価格を安くする1つのメリット・3つのデメリット
あなたの商品・サービスの価値を最大化し「そこそこ働いてそこそこ稼ぐ」を実現する“そこそこ起業プランナー”の小林顕裕です。
これから副業を始める人は、ついつい価格を安くしたくなります。
「まだ実績がないから」
「お客さんに提供できるレベルにないから」
などなど、理由はいろいろありますが、根底にあるのは自信のなさ。
でも、価格を安くしてもあまり良いこと、ないかもしれません。
ついつい価格を安くしたくなるけれど…
起業初期や副業の段階だと、ついつい価格は安くしたくなりますよね。
僕も、最初は1文字0.3円ライターとかからスタートしているし、ライターとして実績がない状態の時は
「それくらいでもしょうがないよね…」
と考えていました。
なので、まだまだビジネス経験が浅いなら、全然問題ないと思います。
でも、実は価格を安くしても、そんなにメリットってないんですよね。
価格を安くする1つのメリット
僕が価格を安くすることで得られるメリットはたった1つだと考えています。
それは、
「実績を積める」
ということ。
僕もライターとして副業をスタートした時は、めちゃくちゃ低単価。
1ヶ月、10000円くらい稼ぐのに、めちゃくちゃ疲弊していました。
でも、この期間は
「売上よりも実績だ!」
と割り切っていたので、乗り切ることができましたが…
すでに起業していて生活していく必要があったり、これから副業を始めて最短で稼ぎたい!という人には、あまり向かないかもしれませんね。
逆にいうと、価格を安くすることって、他にメリットって無いんですよ。
価格を安くする3つのデメリット
一方で、価格を安くすることでデメリットは多く存在します。
実際に、僕が経験したデメリットは次の3つです。
1.大変なクライアントが集まる
一番はコレです。
価格を安くすると、大変なクライアントが集まります。
言い換えると、質の低いクライアントが多いです。
以前、低単価でやっていた時に、
「そろそろ単価を上げてくれませんか?」
と交渉したら、その瞬間に激怒されたり、音信不通になったり…
店舗さんのサポートをしていた時は、
「金の話か!」
なんて有料になった途端にキレられることもありました。
2.お客さんの成果につながりにくい
1つ目の理由と繋がっているんですが、低価格のお客さんって本気度が低いので、成果にもつながりずらいです。
特に、コンサルやコーチみたいに、
「クライアントが行動してナンボ」
というお客さんは、価格を安くしてしまうと、間違いなく後悔します。
だって、お客さんが動かないから。
これは、例え同じクライアントであったとしても、本気度は払う金額に比例します。
実際、僕のクライアントの渡辺さんは、30000円くらいでサポートしていた時はほぼ行動ゼロでしたが、その後20万円のサポートを受けた時は、めちゃくちゃ行動してくれるようになりました。
払う金額とお客さんの本気度は比例する。
これは絶対に覚えておきましょう。
3.忙しいわりに儲からない
3つ目は、儲からないからですね。
副業って、本業よりも割ける時間は圧倒的に少ないわけです。
ということはつまり、あなたの時給を上げていく必要があります。
1時間1000円よりも、1時間1万円の方が10倍儲かるわけです。
アルバイトで時給で働くと、時給を10倍にするって現実的ではありません。
でも、副業や起業では、これができちゃうんですよね。
ちなみに僕は今、1時間12万円の価格にしていますが、昔はユニクロのバイトで900円の時給で働いていました。
時給900円で12万円稼ごうと思ったら、134時間くらい働かないといけませんが、自分で時給を決めると1時間で1稼げるようになります。
なので、せっかく自分で副業をスタートするなら、ちゃんと儲かるような設計にしましょうってことです。
副業で時間がないなら価格を高くするのがおすすめ
価格を下げるともちろん実績を積めるというメリットはありますが、デメリットの方が大きいな、、、というのが僕の考えです。
ただ、最初はまず、価格を低くして頑張って、1ヶ月くらい経ったら価格を上げていく、というのもアリです。
あなたの現状を踏まえて、ぜひこのあたりは自分なりに考えてみてくださいね。
ー小林 顕裕
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