
批判に屈した石平氏の出馬断念: 政治家としての責任とは
石平氏が日本維新の会からの参議院選出馬を取りやめた理由として、ネット上での誹謗中傷が家族に与えた影響を挙げていますが、この決断には大きな問題があると言わざるを得ません。政治家として、批判や誹謗中傷は避けられないものであり、それに立ち向かう覚悟を持つべきです。むしろ、政治家としての使命感を持ち続け、逆境を乗り越えようとする姿勢が求められます。出馬を取りやめることが、家族を守るためという名目であっても、政治家としての責任感が欠如していることを強く示しています。
また、家族を最優先すること自体は理解できますが、政治家として公職に就く者はそのような個人的な影響を受けすぎるべきではありません。もしも中傷や圧力に耐えられないのであれば、そもそも公職に就くこと自体が不適切だったのではないかという疑問が残ります。家族の平穏を守るために政治活動を放棄する姿勢は、政治家としての覚悟を問われるべきものです。
さらに、政治家が個人的な理由で公職を辞することが続けば、政治家という職業自体に対する信頼が揺らぎます。批判を受けて退くことが続けば、他の有望な候補者にも悪影響を及ぼす可能性があります。政治家としての責任を果たす覚悟がないのであれば、最初から政治家としての道を選ぶべきではなかったと言えます。
最終的に、石平氏の決断は、政治家としての責任感や覚悟が欠如していることを露呈し、今後の政治活動に対する信頼を大きく損ねる結果となったと言わざるを得ません。
私が日本維新の会からの参議院選出馬を取りやめた理由の一つは、ネット上で溢れた、私個人への中傷誹謗・罵詈雑言に対し、家族が動揺してパニックに陥っていることにある。家族を落ち着かせて普通の状態に戻すためには出馬を断念せざるを得ない。その際、家族は何よりも大事なのである。 https://t.co/O8JT06i2JP
— 石 平 (@liyonyon) March 1, 2025