紙たばこ新型タバコを吸っているぴょまえら
今回のテーマは紙タバコ新型タバコ（電子、加熱）の有害性、ほんまに新型タバコは有害性が90％以上カットされているのかなどについて。
今回の要約する本は田淵貴大さんの「新型タバコの本当のリスク」でやんす。
まあ、アタイもIQOSユーザーなんですけどね。。。。だから気になったてのもあるんだけどね。
てことで今回も最初に結論、最後にまとめ、改善策を書いていきます。
結論
・紙タバコと電子タバコを比較すると有害物質90％以上カットは本当！
・加熱式タバコに含まれている有害物質の種類は紙タバコとあまり変わらず多い。（しかし新型には未知の物質が多く含まれている）
・発癌性のリスクはやはり紙タバコの方が高い。（比較あり）
・紙タバコと新型タバコの循環器系の疾患リスクは同等
・新型タバコでも受動喫煙は発生する。しかし紙タバコと比べると軽度。
・食事した後のタバコが美味しいと感じるのはニコチンによる脳の報酬回路の機能を邪魔しているから
・紙タバコとアイコスで比較するニコチン血中濃度推移は変わらない。
・残念なことに新型タバコの病気リスクは永遠にわからない
とりまこんな感じですな。
タバコはかっこいいから吸ってんの！（ホリ○モン
って言うのが大体の喫煙者の意見だとワイは思っている。実際自分自身もサカナクションの山口一郎がIQOSを愛用していたから吸い始めたって言うのもある。
本題
・紙タバコと電子タバコを比較すると有害物質90％以上カットは本当！
いやー、これは喫煙者のみんなが気になっていることでしょう。
これはフィリップモリス社が発表した結果の真意を調べるため独立した医療保健機関が独自に調べた結果を比較したところ、フィリップモリス社と医療保健機関の結果に相違はなかったと言う事実があるのでご安心を。
※全ての有害物質の量を書くととんでもねぇ量なので、代表的な有害物質を
基準となる紙巻タバコ アイコス
ニコチン 2100μg 1200μg
一酸化炭素 33mg 0.44mg
ベンゼン 110μg 0.66μg
ホルムアルデヒド 41μg 4.8μg
タバコ特異的ニトロソアミン総量 838ng 70ng
グリセロール 1800μg 4000μg
粒子状物質総量 34mg 39mg
この結果から見てだいぶカットされてるってことがわかるね。
しかしグリセロールや粒子状物質総量のようにアイコスの方が多い物質があることがわかる。つまり有害物質一律にカットされていると言うわけではない。
・有害物質の種類は紙タバコと新型タバコでそんなに大差ない。（しかし新型には未知の物質が多く含まれている）
こちらも全ての有害物質ではなく代表的なもので
ご覧と通り大体の有害物質はアイコスにも同じくらいに含まれているでやんす。
しかし紙タバコとは違って新型タバコには人体に与える影響がいまだにわからない物質が存在している。つまり一概に新型たばこの方が安全とは言うことができない。長い年月を経て害が発症する可能性もなきにしもあらず
・発癌性のリスクはやはり紙タバコの方が高い。（比較あり）
次はタバコ喫煙者のみんなが一番気にしているであろう「発癌性」について。まずは簡単な比較からすると紙タバコ＞＞加熱式タバコ＞＞電子タバコと国際がん研究機関が評価したって。まあそりゃそうだよなてきな
もっとわかりやすくすると
紙タバコ 1日15本吸う人 生涯発癌リスク 10万人に2400人
加熱式タバコ 1日15本吸う人 生涯発癌リスク 10万人に57人
電子タバコ 1日15本吸う人 障害発癌リスク 10万人に9,5人
この結果見るとだいぶ発癌リスクも抑えられているように見えるね。
・紙タバコと新型タバコの循環器系の疾患リスクは同等
しかし安心はできず。
循環器系の疾患リスクを調べる実験で実験動物のラットにアイコスのエアロゾルと紙タバコの煙を当てると同程度の血管内皮機能の低下が見られたらしい。
血流障害は両方ともに発症するよねってこと。
・新型タバコでも受動喫煙は発生する。しかし紙タバコと比べると軽度。
そして受動喫煙に関してのリスク。
題名通り紙タバコと比較すると新型タバコの受動喫煙はかなり軽度となっている。これには「呼出煙」と「副流煙」が関係している。
呼出煙は紙タバコ、新型タバコの両方から発生するが、副流煙は紙タバコにのみに発生する。それに加え新型タバコから発生する呼出煙には紙タバコよりも有害物質の含有量が少ないのでそれによっても受動喫煙のリスクが低減する理由の１つだと考えられている。
まあでも「受動喫煙」が新型タバコでも発生するのは事実やからね。
妊婦の近くや子供の近くで吸わない方がベスト。
・食事した後のタバコが美味しいと感じるのはニコチンによる脳の報酬回路の機能を邪魔しているから
