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【Marvel Snap デッキ解説】シリーズ3⃣デッキ「JOWCULA(ジョウキュラ)」解説

【はじめに】

この記事を読む為の所要時間はおよそ15分です。
こんにちは!AKIです。今回は最近試行錯誤を重ねているデッキタイプの紹介になります。
このデッキはランダム要素が強いのと、アポカリプスを引けないと勝てない。といった理由から嫌われがちですが、個人的にはかなりいいものが作れていると思っていますのでここで解説をしていきます!
そのイメージを少しでも払拭することに貢献できたら幸いです。
よろしくお願いします。
※余談ですが、つづりがjawculaではなく、jowculaなのは筆者がたまたましてしまった誤字が皆さんご存じSnapDeck様が使っていた呼称だったそうで、浸透させるためにあえて記載しています。脳裏に焼き付けてください。

※当記事で使用しているゲームのプレイ画像の著作権は筆者には帰属しません。ですので本記事で利用している画像の転載及び配布を禁止いたします。

【構築:スウォーム軸】

従来のjawculaの構築になります。
この構築はロックジョーとスウォームの組み合わせによりアポカリプスを大量に破棄することでモービウスとドラキュラの高パワーでロケーションを制圧するデッキです。
アポカリプスが引けない時は明確にパワーダウンしてしまいますが、引ける時に勝ちに行けばいいので、Snap機能に適したデッキといえます。
では、キーカードの紹介に移ります。

スウォーム

手札から捨てられた時、コスト0のスウォームを2枚手札に追加する

序盤に捨てて能力を発動することで、ロックジョーの能力発動の為の素材になります。
基本的にはコリーンウイングを使用して捨てるのをプランとしています。
終盤のアポカリプス+スウォームで盤面を埋めてロケーションを取る動きも非常に強力です。縁の下の力持ちをいった印象でしょうか。

ロックジョー

このロケーションでプレイされたカードをデッキのカードを入れ替える

このデッキのコンセプトカードの一枚です。ロックジョーの効果を使用していかにアポカリプスを捨てていくか、がこのデッキの鍵になります。
ロックジョーの効果で出たカードは公開時効果を使うことができます。
(永続効果もちゃんと使えます)
一度ロックジョーの素材としてデッキに戻したカードも後々手札に引いたり、ロックジョーの効果で出てくることもあり、ランダム性がありますが爆発力が高く、使っていて楽しいカードです。
ここで抑えてほしいのが、ウルフスベーンを素材として使うと、攻撃力が上がった状態でデッキに戻ります。その後、再度公開時効果を使えるので疑似ウォンのような動きが可能です。

ドラキュラ

ゲーム終了時、手札を1枚捨て、捨てたカードを同じパワーを得る

このデッキのフィニッシャーになります。このカードのパワーはアポカリプスをどれだけ捨てられるか、に左右され、ゲーム終了時に発動するこの効果は現状メタが存在しません。このカードは絶対にプレイしたいので序盤に破棄カードをプレイして捨てないようにしましょう。

(代替案)

シルバー・サーファー
お気づきでしょうか?実はこのデッキ、コスト3のカードを多く採用しており、シルバー・サーファーの恩恵を大きく受けられます。
ウルフスベーンと同じ使い方をすればいいので、既存の動きの邪魔をしません。
ウルフスベーン同様、無理に手札に温存しようとはせずサブプランとしての運用が適しています。
(入替先)ウルフスベーン

【構築:筆者考案】

三種の神器を採用しています

この構築は実際に筆者が数日かけて、改良に改良を加えたリストの現在形になります。
jawculaとの差別点として、ウォン、インビジブルウーマンの採用が挙げられます。筆者がこのデッキに対しての問題をどうにか解決しようと模索した結果、このような構築に至りました。では、このデッキの問題とは何かと言いますと、

