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言語化能力を鍛える
言語化能力の鍛え方は言語化すること
今日も豊かになることを目指して記事を書いていきますね.
言語の厄介さ
現実世界で生じる事象や自分の内面にある意見・状態,その他いろんな複雑なことを言葉で言い表すのは難しいよね.
それは,『言語が離散的』だからなんです.
例えば,人間関係(友人)を表す言葉を考えてみよう.親密度の順に,赤の他人,知人,友人,親友と言い表せるね.(間に細かい表現があるかもしれないが割愛)
でも,友人の中には,仲が良い人,そこまで仲が良くない人,と親密度に幅がある.親密度は連続的なんだけれど,言葉は離散的だから異なる親密度の相手に対して同じ言葉が割り当てられちゃうんだ.
さらに,同じ言葉でも人によって捉え方が異なっていたりする.(友人という言葉一つとっても,ちょっと仲良くなったら友人と思う人もいれば,すごく仲良くないと友人と思えない人もいる)
だから,事象の詳細や自分の意見の細かいところが伝わらなくてヤキモキしたり,違った解釈に受け取り・受け取られてトラブルが生じてしまう.
これが言語というものの厄介なところ.
言語化能力
言語化能力は,連続的で細かな違いを言葉で的確に言い表す能力.
抽象的で曖昧な言葉だけでは,相手はイメージしにくい.逆に細かなニュアンスを伝えようと具体的になりすぎると,話の本質が見えにくくなって伝わらない.
だから,言葉の具体性・抽象性をコントロールしながら,相手にストレートに伝わるように言葉を表現する.これが言語化能力だ.
もちろん,コミュニケーションの上では,相手との関係性・共通理解,場所,シチュエーションなどによって伝わる言葉の選び方は変わってくるけどね.
言語化能力を鍛えるために
言語化能力を鍛えるためには,言語化をすることが一番.
僕にはまだまだ言語化能力が足りてないと感じることが多い.だから決まり事を作って言語化能力を鍛えていくよ.
1.『当たり前のことを言葉にする』
言葉の意味をなんとなくで使っている部分が多少なりともある.この言葉の意味はなんだっけ?となったときに文字に書き起こすか声に出して発する.
2.『1日の終わりに日記を書く』
その日あったこと,考えたことを未来の自分に伝えるように.そして未来の自分が見たときにその日あったことを思い出せるように日記を記す.
これは,未来の自分が実際に見たときにどこが伝わりにくかったかと自分自身で言語化能力に対してフィードバックをすることができる.
3.『上手な言語表現だと思ったら,声に出して発する』
文章構成が上手になりたいと思ったら,上手な人を筆写せよ.と言われている.もちろん筆写しても良いのだけれど,声に出す方が簡単だよね.特に誰かに伝えるように発すると効果が高い.
まとめ
今日は,
・自分の言語化能力を鍛えるための決まり事.
・言語と言語化能力はなにかについて具体化.
をやったよ.
読者の皆さんも余裕があれば,自分なりの決まり事を考えてみてね.
今日も皆さんが豊かになれますように.ばいばーい.