなにを考えているか分からなかったからです。店員さんはマスクをしていました。マスクをすること自体は構いませんが、マスクのせいで表情が読めませんでした。声のトーンも一定で、淡々と対応されているように感じ、私の課題に応えようとしてくれているとは感じられませんでした。
最後に、私の態度も悪かったと思います。会計の際の出来事で苛立ち始めてしまっていましたので。言葉はつっけんどんだったと思います。
この出来事を通じての学び
私自身が表面的に求めていたことは2点、①領収書を2つに分けること、②領収書に担当のハンコを押すことでした。しかし、特に2個目については、無理なら仕方ないと思っており、求めていたことが叶わなかったことが、今回の腹立ちの原因ではないように思います。
今回、私の表面上の課題は両方解決しています。では、なぜそれでも苛立ったのでしょうか。
私が真に求めていたのは、私の課題を解決しようとしてくれる姿勢だったのだと思います。店員さんも、あとからハンコを押す方法を考えてくれました。問題だったのは、そのやり方です。領収書の取り方・表情の見えなさ・一定トーンの話し方、そういったものが相まって、課題解決しようとしてくれている姿勢がうまく伝わらなかったんだと思います。
さて、私は今、この記事をスターバックスコーヒーで書いています。お気に入りでいつも来る店です。
今まで改めて言語化したことはありませんでしたが、スタバの店員さんはめちゃくちゃ笑顔で接客してくれています。
今日、某百貨店とスタバで正反対の接客を受けて、よく営業や接客のセミナーで言われる「笑顔で接することが大事」という教えが肌で感じられました。また、「笑顔で接する」のは、「相手のことを考えている」、「あなたの課題を解決しようと思っている」という思いをちゃんと相手に伝える為だと意識することも重要だと感じました。その目的を達する為には、話し方にも気をつけないといけないでしょうし、所作にも気を使わなければならないと思います。
さて、以上のことを自身が出来ているのかと問われれば、出来ていないことも多いです。もしかしたら、今日受けてくれた店員さんはプライベートで嫌なことがあり、元々万全の体制ではなかったのかもしれません。私は、そんなことに思いを馳せ、苛立ちを抑えなければならなかったのでしょう。加えて、店員と客なんだと言う思いを持ってしまっていたからなのかも知れません。私もスタバの店員さんを見習い、誰にでも感じのいい対応を心掛けたい、そう思わされました。
ではまた。