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【シティリーグ3柏33位!?】ブルー型コケコドールもどきデッキ【4勝2敗嬉しい!】

初めまして。あけほし、と申します。ポケカ歴約半年の初級者です。ブルーの探索というカードの虜になってからは4ヶ月です。4ヶ月、ブルーの探索(以下『ブルー』)型デッキしか握っていない人間です。
さて、令和2年2月16日に行われたシティリーグシーズン3@柏で128人中33位(4勝2敗)となり、狂喜乱舞してました。その際に使用した『ブルー型コケコ(+パルスワンV・ライライ)ドールもどき』デッキを紹介しようと思います。
別に33位で舞い上がって作成するわけではなく、元々全敗でも記事を書くつもりでした。明文化することで自分の思考を整理し、今後のデッキ作成の参考にするためです。あ、念のため記載しておくと、この記事では2万3千字ほど書いていますが全文無料です!

★ブルー型コケコドールもどきデッキってなに?

雷にはデンジというエネルギー+グッズサーチカードがありますが、これにブルーの探索を加えてサポートやスタジアムもサーチしつつカプ・コケコVパルスワンVライチュウ&アローラライチュウGXで柔軟に戦うデッキです。
特性持ちポケモンがカプ・コケコ◇のみなので、ほとんどのシーンでブルーの探索を使用することができ、確実にサンダーマウンテン◇やエレキパワー2枚をサーチし、速度&火力の底上げができます。また、カスタムキャッチャー2枚リーリエのピッピ人形+しあわせタマゴの強力コンボをブルーの探索一枚でできるのも明確な強みです。なお、ドール"もどき"である理由は後述します。
あと、ジムバトルに出ると3戦中1回は聞かれるのですが、ピカチュウ&ゼクロムGX(以下『ピカゼク』)は入っていません。実は、これがこのデッキ最大の強みかもしれません。パルスワンVやコケコ、ライライを並べられた時、このラインナップを見てコケコドールだとはなりにくいらしいです。相手の脳内サイドレースをずらすことができるので、非常にありがたいです。

★このデッキをオススメしたい人

特性がつよつよな現環境でブルーの探索を握りたい人。
え? 対象なし? そんなー(´・ω・`)
冗談はよして、本デッキはサーチカードがブルーの探索4枚・デンジ4枚とかなり多いです。現環境でベンチ呼び出しのカスタムキャッチャーグレートキャッチャーによるフィニッシュは当然強く、上記8枚のサーチカードで効率良くサイドを取っていくことができます。
また、雷特有のエレキパワーカプ・コケコV(以下『コケコV』)の火力等も相まって、円滑なダメージレースがしやすいです。
さらに、後述しますが、基本的な動きが決まっており、ポケモンの動きもシンプルなので使いやすいと思います。
つまり、
サーチをするのが好きな人
・ポケモンキャッチャーのコイントスが怖く、確実なキャッチャーを好む
雷の高火力楽しいぃいいい!! ってなる人
テンプレのような動きがあると安心する人
に対してオススメできるかと思います。

★デッキ作成の動機

そもそもブルー型といえば『ブルーレシリザ』『ブルーラプラス』等のメジャーデッキがある中、なぜ縦引きの苦手なブルー型でわざわざ雷なのか、という話になるかと思います。それは、僕がブルーの探索を使ったプレイングに一番自信があるから+ピカゼクが流行ってて雷が強そうだから、という理由でした。実は、最初はブルー型ピカゼクを作成しようとしていました。ただ、先2フルドライブ後1フルドライブをするにはどうしてもデデンネ・博士の研究等による縦引きが必要であり、ブルーだけでは難しいと考えました。(当然ですが、手札次第ではできます)結局ピカゼクは縦引きやゼラオラ採用の方が強いと考え、断念しました。
そんな中、コケコドールもありかなって考えていた矢先に、ブルー型のコケコドールの存在を知り、組み始めました。また、その際にはVMAXライジングのカードラインナップが公開されており、パルスワンV(以下『犬』)を発見、1エネで2エネ加速できる手軽さ+犬2エネで確約されている中打点を見て興奮、そのままプロキシを作って高田馬場のバトロコでBOX争奪戦に参加し、確かな手応えを感じました。
ただ、この時点ではブルーレシリザ、ブルーラプラスのどちらもデッキを作っており、特にレシリザは自分なりのアレンジをして好感触を得ていました。しかし、結局は現デッキを握る決意をしました。その大きな理由として、
・レシリザで300点出してもVMAXはワンパンできない
インテレオンVMAXが流行りそうでタイプ相性が厳しい
・レシリザに継続戦闘力がない(入れ替えないといけない)
といった点を上げました。なお、ブルーラプラスをやめた理由は単純にピカゼクがこんな流行ってる中、水を握りたくないってだけでした。