・アポカリプスが引けなかったときの脆弱性
・コスモによってロックジョーがつぶされた時のコンセプト崩壊

この2点が代表的な課題です。
この中でも特に問題意識としてあったのがコスモの存在です。これ1枚で止まってしまうデッキというのは、今の環境に相応しくないため、どうにか解決策がないか模索したところ、コスモを引き付ける身代わりを用意する思考に辿り着きました。ここで採用しているインビジブルウーマン、ロックジョー、ウォンの三種の神器はコスモを置きたいカードになります。コスモは1枚しかないので何れか一方にひきつけることができたら、他のロケーションで暴れられることになりますよね。
勿論、コスモを採用していないデッキに関しては、ウォン×ロックジョーの爆発ムーブで相手を蹂躙します。使うとわかる強力さがこちらのデッキの魅力です。また、破棄は5、6ターン目から行っても、アポカリプスのパワーが24とかになるので序盤で破棄をプレイできなくても戦えます。
それではキーカードを紹介していきます。

インビジブルウーマン

このロケーションにプレイされた自分のカードはゲーム終了時まで公開されない。

三種の神器の一つです。相手にとって、このカードはコスモを置きたいカードになりますので、そのまま引き付けるもよし、コスモがないなら破棄カードを合間見て仕込んで置くことで終盤のドラキュラに貢献します。どんな状況でも腐らない一枚です。また、今回の構築ではコストカーブも意識していまして、2コストというのがとても偉いです。

ウォン

永続:公開時効果を2倍にする。

三種の神器の一つ、最強公開マシマシ坊主さんです。
このカードは実をいうと、変えてもいいのかなとは最近感じていますが、仮にロックジョーをコスモで潰されてしまった場合、ウォンで疑似的なことができると考えると採用していてもいいのかなと考えています。
インビジブルウーマン、ロックジョーでコスモを引きつけて本名のウォンで破棄を稼ぐといった考え方が綺麗かもしれませんね。

(代替案)

ブレイド
今回は外しています。本来なら入れておきたい一枚です。
アポカリプスを引く為にアメリカチャベスを採用している状況ですが、構築当初はブレイドを採用していました。
ロックジョーの素材として1コストがめちゃめちゃ偉く、ブレイド+シルバー・サーファーをプレイすると、ロックジョーの効果でブレイドが3コストになり、シルバー・サーファーの恩恵をうけつつ、破棄を進められるといったことができます。もしアメリカチャベスの採用が嫌でしたらこのカードに入れ替えてください。
(入替先)アメリカ・チャべス

【ロケーションについて】

(相性のいいロケーション)

カマル・タージ&オンスロートシタデル

そのまま使うだけで爆発的な効果を及ぼしますが、使用方法としてはメタカードを釣る為に使うことが多いです。
インビジブルウーマンを置くだけで相手は焦ってメタカードを投げてきます。そうするとウォンやロックジョーを別ロケーションで通すことができます。
オンスロートシタデルはメタカードであるコスモを無効にできます。
ただ、永続デッキ相手だとプロフェッサーXでロックダウンをされてしまいますので、対面によってはロックジョーやウォンをこのロケーションに置かない選択をすることもあります。

(相性の悪いロケーション)

マインドスケープ

手札破棄のデッキにとって最大の天敵!

にもこのロケーションは相手に変えてもらうことを祈ってください。
もし破棄使いじじゃない方がいらっしゃいましたら、このロケーションを見たらSNAPしていいです。私なら絶対撤退します。

クリムゾン・コスモス

このデッキにとっては2枚目のコスモみたいなもんですね。

1~3コストプレイ制限ロケーションです。
相性が悪いだけで対応は可能ですが、低コストのカード達で勝ち筋を組み立てていく為、コスモ等の置き場所によっては大きく響いてきます。

【デッキの動き方】

今回は2パターン紹介していますが、折角なので筆者の構築の動きを紹介します。既存の構築の方は序盤のスウォームを捨てる動きがあるだけで、そこまで大きくは変わりません。リクエストあれば増やして書こうと思います。

