トイレのツバメ
そろそろツバメ達が日本に帰り着く季節が近づいてきたら、思い出します。
我が家のトイレのツバメ
いや〜〜びっくりしたというか、まさか!と家中が大騒動したエピソードです。
我が家の父はトイレで用をたす時、なぜか窓を全開にします。網戸もなく、開放感溢れる窓の状態を好みます。換気扇でいいんではないかと思いますが、絶対譲りません。かなりのこだわりの時間みたいです。
そんな父は必ず窓を閉めずに終了〜〜的な毎日を送っていたある日。
背後にパサッと羽音、ちゅんちゅんという鳴き声。
げっ!
巣作りしてる!ツバメが!トイレで!我が家のトイレで!!!
父の所為です。窓閉めないから、入ってきたじゃん!と皆が責めましたが、よく見ると可愛い😍頑張って巣作りしている姿が可愛い!
以降、我が家は危険を顧みずに窓を常に開けた状態でみんなが用をたすという、世にも奇妙な状況となりました。
そしてしばらくすると雛がかえり、賑やかなトイレになり、いっぱいいろんなウンがあるトイレになりました。慎重にトイレにお邪魔して、慎重に去る日々がとても楽しかった〜〜🤗
でもしばらくして待てど暮らせど親鳥が帰ってきません。大人達はきっと何かにやられたのだろうと、そして雛は死んじゃうかもと話し合っていて、涙が溢れてきました。
でもみんなで何とかトイレで雛に餌を与え続けました。きっとおじいちゃんがいっぱいあげてました。
でもダメだったみたいです。私が学校から帰ると巣ごといなくて、おじいちゃんが
「天国に飛んで行ったね」と。
自然のものは自然に。
それを学んだトイレのツバメ事件でした。