消去法みたいな理由しか書いていませんが、結局は雷が現環境強いデンジも相まって強力なサーチ力犬が強い、という理由です。特に、1エネで後続に2エネ加速できる犬は要求札の多い後1フルドライブより圧倒的に楽であり、ピカゼクとの差別化が図れると考えました。
また、コケコ(モルペコ)ドールはエネの加速が基本的にカプ・コケコ◇以外なく、人形立てての手貼りだけとなりますが、犬の採用により後2で確実にサンダーボルトなりタンデムショックなりを撃てるのは明確な強みかと思います。(最近のコケコドールが犬採用してたらすいません、自分の勉強不足です)

★デッキレシピ及び採用理由

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このような形で落ち着きました。ただ、これは完全体ではなかったですね。今の僕ならしあわせタマゴ1枚を隠密フードに変えます。理由は後述。
それでは各カードの採用理由を書いていきましょう。

●コケコV 3枚
言わずとしれた雷のエースアタッカー。本デッキでもメインアタッカーを務めるほか、コケコVスタートが理想であるため3枚。また、ライライのタンデムショックギミックにも逃げエネ0は役に立つため、2枚場に並べることも多いことからサイド落ち考慮の3枚。4枚入れてた時期もありますが、犬を2枚にするためこの数で妥協しました。

●パルスワンV 2枚
新弾のカードは入れないと負けるーーそれがシーズン2で学んだ教訓でした。と言っても犬は新弾カードラインナップの時点でつよつよなのは分かっていたので1は入れてました。特に、後1で犬にエネ手貼り送電、後2エネ手貼りライトニングストーム130点がめっちゃ大事。後述する基本的な動きにおいて改めて説明しますが、必ず犬1枚は立てる必要があるため、サイド落ちを考慮し2枚投入。

●ライチュウ&アローラライチュウGX(以下『ライライ』) 2枚
書いてあること全てが強い。特性を持たないでくれてありがとう。タンデムショックの追加効果による麻痺が大事。また、160+エレパ2枚で220=VポケモンのHPに届くので優秀。シティリーグでも大活躍でした。サイド落ち考慮やザシアン相手での鋼抵抗が優秀、2体押し付けも強いこと等から2枚投入。

●カプ・コケコ◇(以下『コケコ◇』) 1枚
雷デッキ作るならこいつを入れない理由がない。たとえコケコ◇スタートしてブルーの探索が使えず、悲しみを見ることになろうとも……
1エネだけでも加速する勇気を持つと本当に強い。後半戦の立て直しに大事なキーカード。2枚以上入れると失格になるため1枚投入。

●クイックボール 3枚
スタートした種ポケ+3体出せれば良いため3枚。ブルーやデンジでサーチできるため4は投入せず。

●ポケモンいれかえ 2枚
コケコVが逃げエネ0であるため、犬やライライを下げるためだけに使う。2枚が最低限のラインかな、と思い2枚。本当は3枚欲しかった。

●エネルギースピナー(以下『エネスピ』) 2枚
後1で打つと爆アドのカード。ただし、犬で送電できるため何が何でも後1で打つわけではなく、単純にブルーの探索でもエネルギーをサーチできるようにするためのカード。デンジとブルーを合わせれば10枚のエネサーチカードがあることになる、地味に肝なカード。序盤と終盤の立て直しに使うので2枚投入。

