
〜今年最後の〜雪の華❄️
「すべりかけたときは、 まえのめりになればいい」
と同年輩が言ってました。
ある日、
体育の授業で
初めてスキー場の
ゲレンデに立った私たち、
あまりの急斜面を前に動けなかった。
スキーの得意な同年輩は
サラッと新雪の上を滑ってきて、
怖がる私たちにそう言いました。
「すべりかけたときは、
まえのめりになればいい」
最初は意味わからず、
転びそうになったら、
もっと前に倒れる?
それってむしろ危なくない?
でも、
何回か転んだあと、
急に「あ、なるほど」
ってきづきました。
後ろに体重かけすぎると、
板が滑って余計コケやすくなる。
でも思い切って前に体重移すと、
スキー板が雪にガッツリ食い込んで、
意外と安定することを、、、
雪が教えてくれること
今日、仕事車から見える雪景色は
久方ぶりの白銀世界。
積もった雪の結晶が
一つ一つキラキラと輝いてて、
無数の小さな花が咲いてるみたい。
大粒の「雪の華」という言葉が似合う。
雪は冷たくて
仕事中はキツいけど、
そのキツさがあるからこそ、
春が来たときの嬉しさが
暖かく感じられる。
ただ、この雪のしんどさが
今年は最後かとおもうと寂しさもあります。
「すべる」ということ
「すべる」って言葉
はいろんな意味があります。
物理的には、
つるつるした面を
スムーズに動くこと。
スキーやスノボ。
でも、
日常会話では全然
違う意味もありまして、
「ギャグがすべる」
っていうのは、
笑いが取れなかったこと。
「手からすべり落ちる」
は、しっかり掴めなかったこと。
どっちも、
何かがうまくいかなかった状態
のこと。
日常生活でも
「すべりそうになる、?」
「すべってない、、?」
「すべった、、、?」
瞬間めちゃくちゃありせん??
前のめりに生きるということ
「すべりかけたら、まえのめりになればいい」
この言葉、最初はただの
スキーのコツだと思ってました。
失敗しそうなとき、
ほとんどの人は
本能的に引きたくなります。
怖くなって避けたくなるし
後退りしたくなります。
でも、
そうするとかえって
転びやすくなります。
ではなくて、
「前のめり」
になる。
むしろ、
困ったことに対して
積極的に立ち向かって、
さらに一歩前に出る勇気を持つこと。
それが結果として安定につながること。
仕事で詰まったとき、
「もうムリかも」
って諦めるんじゃなくて、
「だからこそ、もっと頑張ろう」
って前に進む。
真反対の人とあったとき、
距離を置くんじゃなくて、
「だからこそ、(興味を持とう)話し合おう」
って踏み出す。
こういう風に前のめりに生きることで、
私たちは成長してくんだと
同年輩に教わりました。
雪の華のように
雪の結晶って、
空から落ちてくる間に
周りの環境の影響受けながら、
自分だけの形を作っていくそうです。
〜今日、坂をくだるときに〜
脚を滑らせて
こけそうになりました、
でも、そんなときこそ
「前のめり」になって走ります。
バランスをとりながら、
グラグラとしながら、
そうやって経験を重ねながら、
ケガのリスクを減らしていく。
雪の華は、パッと消えて溶けそうだよね。
これが最後だと思うと、
雪解けの春はもうすぐそこまで来てる。
けど、この「同年輩」が教えてくれた
大切なことは、
きっといつまでも心に残るんだろう。
最後に
歳を重ねると
転んで怪我する
ことだけでも致命傷
になりかねないので
皆さまは
気をつけて(ハートに)火をつけましょう
ただ、
「まえのめり」
になりすぎてもひかれちゃうので、
なにごともちょうどいい
「塩梅」
が大切だと思う今日この頃でした。
ありがとうございました。
2025.ひな祭り.大安吉日.大明日☀️