仕事とプライベートの切替
転勤を経験してから仕事について考える時間が増えました。自分にとって仕事をするとは何なのかについて、以前よりもゆっくり考え自分自身を振り返っております。そんな中で思ったことがあります。
仕事とプライベートの切替って何だろうか。
転勤で慣れない環境もあり、かなり疲れが溜まるようになりました。頭の中も仕事、気持ち的にも仕事でいっぱいになってました。
転勤前は疲れることはあっても家に帰れば切り替えられていたような気がしますが、転勤後は仕事がまとわりつくような感覚でした。
なぜこのような事態になったか。
最初は物理的に業務量が多く、業務で疲弊してしまってるだけかと思ってました。朝から晩まで仕事して息つく間もなく1日が終わります。リフレッシュする時間を確保できず、寝床につきます。
でもこの生活は転勤前も同じだったはず。一体何が変わったのか。
1つ思うことがありました。
転勤前と比較して好きな音楽を聴く時間や、読書、スマホで情報収集する時間が少なくなっていることに気付きました。ダウンロードする曲数も少なくなっているような、新しい音楽と出会うことも少なくなっているような。今まで「いつ」してたのか。
通勤時間。
転勤前は自宅から職場まで1時間弱の通勤時間がありました。移動は大変ではありましたが、実はこの1時間が仕事とプライベートの切替に有効だったのではないかと思いました。
出勤前はアスリートの気持ちになって仕事への気持ちを高めるため音楽を聴いていたり、余裕のある日は仕事の段取りを考えたりと、気持ちの部分で仕事への準備ができてました。スポーツをする前のウォーミングアップのような感覚です。
仕事帰りも同じように仕事を忘れるように気持ちを切替て帰宅しておりました。
転勤後は電車通勤ではなく、職場から近いところに家を借り、自転車で通勤しております。時間でいうと15分程度です。通勤時間が少なくなって効率的になりましたが、仕事の生産性やプライベートの充実度でいうと、パフォーマンスは落ちた気がします。20分だと、なかなか気持ちが切り替わらないですね。
時間の使い方は人それぞれかと思いますし、満員電車や雨の日、雪の日の通勤は辛いものがあります。ただ、下記のようなことも見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
「リモートワークは効率いいけど、気持ちが切り替えられない」
あえて通勤時間をつくるというのも、意外と大事だったりするかもしれませんね。それこそアスリートのような感覚で。
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