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お客様も私も同時に癒される不思議な施術体験:母親の愛と左目の涙
施術をしていると
あれ?
と 思うことがあります
なんだか いつもと 違う感じがするなぁ
という 漠然とした 感覚です
先日も そのようなことが 起きました
今回はその体験をご紹介したいと思います
~~~
クライアント様は ある女性なのですが
「最近 右の太ももが 動かすと痛い」
と いわれます
普段は車いすで 生活されている方です
特別いつもと異なることはしていないのに・・・
ということでした
どうしたんでしょうね?
といいながら 施術をさせていただきました
ふんわりと その方の両膝のあたりに 指先を置き
その方と私の 高次の存在に 契約していただき
私が触れるべき場所を 示していただきます
痛い場所を 最初に案内されることは この方の場合はあまりないのですが
今回は 痛いとおっしゃる 右の太ももから行うように 案内されました
右の太ももに 触れさせていただきます
筋肉の状態を 確認します
少しだけ 硬い部分を 触知することができました
動かすと痛い原因は おそらく これだなと 思いました
その硬い部分を包み込むように
私の手のひらで 触れ
そのまま 待ちました
私の意識を その方の太もも
そして その方の存在から
少し 離れていきます
私とこの方の間にある 存在の重なりを 離していき
隙間を 作るような イメージです
いつもであれば この段階で
触れている私の手のひらに
リリースが行われる感覚が 伝わってくるのですが・・・
どうしたのか この時は
何も 始まりませんでした・・・
あれ? どうしたんだろうか?
と 少し 戸惑いましたが
確かに 相手の方から誘導された場所ですので
そのことを 信頼して
落ち着いて
あらためて
その方や その方の周囲を
眺めるように 見てみます
私は 見る 能力は
あまり 得意ではありません
ですが この方の頭の 左上のあたりに
もやっ とした 空間の歪みが
見える(感じる?)気がしたのです
そこに 自分の注意を 向けてみます
ふっと
突然ですが
自分の 母親を 思い出しました
ただ 普通に思い出す感覚と
ちょっと 違う感覚でした
うまく 文章化できないのですが・・・
そこに注意を向けると
母親を思い出すのです
特に 会話もせずに 施術をしておりましたし
このままでは リリースが始まる 感じがしません
『うまくいかないこともあるだろう
リリースがうまくいかなかったら 3次元的に手で治療をすればいいし・・・』
と 腹をくくって 気持ちをリラックスさせて
「最近 ご家族と 連絡とったり お話したりされていますか?
ご主人とか・・・
あと 息子さんもおられましたよね?」
と 話しかけてみました
お話し好きの方ですので
いつものように ご主人についての たっぷりの毒を含んだお話が 始まりました 笑
ですが この後が 不思議でした
「息子さんの話」
が 始まったのですが
正確には
「私たちが存じ上げない 息子さん」
についてのお話でした
もう長い間 会うことも お話しすることも できない 息子さんがおられるそうなのです
詳細は個人が特定されるので ここまでにさせていただきますが
「実は あの子が いちばん 可愛いとおもっていた
あの子には 甘えさせることが 十分にできなかった
あの子の誕生日には 必ず手紙を書いて送るの
返事が来ないことは わかっているんだけど
毎年 手紙を書くのよ」
と ・・・
「親しい人以外 誰にも話をしたことないのに なんででしょうね?
先生にはお話ししちゃった
つまらない話を 聴かせちゃって ごめんなさいね
でも うれしかったです」
と ・・・
お話に聞き入っていた私は この時
自分の左目に うっすらと 涙が浮かんでいることを 感じました
現在私も
その 連絡が取れない息子さんと
似た境遇です
なんとなく 自分の母親の気持ちを
その方を通して
知ることができた気がしたのです
その方も お話しされたことで 少し 晴れやかな お気持ちになったようでした
そんな 素敵な 表情をされていました
私の手には リリースの感覚は感じられませんでしたが
「あ! あれ?
足 動かしても痛くないです さすが先生ですね」
と いつの間にか 治療が行われていました
とても とても
不思議な 施術でした
その方の太ももの痛みが軽くなったことは もちろん うれしいことですが
はたして
この時間
施術を受けたのは 誰だったのだろう?
と 思ったのです
この方だけでなく
私自身も 施術を受けていた
そんな 気がしたのです
施術を行う前の 高次元の存在さん達が 契約するときに
「粋な計らい」
をしてくれたのでしょうか?
施術を行う人と 施術を受ける人
そんな 単純なものではない関係性が
私とお客様の間にある
施術をする人受ける人という 単純な一方通行ではない
私とお客様を 包むような 大きな何かが
確かに ある
そう思うのです
とても不思議な そして 癒しのある 時間でした
その夜 私は 母親に
用事は無かったのですが
LINEをしました
息子というのは 用事も無いのに 母親に連絡するのが 苦手なものですが がんばってみました 笑
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お話は以上です
いつものように スピリチュアルな不思議な話ですが エンタメとして おおらかに 楽しんでいただければ幸いです
あなたが今以上に 幸せとなりますように
ありがとうございました
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