●エネルギーつけかえ 1枚
主に後半戦で使用する。使い方としてはベンチにポケモン1体とピッピ人形しかいないときにコケコ◇のせんじんのまいをする際に、ピッピ人形に付いたエネルギーをポケモンにつけかえるためのカード。

●ポケギア3.0(以下『ポケギア』) 4枚
ブルーやデンジ、マリィにタッチするためのカード。あとザオボーもかなり重要なデッキなので、脳死で4枚投入。

●リーリエのピッピ人形(以下『人形』) 3枚
デッキタイトルどおりのキーカード。ただし、デッキ名がコケコドール"もどき"なのは、基本的に攻めで使っているため。つまり、人形で耐えて攻撃を返す本来のコケコドールとは違い、サンダーボルト2連打タンデムショックギミックとしての使用がメインとなり、あまりにも死なないので3枚で十分足りました。友達にはあまりにも人形で耐えないため、「コケコドールを名乗るな」と言われました。検討しまーす( ・ิϖ・ิ)

●カスタムキャッチャー(以下『カスキャ』) 4枚
「ブルーの探索使いますカスキャ2枚持ってきてそのまま使いますベンチのデデンネ前でお願いしますサンダーボルト使いますありがとうございました」の呪文を唱えるためのカード。グズマなき今、ブルーの探索を使うなら4枚投入必須かと思います。

●グレートキャッチャー(以下『グレキャ』) 1枚
「ブルーの探索(デンジ)使いますグレキャ持ってきてそのまま使いますベンチのデデンネ前でお願いしますサンダーボルト使いますありがとうございました」の呪文を唱えるためのカード。どのデッキにも1枚は入れておいて損はないカード。

●エレキパワー(以下『エレパ』) 4枚
100枚あると青眼の白龍と同じ攻撃力になれるカード。
ブルーで2枚持ってくれば+60ダメージの超強力カード。雷デッキの代名詞的カードの1つ。脳死で4枚投入。

●しあわせタマゴ(以下『卵』) 2枚
卵はブルーやデンジでサポート権を使いがちなこのデッキで唯一強力な縦引きを実現させてくれます。何より、世に蔓延ったマリィ+ナイトウォッチャー対策になります。特に、キツイ盤面でブルーを使い、卵+人形を持ってきて人形をバトル場に出し、卵をつければ立派なコケコドールらしい動きが一瞬で完成します。また、具体的なシチュエーションは後述しますが、相手の先2で大体中打点を貰うことが多い現環境において、死にかけのバトルポケモンに貼るだけで相手が悩んでくれます。人形で時間稼ぎに1枚、死にかけアタッカーに1枚と計2枚貼ることが多いことやサイド落ちを考慮して2枚投入しました……が、ここの1枚は隠密フードにすべきでしたね。反省。流石にカルゴLO対策すべきでした。ガラルサニゴーンもいるし、フィオネやキュウコンと言ったポケモンから特性の効果を受けないのは現環境必須だと思います。

●大きなおまもり(以下『おまもり』) 1枚
コケコVや犬がHP200なので小ズガ相手にエネ要求枚数を増やしたり、ミラクルツインGXを耐えたり、トロピカルアワーGXを耐えたりするために必要。また、対三神ザシアンではライライへのブレイブキャリバーが抵抗込みで240ダメージとなり、一見ワンパンされないかに見えるがガラルニャイキングが1匹でも立っていると即死するため、そこをずらす目的がある。最後の踏ん張りで使うことが多々あるため、1枚。

●リセットスタンプ(以下『リセスタ』) 1枚
マリィを程々積んでいるのでリセスタは1枚でOK派。ただし、0にするとブルーやデンジ打ったターンで手札干渉できなくなるため、流石に1枚は入れた方がいいと思います。

●あとだしハンマー 1枚
このデッキは後攻を取りに行くデッキなので、最強カードは積みます。最強カードですが、枠の関係で1枚。ただし、ブルーもデンジもあるので実質9枚積んでるようなもんです!(?)