1T:何もしません 
2T:インビジブルウーマンorモービウスをプレイ
3T:ロックジョーorレディシフをプレイ
4T:ウォンorドラキュラをプレイ
5T:ウォンorドラキュラorロックジョーのロケーションにカードをプレイ
6T:残りの破棄カードでアポカリプスを育てる
【ターンごとの解説】
(1T)
このターンはブレイドを採用していても何もしません。
ロケーションの効果によってエネルギーが+されるようなことがあれば、
三種の神器かドラキュラをプレイしましょう!
(2T)
準備段階です。インビジブルウーマンかモービウスをプレイします。
この段階で環境にいるデッキは選定できるものが多いのでここからの動きを考えて組み立てていきましょう!
(3T)
ロックジョーをインビジブルウーマンとは違うロケーションにプレイします。最悪コスモがかぶっても仕方ないと割り切りましょう。
(4T)
ウォンかドラキュラをプレイします。ウォンはいわずもがな別ロケーションにプレイします。ドラキュラはブラフも兼ねてインビジブルウーマンの方にプレイするのが良いです!
このあたりでSNAP判断をします。
(5T)
ここではプレイしていないカードを状況見てプレイしていきます。
モービウスやドラキュラが挙げられますが、優先順位はドラキュラが上です。コスモのプレイ状況ではここでウォンを出すこともあります。
(6T)
ロックジョーorウォンのロケーションで3コスト破棄カードを2枚プレイしましょう!ここではドラキュラでアポカリプスを絶対に捨てたいので、レディシフのような確定破棄カードは使わずにランダム破棄カードのプレイを意識してください。最悪レディシフをプレイするしかないなら、ロックジョーにプレイしたいですね。

【このデッキの弱点・対策】

コスモ

Q.どんな影響があるの?
⇒公開時効果を封じます。採用率から見てもこのデッキ最大の壁です。

Q.対策は?
⇒しつこく書きましたが、プレイされる前提で進めていきます。
三種の神器うち何れかに引き付けることで、その後のゲームを問題なく進めていくことが可能です。

永続メタカード

Q.どんな影響があるの?
⇒モービウスを無効にされるとロケーション制圧が困難になってくる時があります。

Q.対策は?
⇒基本的にはインビジブルウーマンが引き受けますが、もしモービウスやウォンを無効にされたら撤退を推奨します。

ドクターオクトパス&リーチ

Q.どんな影響があるの?
⇒この二人はこっちの手札を台無しにしてきます。
オクトパスはアポカリプスを引っこ抜いてきますし、リーチはアポカリプスの効果を無効にしてくるので、一度捨てたら手札に戻ってきません。

Q.対策は?
⇒出されたら撤退です。対策らしい対策がないですね。

【環境デッキに対して:3選】

代表的なデッキでの勝利条件、撤退条件について記載しておきますが、最悪ガンビット×ウォンのテロでどうにかなる場面もあります。あんまり推奨しませんが。

vsデスウェーブシーハルク・バエロ

勝利条件:5ターン目に破棄を進められた場合

撤退条件:5ターン目に行う破棄をエアロによって妨害されたり、
5ターン目までに破棄を進められずにウェイブでロックされた状態で6ターン目を迎えた場合

vsデストロイヤーX

勝利条件:プロフェッサーXでのロックダウンをされる場所にドラキュラかモービウスを置いていて、6ターン目の破棄をうまく進められる場合。

撤退条件:6ターン目に行う破棄がなんらかの要因で難しかった場合

vsギャラクタス

勝利条件:ギャラクタスを置いてくるロケーションにウォンをプレイ、かつガンビットが手札にある場合。

撤退条件:上記の条件が当てはまらない場合やギャラクタスの後にスパイダーマンをプレイされた場合。

↓予測がうまくいって勝利している画像

これを見てわかる方はわかってると思います。この対面は運ゲーです。
仕方ないよね。。

【おわりに】

お疲れ様でした。ここまで読んでいただきありがとうございます。
シリーズ3⃣「JOWCULA」はいかがだったでしょうか。
以前から私のTwitterをフォローしてくださっている方は私が構築を練っていたのを見かけたかと思います。
今回はその集大成である構築をこのタイミングで紹介できてうれしく思います。もちろん、まだ改良の余地があり今後追加されるカードで改革が起こるかもしれません。
その時は都度更新していくので、破棄軸ファンの方はぜひチェックしてみてください!
重ねてになりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
よろしければTwitterをフォローしてください!一緒に遊びましょう☝
では良いSNAPを!

【この記事を書いた人】

S5終了3日前からマーベルスナップをインストール。
S6ではインフィニティまで到達。CL2000。
マグニートー、アダム・ウォーロックが好き。

著者:AKI マーベルスナップ Marvel Snap
Twitter ⇒ @AKI_marvelsnap

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