地域精神保健でのカプラン

予防精神医学の観点を考えるモデルケースとして

今日はカプランの定義で考えていこうと思います。参考文献はこちら

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カプランは地域住民の精神保健の

メンタルヘルスを

その人の伝統、文化背景に応じて、現実的な方法で問題を解決する潜在能力である

と定義し、地域精神保健医療の活動について

第1次予防、第2次予防、第3次予防の観点から

第1次予防は、疫病の予防と精神的健康の保持、増進に関わるもので、環境改善、相談業務や危機介入をとおしての精神障害の発生予防を含む。

①精神障害に関する正しい知識の普及、啓発活動

②学校や職場におけるメンタルヘルス対策

③精神的健康の増進のための健康教育

④早期の相談を可能にする環境づくリ

第2次予防は、精神障害者の早期発見早期治療

をとおして精神疾患の進行や重症化を防ぐことを目的としている。第2次予防の例として

精神保健ニーズの把握、スクリーニング、精神科トリアージ、危機介入、自殺予防などがある。

第3次予防は、精神疾患に伴う機能障害を最小限にして機能障害による規制があっても充実した生活を送れるようにすることを目的としている。第3次予防の例として

リハビリテーション、服薬管理や症状管理を含めた再発予防教育、社会生活技能訓練(この後SSTとする)、職業訓練、復職支援などがある。

感覚的に第1次予防はまだ精神科にかかる前の状態

第2次予防と第3次予防になると精神科にかかっている状態

というところでしょうか。ツッコミどころ満載ですが、そこはさておき精神保健について正しい知識の普及ができてる状態て何を指すのか?

ふと思い本読みましたが、言葉としては書いてあるもののぼんやりしていてつかみどころがないなぁと思うのでまだまだ私は勉強不足だなぁと感じました。今日も学んでいこうと思いました。

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