●ブルーの探索 4枚
全人類4積みしろ。
よくサーチするカードは「あとだしハンマー+クイックボール」「エネルギースピナー+サンダーマウンテン◇」「クイックボール+サンダーマウンテン◇」「カスキャ2枚」「エレパ2枚」「人形+卵」「カスキャ+デンジ」などなど、無限の可能性を秘めていますね。

●デンジ 4枚
ブルーと比べてサーチできるカードが少ない……と思いがちですが、基本的にブルーよりデンジから使うプレイングを意識すると後半戦ですごく楽できます。僕はこの事実に気づくのに1週間かかりました。
序盤は基本的にエネを継続的に貼りたいこと、サーチしたいのはグッズが多いこと、何より後半でポケモンが倒れたときに後続をサンダーマウンテン◇とコケコ◇で一気に育てる(というか技を打てるようにする)にはブルーが必要だからです。
事実、僕はシティリーグ6回戦の内2戦、自分の場からエネがなくなった試合がありましたが、ブルーをセーブしたおかげでなんとか勝てました。詳しい内容は後述しますが、大事なプレイングだと思います。
あ、あと後半戦でデッキが濃くなってきた時&ハンドにデンジ1枚以外のサポがない時&持ってきたいグッズが1枚だと特にない時はデンジでポケギア持ってくると次ターンでブルーやマリィにタッチしやすくなって勝ちに近づくことがあります。(後半はカスキャ2枚を引きに行きたいことが多いのでブルーにタッチすることが大切です)

●マリィ 3枚
このデッキは手札が枯れやすいのでマリィの5ドローで十分な場面が多く、マリィの手札干渉が強いので3枚投入。「エリカのおもてなしの方が良くね?」という意見もあると思います。つまり、諸説ありのカードです。

●ザオボー 1枚
混沌のうねりを割るか、あとだしハンマーした後にオーロラエネルギーを割って詰ませるか、インテレオンのウィークガードエネルギーを割るか……無限の可能性を秘めていますね。特に、ウィークガードエネルギーを割るのは1パンできるかできないかの大事な局面になりますので、割るタイミングの見極めが大事です。

●サンダーマウンテン◇(以下『サンマ』) 1枚
最強カード。デッキに3枚くらい積みたいが失格になるため1枚。ただし、うねりが多い現環境ではここぞという時に使うべし。特に、サンマを貼れば犬の送電が0エネで打てるので火急の措置にオススメです。

●フラダリラボ 1枚
ジラーチのエスケープボード、カラマネロの風船、おまもり着いたタッグチーム……様々な道具を無効化できるつよつよカード。ただし、自分の卵やおまもりが無効化されるのでご利用は計画的に。

●基本雷エネルギー 9枚
僕のプレイングが甘いからかもしれませんが、エネルギーを8枚にするとどうしてもあと1枚という場面が多かったです。というのも、犬に2エネコケコVに3エネライライに3エネとやると計8枚となり、サイド落ちが一切許されない状況になります。1枚余裕あるだけで大分違いますし、勝ち続けるには安定して戦えないといけませんので、僕は9枚にしました。

以上がデッキレシピ及び採用理由です。上記を踏まえたうえで、このデッキの基本的な動きを紹介します。

★基本的な動き

このデッキはサーチカードが多いため、サイド落ちを確認することが容易です。ただし、流石に1回で全てのサイド落ちを把握するのは厳しいので、優先順位をつけると良いです。参考までに、僕がこのデッキで確認したい内容を上から順に把握するような形で記載していきます。

ブルー・デンジ等でサーチする際のチェックリスト

ブルーの枚数
あとだしハンマーの有無(後攻のみ)
カスキャの枚数・グレキャの有無
ポケモンいれかえの枚数
エネスピの有無
各ポケモンの枚数(必ず1体ずついるか)
クイックボールが各ポケモン1枚ずつ分あるか
サンマの有無
エネ枚数(エネスピか送電時で良い)
エレパの枚数
デンジの枚数
リセスタの有無

1つのグループを1回のサーチで確認してました。
このデッキは後1でブルーかデンジを打ち、クイックボールを打ち、犬で送電することが多いです。つまり、最初にデッキを見る機会が3回あるので3つのグループに分けておくとちょうどいい訳ですね。

