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【私は『主婦』というかなり強みな環境にいた。02 】#100からカウントダウン|#88

どんなデザイン案件でも無料で引き受ける『躊躇しないキャンペーン』
https://note.com/akemi2suzuki7/n/nb49698ead4c2 ←【01 】この続きだよ
家事をしながら、クライアントさんを勝たせる順路を考え
地元スーパーで目に入るデザイン全てに「採用の決め手はどこ?使える手法は??」な目線を送ってしまうデザイン一色の日々。

依頼は断らない!と決めちゃったから毎日2つ 3つを同時進行。
そこに家族や子どもの学校役員、行事も入ってくる。
頭の中が常にフル回転でずっと覚醒している状態だったと思う。
その中、面白い発見がたくさんあったんだけど


今回は『昔話みたいな話』を1つ。


育った環境や、自分がなにを選択し、見てきたか。でセンスは身につく。
デザイナーはその引き出し(世界)をどのくらい持っているか?が大事なことで、クライアントさんの希望する世界をまず理解し、カタチにしてあげなければならない。

でも、私だって引き出しが多いわけじゃないから、その希望の世界を持っていないときもある。
でも、断らない!と決めたキャンペーンなので、本やネットで見てはインストールしていたんだけど、何回か経験してゆく中で「不完全燃焼」が生まれるってわかった。


この経験から、

持っていない世界を突貫工事で作っても良いものは出来ないので、お断りする『基準』が出来た。

『お断りする』ってなんだか上からで偉そうだけど、今の自分でクライアントさんを勝たせられないのなら、勝てるデザイナーさんにスイッチする方が、クライアントさんにとって良いと思い、お断りする『基準』にした。


そこからが昔話みたいな話で。

断られているのに、みんな紹介してくれるようになって。
「上から目線なやつ〜」じゃなく「良いデザイナーさんいるよ!」って!!


これにはびっくりだった。

自分の「不完全燃焼」に嘘をつかず、デザイナーの仕事(クライアントを勝たせる)からブレずにいたら、(こう言ったらなんだけど)質の良いクライアントさんからのご依頼が増えていくのが件数をこなす毎にわかってきた。

無料で引き受けていると「可愛いの作って欲しい」「カフェみたいなオシャレなのが良い」っていう漠然すぎる注文が大半を占めていて、イメージの擦り合わせから始めるので時間がかかってしまう。それを詰めていくと「結局お断りする基準だったじゃーん・・今の時間返して欲しい・・」って思ってしまう方もちらほらいるのが現実。


じゃぁ質の良いクライアントさんて??

例えば、先に資料を集めてくださったり、私のsns を見てからご依頼してくださったり。
それに紹介が多いから、はじめから断るかもしれないデザイナー。とわかって会ってくれる🙏💦寄り添ってくれるから話もイメージの共有も早い。

でも、その中、先に報酬を伝えてくれる方が本当に増えた。


その後、私のデザインの金額設定につながっていくのですが。。。


それはまたお話しようかな。
昔話の正直じいさんじゃないけど、違和感に素直になるのは、どの業種にも通ずるものなのかもしれないなぁ〜ってお話でしたとさw

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