ENGLISH JOURNAL ONLINE連載更新!「舞台通訳者の豊岡演劇祭めぐり」
初めましての方もそうでない方もこんにちは。翻訳家(で通訳)の平野暁人です。はっと気づけばもう10月。今年も残すところあとわずかですが、『約束のネバーランド』は一足お先に完結してしまいました。いやあ、ひとつの時代が終わったなあ。
『約ネバ』といえば、原作者の白井カイウさんが書かれた「あとがき」は読まれましたか?って、みんな『約ネバ』を読んでる前提で問いを立てるのもどうかと思うが、もしも「あとがき」が飛ばしたという人がいたらぜひ今からでも読んでみてください。「いただく」と「くださる」が実に見事に使い分けられているのです。敬語と言えばネコも杓子も「いただく」&「させていただく」を乱発するこのご時世にあれほどすっきりと模範的な用例は貴重です。特にこの2つの使い分けが苦手な人は注意深く読んでみると勉強になりますよ。
あと、『鬼滅の刃」と『呪術廻戦』の最新刊も出たし、いやあ秋の夜長はやっぱ漫画だよね〜〜〜!
……はっ!!!
いかんいかん。忙しい中にも充実の漫画ライフを送っている様子を実況している場合じゃなかった。
実はEJO連載の新作が、それも先週公開されております!!
ひとつ前の記事↓がハイカロリーだったのを受けて、
対照的に今回はゆるゆるふんわり思考散歩をするような仕上がりにしてみました。
が。
反響がめちゃめちゃ薄いぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
具体的な指標を示すと、前回の記事がFacebookで339シェアされたのに対して、今回の記事は……
25。
え?
いやいや。
またまたー。
10分の1以下ってそんな。
まさか。
ねえ。
_:(´ཀ`」 ∠):
いやいや、まあ実は前回の記事は連載開始以来最大のヒット、今回は最大の不振なので、我ながら比べるのは酷なのですが。
でもでも、閲覧数やシェア数はあくまでもひとつの目安に過ぎません。内容の方は、むしろ今まででいちばん随筆らしい随筆に仕上がっているかも。信頼する友人が「しみじみ、良いね」と言ってくれたのが心底嬉しかったです。
ハイテンションぶちかまし系ばかりでなく、こういう滋味のあるテクスト(と、自分で言うが異論は認めない指摘は当たらない総合的に判断して前例を踏襲したりしなかったりするので問題ない)も楽しんでいただけたら、書き手としてこんなに幸せなことはありません。
あとね。
正直言うとね。
隔週で1万字とか書いてたら死んじゃうからまじで!!!!!!!!!!
平野暁人
追伸
どなたさまも、よい秋を。
訪問ありがとうございます!久しぶりのラジオで調子が狂ったのか、最初に未完成版をupしてしまい、後から完成版と差し替えました。最初のバージョンに「スキ」してくださった方々、本当にすみません。エピローグ以外違わないけど、よかったら最後だけでもまた聴いてね^^(2021.08.29)