まずは、上5つについては何回ブルーを打てるかあとだしハンマーができるかどうか、何回ベンチポケモンを呼び出せるか後2で犬が殴るかコケコVが殴るかを判断します。いれかえがあり、200出せば勝ちに近づく場合はいれかえをサーチしておくため、意外と上位です。エネスピは単純にデンジを引けなかった時の保険で必要なので、1枚あるかどうかだけ確認します。
次に、デッキに入っているポケモンはそれぞれ少なくとも1枚は絶対使うので、各々サイド落ちしていないかを確認。犬がいない場合は純正のコケコドールを、コケコがいない場合はライライを育てて人形ギミックを利用したタンデムショック連打を意識する等、様々な可能性を確認しておきます。次に、サンマやコケコ◇の有無により、後続を即立てられるかを確認しておきます。最後に、エネ枚数を確認し、場に何枚までエネを貼れるかを考えて場に出すポケモンの数を決定します。なお、35戦ほどやったところ最悪5枚はデッキにあります。この場合、犬2エネとコケコV3エネはできるので、ギリギリ事故ではありません。さらに、8枚あれば上記+ライライ3エネができるので完璧です。
最後に、エレパやデンジ、リセスタに関しては使う時にあればいいのですが、「使おうと思ったらなかった」を防ぎたいです。「使おうと思ったらなかった」は敗北に直結するプレミであるため、優先順位は低いですが、最後に確認しておきます。

上記を踏まえると、ベストな状態は
ブルーは4枚ある
あとだしハンマーをサーチできる(打つとは限らない)
カスキャ4枚・グレキャ1枚が揃っている
いれかえエネスピがある
コケコV、犬、ライライ、コケコ◇が1枚ずつあり、サンマもある
エネが8枚ある
エレパが4枚デンジが複数枚リセスタがある
といった状態です。

さて、確認するカードはわかりましたので、次は実戦での動きを記述していきます。
まず、このデッキは基本的に後攻を取りに行きます。後攻でコケコV・ライライスタートなら犬をサーチする必要があります。また、犬スタートならコケコVをサーチします。クイックボールかデンジ、ブルーが手札にあれば可能です。ただし、ライライスタートだと逃げエネが重いのでいれかえも必要になります。デッキレシピ紹介で述べたコケコVスタートが理想なのはこういう理由だったんですね。
バトル場に犬、犬に1エネ、コケコVベンチまで整っていれば後は好きなことをしていいです。僕はあとだしハンマーをよくやってました。やることがなくなったら送電してコケコVに2エネつけて番を返します。この動き、先週のジムバトル+シティリーグの計35戦で30回程度できています。安定してできる動きと思っていただいて結構です。
相手が先2で犬を倒してこなかった場合は複数の行動パターンがあります。犬が死にかけかピンピンしてるかで行う行動は変わってきますが、現環境だといつも死にかけています。なので、犬に卵をつける動きが強いです。そこまでは確定として、次に何をするか分けていきます。
①ライトニングストームを打つ
単純ですね。犬にエネを貼ってライトニングストーム130点と唱えるだけですが、ここのライトニングストーム先がとても重要です。
例えば、小ズガ相手ならエネの付いた小ズガ、ビクティニ◇等を狙いましょう。たいていそのまま倒せます。他の非エクもエレパ1枚さえあれば大体倒せます。(そしてその1枚はブルーやデンジでサーチできます)
また、三神やミュウミュウ等のタッグチームやVMAXポケモンがいたらそいつを狙いましょう。これは犬で130点を与え、返しで犬が気絶しても次ターンコケコVのサンダーボルトで倒せるからです。(130点+200点で330=おまもり付タッグや素のVMAXを倒せる火力)
相手がマオ&スイレンを持っていると回復されますが、サポ権+手札を使わせ、挙げ句犬が生きる可能性が高くなるのでそれならそれで良いです。
なお、状況に応じてサンマを貼った上で後続のコケコV等にエネを貼り、ライトニングストームをすることもあります。これは相手の盤面を見て確実に犬が気絶すると予測できる時によくやります。仮にサンマを割られ、犬が気絶してもコケコVが3エネ付いた状態なので最悪手貼り出来なくてもサンダーボルトが打てるといった算段です。
また、ライトニングストームはエネを貼れば貼るほど強くなるので、犬がずっと生きていれば130点+160点で大体のタッグチームレベルは倒せますし、エレパがあればVMAXにも届く火力が出ます。意外と馬鹿になりませんね。基本的には気絶しちゃうのですが、頭の片隅に入れておいて損はありません。

