見出し画像

青春の光を思い出したよ「ステゴロツアー」

 その情報に触れたきっかけは、先週、地元駅構内に貼られていた一枚のポスターに惹きつけられたこと。

 その左右に貼られているポスターは、いかにもお役所的というか、公的施設で行われる健全な公演とか何かのものだったし、ポスター自体からも、健全臭が漂っていた。

 ところが、私の目を釘付けにしたポスターは、そこはかとなくダーティな雰囲気を漂わせていて。

 なになに、明石市民会館で、ボクシングとかやるの? というか、ボクシングやる身体じゃないよね?(笑)

 というか、どっかで見たことある顔・・・というか、さらば青春の光やん!

 気付いた瞬間、身体中から謎のなにかが噴出した。お笑い好きで、とくにコントが大好きな私、さらば青春の光は大好物なのだ。森田さんのセンスが好きすぎて。

 速攻で、明石駅至近にある「あかし案内所」へ駆け込む。明石市民会館イベントガイド誌「しおさい」を手に取る。

 うぉぅ、これこれ、これでんがな(すでに言語までおかしくなってしまうくらい、興奮している。笑)。

 チケ発は来週か。お、市民会館で直接販売もしてるのか。こういうチケットの発売日って、ネットがなかなか繋がらなくって、ずいぶん待たされた挙句、完売、なんてことも多々あるので、めんどくさいけど、窓口まで行ったほうがいいのかなぁ、などとぼんやり思う。

 ん?

 私は現在59歳ですっかり老眼だが、それでも小さな文字で添え書きされたこの一文は見逃さなかった。

※ 発売日のみ、窓口9時〜 /  電話・オンライン10時〜受付

 うぉっしゃあ!! これはもう、窓口に並ぶしかないよな!!

 そういえば、とさまざまなことを思い出す。若い頃は、行きたいライヴのチケ発日ともなれば、2時間前から並ぶことも辞さなかったのだ。今はもうなくなってしまったけど、昔は「チケットぴあ」の店舗があって、そこに何度並んだことか。

 そんな若い頃の記憶だけで、なんだかアドレナリン大放出状態。久しぶりに、チケット取るために並ぶんだ、なんて思うだけで、心が若返る気がする。

 ただ、身体はそれなりに老いているので(苦笑)1時間前に行くことにした。私がかつて通っていたチケットぴあは屋内にあったけど、市民会館の場合、屋外で待たなければならないのだ。さすがにこの暑さの中、2時間は無理かな、と。

 猛者な先客はいらしたけれど、まぁそこそこ納得できる順番をゲットして、想定以上の良席をゲットすることができた。ありがたや。良席の片鱗(?)は、アイキャッチ画像をご覧ください(笑)。

 家に帰るまでが遠足です、というけれど、私の中では「チケット入手の算段からがライヴです」なのだ。久しぶりに興奮させてもらった。

 余談だが、午前11時30分頃に明石市民会館のサイトを確認したら、すでに「市民会館扱い」のチケットは完売していた。チケットぴあの状況はどうだろう、と確認しようとしたが、サイトには全く繋がらなかった。

 今、私の手元にあるチケットは、奇跡のチケットなんだ。ありがたすぎて泣きそう。涙のかわりに、今宵は久しぶりに、祝杯をあげようと思う。

 来月のライヴが、ほんとうに楽しみだ。

 最後に、明石市民会館のスタッフの皆様にお礼を申し上げます。
 今まで、さまざまな窓口でチケットを求めてまいりましたが、今日の明石市民会館ほど、スムーズに行われたことはありませんでした。
 お忙しい中、素晴らしいご対応をしていただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?