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ラングレイス伯爵の悲劇

 ずっと品薄状態が続いていてお目にかかれなかった、ブルボン製菓のラングレイスというお菓子。昨夜、閉店間際のイオンにて発見したので、購入した。

 早速、珈琲のおともとしていただいた。話題になっていただけあって、確かに美味しい。しかし、ルマンドをチョコレートでくるんだようなかたちなので、ルマンドよりはボロボロと崩れにくいかも・・・と油断したのがいけなかった。

 やっぱりボロボロ崩れるやーん。

 オーガニックコットン製の、お気に入りの水色Tシャツの上に、ボロボロこぼれるラングレイス。あわてて指先でつまんだら、その体温でチョコレートが溶け、Tシャツの上に、ニュルっと。

 さらにあわてて、そのニュルっとをぬらした布巾で拭き取ろうとしたら、無惨にもチョコレートがのびて、ウニョーンと・・・。

 そうだ、私は、チョコレートコーティングされたお菓子が苦手なのだった、と今さら思い出してももう遅い。そう、エクレアとかエンジェルパイとか、本当にダメなのだ。あのコーティングをこぼさずに上手に食べ切れたことが、一度もないのである。

 残念だが、もう二度と、ラングレイスを買うことはないだろう。ラングレイスは悪くない。私が不器用なのがいけないのだ。

 許してください、ブルボン製菓様。チョコレート系なら、やっぱり、チョコリエール一択。というか、チョコリエールって、もっと評価されてもいいんじゃないかと思う。小麦全粒粉入りのビスケット自体も美味しいので、私はかなり贔屓にしております。

 チョコリエラーです(完全なる造語。笑)。

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