②送電する
これは相手の盤面に倒したいポケモンがいない・倒せない時やこちらの準備が大事な場合に行います。例えば、相手のバトル場にいるジラーチが下がっていないが、下がった瞬間にザシアンが出てきてブレイブキャリバーしてきそうな場面でははコケコVとライライをベンチに並べ、送電を無駄なく行っていきたいです。犬が即死してもコケコVやライライでどうにかなる盤面を作っておくことが大事です。

犬が気絶して卵で手札を増やしてからはひたすら盤面毎に立ち回りを変えます。基本的にはコケコVと人形をくるくる回してサンダーボルト200点連打しつつ、その裏でライライを育ててタンデムショックやライトニングライドGXを打って堅実に倒していきます。特に、犬とコケコVが倒されたタイミングがリセスタ打ちどころなのですが、手札を枯らした後にタンデムショック160点+ライトニングライドGX150点で310点出すのが強いです。入れ替え札へのタッチをなるべく減らすわけですね。さらに、エレパ1枚でほぼすべてのポケモンを倒すことができます。人形ギミックで少なくとももう1回はタンデムショックを追加効果ありで打てることが多いので、犬・コケコVで非エク1枚しか倒せなかったとしても、タンデムショック+ライトニングライドGXでサイド3枚とりつつ人形を前に出し、人形が生きていれば人形ギミックでタンデムショック追加効果ありを打てる=デデンネワンパン可能というシナリオで勝つこともできます。タンデムショック様様ですね。

上記の動きを行っていくと大体の勝ち筋は
①犬+コケコVでタッグチームやVMAX1体を倒す
②耐えるために出てきた非エクを倒す
③相手が耐えてる間に育ったアタッカーが出てくる
④のを関係なくカスキャ等でデデンネ等を倒す
という流れになります。
他にもモスノウやヌオー、カラマネロを予め倒しておき、タッグチームやVMAXを倒し、デデンネを倒す、といった流れもあります。所謂システムポケモンをカスキャで呼んで確実に倒し、相手の準備を大幅に遅らせることができるのもブルー型デッキの強みです。(ほとんどはこの勝ち筋の方が多いです)

さて、今のは1回目の送電後に犬が生きていた場合の動きです。では、相手が先2で犬を倒してきた場合はどうしましょうか?
それは、返しでサンダーボルトを打つか、人形と卵をブルーでサーチしてバトル場に置き、人形に卵を貼るかのどちらかになります。サンダーボルトで倒せる相手が殴ってきた場合はサンダーボルトでいいですが、そうではない場合(例えばゴリランダーVやザシアンが殴ってきた場合)は経験上人形をおいて耐えた方が良いです。確実にエレパを持ってきてワンパンで倒せるような準備を行うことがオススメです。
ただし、最近はあまりそういう展開になりません。早くてもアルティメットレイ180点やエースバーンVMAXのダイカエンダマ190点(火傷込み)、ピカゼクのフルドライブ150点、ミュウミュウのパーフェクションナイトウォッチャー150点等の中打点をもらうことが多いです。レシリザやスピードザシアンが減ってきたことがVポケモンにとって追い風になっています。実際、ジムバトルやシティリーグでも先2でワンパンされた試合は少なかった(なかったわけではない)です。

