くま五郎とクマーベル、今週土曜日21時の作品の元になる、種のお話
こんにちは、あけみひよこです。
くま五郎とクマーベルですが、8月6日土21時〜
0.01ETH(黒)からオークションにて発売!
入札特典NFTは、また新しい作品になるので、ぜひお楽しみにください〜^^
https://opensea.io/collection/kumagorou-and-kumarvel
うぇぶすりー共和国に亡命した後、難民キャンプでくま五郎は落ち込んでいました。
差別のない国、うぇぶすりー国にやっとのことで亡命できたくま五郎とクマーベル。
脱出できて喜んでいたけれど、月日が経つうちに不安になっていきました。
それは、「仕事」です。くま五郎は、強制労働しかしたことがありません。クマーベルは将来家政婦しかしたことがありません。でも、この国には家政婦はいません。
そう、どう働いて生きていけばいいのかわからなかったのです。
「僕は、どうせダメなんだ。ただ辛いところから逃げてきただけのダメなくまなんだ」
くま五郎は、自分を恥ずかしく思い始めました。クマーベルはそんなくま五郎の様子に胸が痛くなっていました。
「こんなにそばにいるのに、なにもしてあげられない」
うぇぶすりー共和国では難民の衣食住は保証されていました。
でも、食べて行けたらそれで人生は幸せというわけにはいきませんでした。
「なんのために生きているのか」「だれかの役にたっているのか」
そう悩んでしまうくまだっているのです。くま五郎がそんなくまでした。
ある日、農業博士のドクターベアが難民キャンプに来ました。
「種から植物を育てて、油をしぼる仕事をする人はいないかね?」
ーー誰も手を挙げませんでした。
なぜなら、土地を耕すことからしなければいけないからです。それに植物を育てて油をしぼっても、その報酬は微々たるモノです。
でも、うぇぶすりー共和国では深刻な油不足でした。誰かがやらなければいけないことでした。
くま五郎が手を挙げました。
「僕にやらせてください!」
「よかろう、ワシについてこい!」
こうして、くま五郎の植物の栽培がスタートしました。
くま五郎とクマーベルですが、8月6日土21時〜
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