これはニコチンによって脳の報酬系回路がニコチンに依存し、ニコチンと他の行為で比較した際に、「より強い幸福感を感じるのはニコチン」という状態になってしまうから。そのため、「禁煙したらご飯が美味しくなった」というのは、間違いで、ご飯自体はもともと美味しいのに、ニコチンがその感情を阻害していたと言う方が正しい。
「中華食べた後のタバコがうまい」これよく言うよね。
・紙タバコとアイコスで比較するニコチン血中濃度推移は変わらない。
まず最初にこのグラフをみてくダセェ
前述でも書いたとおり、紙タバコとアイコスのニコチンの濃度は約半分ってことはわかるよね。でもニコチン濃度に関係なく血中濃度の推移は全く同じに変化していることがわかるね。つまりこの結果がもたらすことは、ニコチン欠乏によって現れる症状は紙タバコとなんら変わりなく発症するってこと。
ちな、ニコチンの致死量は50〜60mg（紙タバコ2100ug、アイコス1200ug）
・残念なことに新型タバコの病気リスクは永遠にわからない
これは新型タバコが世に出回り始めてから日が浅いからってことが主な要因。発癌性に関する長期的なデータがないし、発癌性以外にも多くの健康被害のデータも存在しないから。
え？てことは数十年くらい経って喫煙者の死亡者とか調べればリスクわかんじゃね？って思ったけど、それはかなりムズイらしい。
まず1つ目の理由が「使用状況の変化」
実際まだ新型タバコについては使用状況がはっきりわかってないらしい。
ある論文では紙タバコから加熱式タバコに移行した人が紙タバコの時よりも喫煙本数が増加したっていう報告があるらしい。つまり、紙タバコよりも数本数が増える傾向があったり、前まで紙タバコを吸っていた時に人体で発生する障害も加味してリスクを計算しなきゃならないから、これはだいぶキチィと思う。
2つ目の理由は「電子タバコや加熱式タバコはメーカーによって構造が大きく異なる」
現在販売されている電子タバコの種類は１００種類近くもあり、構造によって排出される有害物質の量が変化するらしい、
3つ目の理由「新型タバコ以外にチェックする項目が膨大」
能動喫煙の物質量、受動喫煙の物質量の情報収集だけでもだいぶ難しいらしい。それに加えて紙タバコと新型タバコの二刀流の喫煙者の場合は両方の本数のデータ、新型たばこの機種のデータなど、調べる量がぱないらしい。
・まとめ
・紙と新型を比較すると新型の方が害が少ないが、新型タバコには有害性が判明していない未知の物質があるので一概に新型タバコの方が安全とはいえない。
・ニコチンの血中濃度の推移は同じなためニコチンの欠乏で発生する症状は紙タバコ、新型タバコともに同じように発症する。
・ご飯はもともとうまいんだから「禁煙したら飯がうまい」とか言うな
・循環器系の疾患リスクは同じ。
・新型タバコのリスクは永久にわからないらしいから考えるのはやめようぜ。
って言うことで考えるだけでむずいたばこの話でした。
まあ、改善策はタバコやめるとか減煙とかが一番いいと思うけど、お酒のテーマでも話したけど、ガブガブ水を飲んで体内の有害物質を尿で排出すること、あと肝臓の働き促進のために貝類が入っている味噌汁（しじみ汁）とか飲めばいいじゃないですかね？？
あと個人的には1日３〜４本くらいしか吸わないんだけど、吸う時ってだいたいやる事をやった後の「空いた時間」で吸うことが多いのよね。大体はスタバかDOUTORにいるから吸わないし。減煙するなら空き時間を作らないってことがだいぶ有効だと思ってる。
もっと詳しく知りたい人は、田淵貴大さんの「新型タバコの本当のリスク」を読んでみてくだちい。
出てきた単語・ニコチン・一酸化炭素 ・ベンゼン ・ホルムアルデヒド
・ニトロソアミン・グリセロール ・粒子状物質総量・エアロゾル・呼出煙・副流煙・報酬系回路
あとがき
いやぁ、「タバコはかっこいいから吸う」
これマジよ、ほんとに。結局憧れから入る人が大半だとおもてる。
あたくしが一番影響を受けたのはやっぱりサカナクションの山口一郎で、instaLiveで「mellow」って曲を聴いて首を軽く振りながらIQOSをひと吸いしてから一言こう言ったんですよ。
・・・・・「いい詩だね」
もうね、そこで思ったよね「か、かっけーーー！！」って。
「歌」じゃなくて「詩」で表現するところがまた、、、、、、
憧れる理由なんてどんなに浅くてもいいんですよ。。。
次回はサウナの効果を医学的見地から説明している加藤容崇さんの「医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?」という本を要約するでやんす。
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