次に、じゃんけんに負けて先攻になってしまった場合の立ち回りも記載しておきます。基本的には、コケコVスタートであればコケコVにエネを貼り、犬も出せたらベンチに展開しますが前には出しません。犬が後1で気絶してしまうとエネ加速が一気に難しくなるからです。また、先2でサンマがあればエネ手貼りで先2サンダーボルト200点を決めることができます。ただし、サンマを早々に切って後々の戦いが厳しくなることもあるので、相手の盤面次第では順当に送電した方が強いこともあります。この辺りは相手によって臨機応変に変えましょう。立ち回りを臨機応変に変えられるのがブルー型の強みです。

最後に、ダメージレースで意識していたコンボを箇条書きしておきます。自分が技を宣言するときは、下記のダメージレースを意識していました。(◎はよく使うコンボです)
◎ライトニングストーム130点+エレパ30点=160点
・タンデムショック160点+エレパエレパ60点=220点
◎サンダーボルト200点+エレパ30点=230点
・スパイクドロー20点+サンダーボルト200点+エレパエレパ60点=280点
◎5エネライトニングライドGX250点+エレパ30点=280点
・ライトニングストーム130点+ライトニングストーム160点=290点
◎タンデムショック160点+ライトニングライドGX150点=310点
◎ライトニングストーム130点+サンダーボルト200点=330点
◎サンダーボルト200点+タンデムショック160点=360点
こうしてみるとわかりますが、回復されない限り全てのポケモンを2パンで倒すことができます。それを犬2エネ、コケコV3エネ、ライライ3エネと比較的省エネな配分でできるのがこのデッキの強みだと思います。

★環境デッキへの対抗手段

ここまで基本的な動きを記載してきましたが、三神ザシアンや超MM、小ズガ、ピカゼク、エースバーン等様々なデッキに対応した立ち回りを記載しておきます。これは先週ジムバトルだけで計30戦くらいした結果の対策ノート的なもので、実際にシティリーグ前に僕がメモしていたノートです。このノートのおかげで勝てた試合が多々あり、自分でも手応えを感じたので記載しておきます。

●対三神ザシアン 体感有利
基本的に後攻を取ることができるので、必ずあとだしハンマーをしたいです。特にオーロラエネルギーや水エネルギーを貼った相手にあとだしハンマーを行うと一気に勝ちに近づきます。オルタ―ジェネシスは打たれてしまうでしょうが、アルティメットレイをうたれることはまずなくなります。
後1送電→相手エネ手貼り→後2ライトニングストーム130点→相手エネ手貼りオルジェネ→後3サンダーボルトで倒せます。
ただし、メタルソーサー+エネルギーつけかえとかされると話が変わってきます。しかし、アルティメットレイされても犬・コケコVともにワンパンはされません。卵をつけて死ぬ準備をしつつ、ライライをベンチに出して早急に育てましょう。そうすれば前述したとおりライライはワンパンで死なないため、タンデムで粘れます。また、コケコVは生きているはずなので、返しでサンダーボルト+エレパで230点となり倒せます。フライパンがついていてもブルーがあればエレパエレパで260点出るため関係ありません。ただし、ワンパンできなさそうであればタンデムショックを行うか、人形を前に出して耐える方が良いです。
基本的には三神→ザシアン→ジラーチという順で倒して勝つことが多いです。

●対超ミュウミュウ(超MM) 体感五分
先2ホラーハウスGXが怖いです。なるべく後1で犬、コケコV、ライライを展開し、後1と後2で送電×2を行って後続を育てる準備を行えると良いです。その次の先3ポルターガイストでほぼ100%犬は気絶するので、コケコVとライライで戦うことを強いられます。しかし、2回送電できていればライライにエネ手貼りタンデムショック+ライトニングライドGXで310点出して倒すことができます。ミュウミュウを下げられたらたっぷりある手札の中にデンジかブルーはあるでしょうからグレキャをしてしっかり倒しましょう。
また、先2で相手がオロヨノを落とし、ナイトウォッチャーしてきた場合はチャンスです。ブルーかデンジで卵にタッチさえすればマリィナイトウォッチャーは怖くないです。逆に言うと、ここでタッチに失敗すると手札が永遠に枯れたままなのでかなり厳しい戦いになると思います。といっても、ポケギアもありますし、意外とタッチできます。
あと、これはどのミュウミュウデッキにも言えますが、殴ってきたミュウミュウにライトニングストーム130点を与えることは非常に大切です。その後に犬が気絶した場合、コケコVサンダーボルトで倒せるからです。また、マオ&スイレンはあまり打たれた記憶がありません。なんにせよ倒しきることが大切です。エレパを無理に切ってでもエネ付きミュウミュウは倒す価値がありますので、積極的に倒しましょう。
サイドレースの内訳はミュウミュウとデデンネとカラマネロを倒して終了です。カスキャとグレキャの枚数が肝になる試合ですので、必ず確認するようにしましょう。先にカラマネロを倒すと相手の準備が遅くなって、より落ち着いて試合に臨めると思います。

