保育士さんすごいね
今日は,五感の解像度と感情受信度を少し上げて公園を散歩をしてきました.その時のお話をしていきますね.
今日も豊かになりましょう.
解像度と感情受信度を上げる
見たもの感じたものを良い悪いの判断はせずに,あるがままを受け入れ,状態を観察する.意識を何かに強く向けるという意味では,瞑想の効果がありますね.
聴覚に集中するときは目を閉じたり,他の五感を封鎖するとより集中することができます.
微妙な違いを感じとる
・視覚
公園にたくさんある一つ一つの木の個性を見つめていきました.
木の年齢,太さ,高さ,真っ直ぐ伸びているか,葉の形,幹の材質,枝分かれの複雑さ.
ある木は,中が空洞になっていて.またある木は,花を咲かそうと準備をしている.
そんな状態をゆっくりゆっくり観察していきました.
.聴覚
公園は人であふれていました.人の笑う声,子供を呼ぶ声,子供のはしゃぐ声,風の音,鳥の鳴き声,葉っぱの落ちる音,スポーツをしている音,人の走る音,工事の音,そして自分の歩く音.
そんな音を聞きながら,ゆったりとした時間が流れるのを感じていきました.
・触覚
日の暖かさを感じて,公園のベンチの材質を感じて,風の冷たさを感じて,自分の体温を感じて.
触覚の感度を上げることは難しいですが,日の温もりを感じるだけでも穏やかな気持ちになれました.
・嗅覚
何かの木や花の香りでしょうか.まろやかで少し甘い香り.
途中でカレーの美味しそうな香りがしたり,菜の花に顔を近づけると,花の蜜の甘い香りがしました.
人を観察する
人の表情や動き,声の出し方.
その人の個性なのか,その時の情動によるものなのか.
シャボン玉を作って子供を喜ばせる親,少し不機嫌そうな表情をしている親,楽しそうに走り回る子,あれがやりたいと泣く子,大人しい子,隠れんぼをする学生,野球をしている学生,ランニングをしてる老人.
一人一人がそれぞれの人生を抱えて,何かしらの考え事をしていたり,はたまた何も考えていなかったり,いろんなものを感じながら生きていることを想像していきました.
保育士さんがすごいなって
公園では,数人の保育士さんが十数人の子供をみている様子が伺えました.
子供たちはやりたいことにまっすぐです.これっと思ったらすぐにそれをし始めます.
そんな風に子供たちがそれぞれ自由に振る舞って遠くに行ってしまったら,保育士さんたちはとても管理しきれません.
自分たちの目が行き届くように,子供たちの興味を引くような声かえをしていました.
子供たちが遠くに行きすぎないように目を見張りながら,少し離れた子がいたら,集団の方へ楽しく誘導したり,それぞれの保育士さんが声を掛け合って,連携していました.
子供の心を豊かに育むことと,自分たちが目を離さないようにすることを両立するための工夫がありました.
大変なこともたくさんあると思いますが,ほとんどの保育士さんがにこやかで楽しそうに振る舞っていました.
そんな仕事ぶりを見て,すごい職業だなと素直に尊敬しました.
今日は,自分の解像度と感情受信度を上げて散歩したお話をしました.少しポエミーな部分もありましたね.
今日はこれ!というテーマを決めて1日を取り組む.そんな1日も良いなと思いました.
今日も皆さんが豊かになれますように.またねん!