AKHRの2024GW競馬・番外編(○○が先行有利の京都ダートに拍車をかけるの巻)
5/5(日)の京都ダートは先行馬に有利な結果となりました。
GWの競馬を振り返ってみて、どう考えても5/5日曜午前で競馬を止めておけば大儲けだったはずなのです。勝ち確だったはずなのです(勝ち確という概念は存在しない)。でもAKHRは敗北します。自分がまだまだ未熟だったから。。未熟な己は鍛え上げなければならないッ! 回顧すると決めたなら、、すでに回顧は終わっているんだッ!?
立川サロンでは、有志の方がレース回顧ツールを提供してくださっています。すごE。これをもとに回顧せざるを得ないなッ!
■日曜1R 3歳未勝利 (ダート1800m・良)
このレースは平均ラップと遜色ない感じですね。前走4角までに3番手以内だったのは⑦ファセットだけで、少頭数10頭立てでもあり、好スタートを決めた⑥ゴーダンシングが先行好位2番手から差し切り。前決着です。ゴーダンシングはサンダースノー産駒で京都ダート1,800mでは狙い目の種牡馬の模様。理由はわかりません笑
■日曜2R 3歳未勝利 (ダート1400m・良)
このレースも前目での決着。こちらは前走4角3番手以内が16頭中7頭。勝ち馬の②ズバットマサムネと3着⑤ガーデンカメリアは前走先行の短縮ローテ。2着の⑯サンダーバースも短縮ローテで、戦績を振り返れば比較的前目につけられており、外枠芝発走と減量騎手替わりで行き脚がついた感じでしょうか。3着の⑤は道中内で包まれて明らかに砂被りを嫌がるそぶりを見せています(パトロールビデオ37秒付近)。American Pharoah産駒らしいですね笑 直線ではいい脚で追い込んでいて、戦績からも外枠からスムースな競馬が叶えば未勝利は脱出できるのではないでしょうか。
■日曜3R 3歳未勝利 (ダート1800m・良)
ここは前走4角3番手以内が4頭。レースラップとしては1Rとあまり変わらずの好位前決着でした。外枠延長のマジェスティックウォリアー産駒⑫タイセイフォルテの大敗が気になったくらいですかね。
■日曜6R 3歳1勝C (ダート1800m・良)
世代限定中距離戦で、先行して好走勝ち上がりの馬が多く、立川オーナーは「外枠・差し・短縮・ハイペース」を設定。⑪オーケーカルメンの推奨でした。前走のネモフィラ賞では控えて一旦最後方から馬群の大外を回すロスがありながら3着。ネモフィラ組の次走結果からレベル高いと判断もでき、私も本命に。やや出負けのスタートから、1角では最後方追走の競馬となりました。まあ、最後差してくるだろうとしと思っていましたが、あまりにも位置取りが後方で4角の時点でオワタでした。
注目は4F目から6F目で、ここが平均より約1秒遅いペースになっています。コースレイアウト的にもここは向正面の坂の上りに差し掛かるのでラップを落とすのはわかるのですが、ここまで落ちるとは。これまでも逃げ先行からある程度の上がりを使えていた③アンデスビエントは人気に応えての快勝。2着の⑦バスタードサフランも実はネモフィラ賞組で、ハイペースの高速ダート小倉戦からの条件替わりで気持ちよく走れた模様(robさんのツイートポストを後で知る)。4角の位置取りで決まりそうな中、⑪も頑張りましたが、さらに上がり3F最速36.7で追い込んだのが内枠延長差しの⑥メイショウリリーで強い競馬でした。正直ゴールドシップ産駒(しかも牝馬)でダート追い込み決めてくるのが、、謎。母父がメイショウボーラーだからか?詳しい方がいらっしゃったら教えてほしい笑
■日曜8R 4歳以上2勝C (ダート1900m・良)
AKHRが約40,000円を消失したレース。⑭ピエナパイロが離し気味に逃げて隊列はやや縦長に。レースラップ見てなんじゃこりゃってなりました。もうお分かりですね。6Rと同じで、向こう正面中間から坂の上りにかけて13.4-13.7-14.1と平均よりもかなりラップを落としています。馬場差はあるとは思いますが同じ条件の良馬場で行われた2/10のレースとは全く異なる展開に。スローを嫌ったか、思った以上に反応が良かったのかわかりませんが⑪シンヨモギネスは早めにマクり上げてしまい、直線では余力をなくしてしまいました。仲良く一緒に差してくるとみていた⑨ダッシュダクラウンも連闘が裏目か見せ場なし。結果的にラチ沿い先行が有利で勝ち馬⑩ペイシャモノノフ、内枠①レッドベルアームは買えない。。唯一差している⑧シャンバラは強い競馬でした。
【参考】2/10土曜12R 4歳以上2勝C (ダート1900m・良)
■日曜12R 4歳以上1勝C (ダート1400m・良)
最終12Rは立川オーナーの読みが冴えわたっていました。「先行馬の少ないメンバーで、ペースはそれほど上がらない。芝発走の外枠勢のテンが速いので、外枠主導の隊列になれば被せられる内枠先行馬は苦しくなる。外目の枠からテンに出していける馬がそのまま押し切るレース質」にて、「外枠・先行・短縮」の⑯バイファーザベストが先行2番手から4角先頭で押し切り。本命の⑦メイショウタイゲイはこの緩いペースがよくなかったか。悪くない位置から直線インを突いて伸びてはいますが2着に0.3秒差の7着。ほかにも⑧ウインドワンピース、④カズペトシーン、⑫フリークボンバーが差し込むも届かずの先行決着でした。
■差しが決まらないのはなぜ?
もともとが向正面~3角前に上り坂があって、3角を下りながら直線平坦というレイアウトもあって先行有利のコースですが、差しが決まらないわけではない。特に1,900mは差しが決まりやすいはずなのですが、昨日に8Rのラップを見て、この日現地で観戦していたAKHRには思い当たる節がありました。
風が強かったのです。
午後から最終レースあたりまでにスタンド右から左、つまり直線方向に南よりの風が吹いていたのです。ということは当然、向正面は向かい風です。この影響は、風の強くなった午後からで、中盤のペースが緩んでいるところに合致はしているのではないでしょうか。特に2角付近からスタートする短距離の方で影響が大きいでしょう(中距離はスタート後が追い風になるので、2F目は先行争いもあって最もスピードに乗せようと出そうとしているところで、先行負荷という意味では先行馬には不利だと思うのですが)。もちろん競馬はほかにもいろんな要素が組み合わさるわけですが、現地に行ったものとしてはこれを活かしたいなぁと思いました(ま、8Rで差しが決まらない時点で12Rは決まらないだろうってのは正論ですが、メイショウタイゲイに賭けたかったのですね要は)。
5/5の午後、AKHRとしては差し馬が風の影響で不利があったと判断します。
オーケーカルメン、シンヨモギネス、ダッシュダクラウン、メイショウタイゲイ、、あなたたちは必ずダートの差し馬場で巻き返すはず。その時をAKHRは楽しみに待ちたいと思います(あとガーデンカメリアも買います笑)