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AWS Certified Solutions Architect - Associate に合格した話 (SAA-C02)

はじめに

AWS認定資格である,Solutions Architect - Associateに合格したので振り返ってみたいと思います.
※現行のSAA-C02は2022年8月29日が最終日です.
次のSAA-C03では出題範囲が広くなっているようですのでこの記事に記載している内容が当てはまらない場合があります.ご注意ください.

まだの方はお早めに!


結論

試験勉強は,申し込んでからが本番です.申し込まないとちゃんと勉強しない.(私の場合)
結果は788点でした.うーん,ギリギリセーフ.

試験結果

背景

インフラエンジニアとしてオンプレ(VMware)やクラウド(Openstackベース,Azure)を経験してきました.Azureは基礎レベルの知識があり,AZ-900を所持しています.

2022年7月の転職を機に,今後業務で使用していくAWSの知識やスキルを身につけるべく学習してきました.
なお,AWSの実務経験はなく,AWSのサービス名もEC2やELBなどを聞いたことがある程度の状態からスタートしています.

そして転職する際にコーディングテストとして,AWSを使ったWordpress環境構築を実施しました.その際にCloudFront/WAF/ALB/EC2/RDSなどをコンソールやTerraformを使って構築し,使用するサービスを概要レベルでの理解しました.

使用した教材

試験の概要

  • どのサービスが出題されるのか,どういったことが求められているかを確認できるため,公式の試験ガイドは一読おすすめします.

  • 他にもサンプル問題や後述の練習問題もあるのでやっておいた方が良いと思います.

AWS Certified Solutions Architect - Associate 公式練習問題集

  • 上記のサイトから辿れる,公式の練習問題です

  • どういった内容の質問が出てくるのかが参考になります.特に言い回しなど.また,試験範囲をざっと確認することができます.

  • ちなみに,7/13に一度解いてみましたが20問中,正解率が55%でした・・・

初回55%で絶望

AWS WEB問題集で学習しよう

  • 主にこちらの教材を使用して理解度確認をしました

  • 有料会員登録(ベーシック)をしました

  • 特徴

    • 1回 7〜8問で全163回のコースからテストを受けることができる

    • 1問ごとに正誤が確認でき,すぐに復習ができる

    • 本試験モードも用意されており,コースの中からランダムに出題される

Udemy

  • 【2022年版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

    • 知らないサービスが出てきた時にハンズオンを使って重点学習する目的で使用しました

    • 特徴

      • 40以上のサービスのハンズオンと2問の模擬試験

      • 全てのコンテンツが日本語で提供されている(他にも翻訳版の講座がありましたが個人的にこちらを選びました)

  • 【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

    • 学習の途中経過確認として使用しました

    • が,本試験と比較すると少し難しく設定されている印象です

    • 特徴

      • 基本問題1回と高難易度5回の計6問

      • かなり詳細な内容を問われるため,しっかりと理解できているかの確認ができる


時系列

合格までのざっくりメモ書きです(読みづらいかも)

3月ごろ

  • AWSコーディングテストで無事死亡しているころ

  • 初めて出会うサービスがほとんど

  • AWSのコンソールと睨めっこしていた

空白期間

  • AWSをしばらく触らない状態が続く

7月上旬〜中旬

  • 入社後にUdemy,「AWS WEB問題集で学習しよう」の教材を購入して学習始める

  • AWSの課題研修があったのでそちらもこなしながら知らないサービスの学習を進める(ECS/Fargateを使ったシステム構築)

    • ちなみに課題研修は自分にとっては結構重く,”試験対策”としての学習時間はあまり取れなかったが,実際に触ることで設定値のデフォルト値や,組み合わせできるサービスなどを理解することができた.

7月下旬

  • 「AWS WEB問題集で学習しよう」の問題をほぼ毎日10個ほどこなしながら理解できていない部分を学習した

7/22

  • SAA-C02が8/29で終了することを社内のSlackで知る

7/27

  • AWSパートナーネットワークのSAAセミナーに参加した際に講師のYukkiさんが言っていた「試験勉強は申し込んでからが本番」にハッとなり試験を申し込む(試験日: 8/2)

7/28 - 8/1

  • 試験日まであとわずか

  • 「AWS WEB問題集で学習しよう」の学習履歴を見ると正解率80%になっていた(正解数347 / 不正解数89)

  • 「AWS WEB問題集で学習しよう」の本試験モードに挑戦する.が,あれ・・・?

    • 割り切って,模試で不正解になったところはラッキーだと思って繰り返し復習する

本番直前で模試が不合格

8/2(試験当日)

  • 試験申し込み時に指定したPearson Vueのテストセンターで受験

    • 平日に行ったからか空いていたため静かに受験できた

  • いつもぎりぎりになってるので今日はかなり早めの9:30に到着

    • 例えば10:00試験開始であれば9:45までには集合必要

  • 身分証は2つ必要,免許証とマイナンバーカードを提示

  • 早めについたらすぐ試験受けられるらしいが,外が暑すぎたのと,気持ちを落ち着かせるために9:45スタートにしてもらった

  • 見直しフラグをつけながら一回通しでみた後,25個くらいあって絶望した

  • 見直しは選んだ選択肢がWell Archtected FrameWork的に正しそうかを見る,要件がなんだったのか今一度確認してみる,などを行った

  • 見直しで選択肢変えたのは5問ほど.

  • 残り時間は15分ほど残して終了

所感

模試で一喜一憂せず,わからないところが見つかったらラッキーと思って次々こなす方が良いかもしれないです.

公式が重要と言いつつもWell Archtected FrameWorkBlackBeltをあまり読み込めなかったですが,今回の学習方法であればあまり試験に影響はしないと思います.ただ,体系的にAWS知識習得を続けていくためにも活用は必要と思います.

まともなシステムを作るために苦労したエッセンスが詰まったWell Archtected FrameWorkを試験を通して幾分か理解が深まったかと思います.また継続して学習を続けていこうと思います.

なお,受かった勢いでDVAの試験も早速申し込みしちゃいました.さてどうなってしまうのでしょうか.

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