プロジェクトのファウンダーの裏話〜超勘違いしてやばかった話
こんにちは、あけみひよこです。
ファウンダーのお仕事を少しずつ続けています。
いま、何をしているのか。
ジェネラティブコレクションを出すまでの計画を建てています。
ファウンダー、超勘違いをする・・・。
これが私が思っていた以上に結構大変でした。
一つ自分が勘違いをしていたことがありました。
それは、アーティストが好きな作品を作って、それを私がプロデュースすればいいと思っていたことです。
・・・よく考えたら、それプロモーターやんね。完全に仕事間違ってるヤンw
実は、プロモーションは1回高校生の女の子をやったことがありました・・・。
で。どうなったのかというと、メジャーデビューしました。
YouTubeでも100万回以上再生されていますね、今や・・・。
そのときは、プロモーションすることに集中して、特に大手メジャーレコード会社に届くようなプロモーションを自分なりにがんばりました。結果が実って良かったです。
・・・でも、ファウンダーはちがいました。
世界観も何を伝えたいのかもファウンダーが考えるのです。
「あわあわあわわわわわわわ〜〜〜〜」となっておりましたが、私の中で、くま五郎とクマーベルは、心が動いた理由が明確だったので、自分なりに描いていた物語がありました。
私が伝えたいのは、新しいことに挑戦する人がいなければ時代の針は前に進まないと言うこと
くま五郎とクマーベルの色の話をしました。
私達って、色で本当に差別をする。肌の色だけじゃない。旗の色(国)、勝手にジェンダーで色分けをすることもある。
そして、いつの時代も少数の色の人たちは迫害される。
迫害される人は、「そこにいなくいいよ。逃げてもいいんだよ」とやっと最近になって言われるようになった。
私が子どもの時は、立ち向かえと言われた。大勢に一人が立ち向かったって、タダ打ち負かされて自分の力のなさを痛感するだけで、希望がどんどん奪われていく。希望がなくなると人とつながれなくなって孤独になる。
孤独になると・・・自分以外を恨み始める・・・。
色んな事件は「自分を分かってくれる人がいない」ことで起こっている。
やっと「逃げてもいい」と言われるようになった。
でも、本当にそれが解決なんですか。
なぜ、被害に合った方がその場を立ち去らなければいけないのですか。
どうして加害した人がその場所に居続けるんですか。
私は、まだ時代の針を進めていかなければいけないと感じています。
この視点は、「ミステリというなかれ」というドラマで、主人公の久能くんが言っていた台詞で気がつきました。
「本当だ」と私は涙を流しました。その理不尽に静かに自分が怒っていたことにも気がつきました。
くま五郎とクマーベルは私のこの心の奥に響いてきました。
くま五郎とクマーベルは決して勇者ではない
多くのコレクションは、華やかな女の子か強そうな男の子が多いです。
かっこよいかキラキラしている。
くま五郎とクマーベルは全く違う。
彼らは、うぇぶつー国というくまの国で毛の色が珍しかったために差別されて迫害されたくまです。
迫害された者はいつだって、チャンスを失う。最前線に送りコマ大変な試練に遭う。そんな大変な思いをしていたくま五郎とクマーベルは、差別のない国、うぇぶすりー国への亡命に成功する。
これが私が最初にくま五郎とクマーベルを見たときに頭を駆け巡った物語でした。
うぇぶすりー国には色々な色をしたくまが平和に生きている。彼らは、何気ない幸せな日常を手に入れた夫婦なのだ。
加害するモノから逃げるしか出来なかったけど、新天地を見つけた。
戦わずして逃げた。でも逃げて幸せだった。
そういう世界も私は書きたいと思った。それがジェネラティブに私がこの作品を選んだ大きな動機です。
新コレクションの作品もできあがってきました。
新コレクション発表は、7月19日火曜日です。
どんな作品を描いたのかというと、「開かれた平和」です。
作品を見れば、全ての危険が終わったことが伝わるはずです。
終わったところから始まる、そういう作品をアーティストのIMOKOさんに
描いてもらうことにしました。
新コレクションの発表と共にできれば、Discordも作ってしまいたいと思っていますが、そこまで間に合うかわかりません。
最初はとてもシンプルなDiscordになるかもしれません。
私はこのくま五郎とクマーベルの話語り出すと止まらなくなるので、今日はこのへんで〜^^