●対小ズガ 体感有利
基本後攻を取れます。このマッチは犬におまもりをつけることが大切です。なぜなら、小ズガ相手には犬が大活躍するからです。さんざん紹介してきたライトニングストーム130点で小ズガもビクティニ◇もワンパンできます。ただし、200点なんて小ズガは簡単に出してくるため、おまもりをサーチすることが大切です。また、ドールデッキらしく人形を展開して相手の燃料を枯らすのも良いです。
倒す相手はエネ付小ズガ>オドリドリGX>ズガドーンGX>ビクティニ◇といった優先順位で倒していきます。とにかく犬にひたすらライトニングストームしてもらい、エネ付きのポケモンをカスキャで呼んで一掃します。その後に、手向けの舞がうっとおしいのでオドリドリをグレキャで呼んで倒します。小ズガ1体、ビクティニ◇、オドリドリGX、ズガドーンGXを倒せると良いですね。

●対モクナシゴリランダー こちらが先攻だと不利(後攻なら有利)
多分色々戦ってきたデッキタイプの中でLOの次にキツイです。相手も後攻を取ってくるため、じゃんけんで勝敗が大きく変わります
後攻を取れたら犬で送電、ライトニングストーム130点+サンダーボルト200点で倒せます。具体的には、後1送電→先2スーパーグロウ→後2ライトニングストーム130点→先3ボルテージビート&やすらぎハリケーン150点またはトロピカルアワーGX200点→後3コケコV前でサンダーボルト200点でモクナシにおまもりがあっても倒せます。ゴリランダーはこの後に倒し、後続のゴリランダーVはゆっくり倒せば勝ちです。
一方こちらが先攻になると、後1スーパーグロウ→先2送電→後2ボルテージビート&トロピカルアワーGXで犬気絶→先3コケコV200点→後3やすらぎハリケーン150貰ってゴリランダーVが手張り込みで3エネつく→逃げ、人形ギミックでモクナシを倒す→返しでゴリランダーVがコケコVを倒す→ライライが単騎になるが人形ギミックやコケコのV逃げを使ってタンデムショックをサンマ+せんじんのまい+手貼り+ポケモンいれかえで行う(この時点で要求札が半端じゃない)→ゴリランダーVMAX進化麻痺解除ダイレンダで対戦ありがとうございました。というビジョンが見えます。こちらとしては先2の時点でゴリランダーを倒すしかないのですが、それにはサンマ+カスキャ2枚がないと厳しいので、ブルー1枚じゃどうしようもありません。かなり厳しい戦いになることは目に見えていますね。じゃんけんゲーだと思います。
炎~~~~頼む~~~~~ゴリラを環境から消してくれ~~~~(ただ、先週35戦ほどしてて1回しか戦ったことがないので、エースバーンVが流行っている今は敬遠されてる気はします)

●対エースバーンVMAX 五分(こちらが先攻だと不利)
エースバーンVMAXになられるとめっちゃ厳しいですが、後2で必ず犬で130点を与えておくことが大切です。そうすることで、次にVMAXに進化されてもコケコVのサンダーボルトで倒せるからです。ただし、マオスイで下げられたら厳しい戦いが待っています。
このマッチ最大のポイントはエースバーンVMAX相手にコケコVがサンダーボルトを打つとカウンターで100%気絶するので、犬の中打点が大事であることです。幸い、エースバーンVMAXになられてもダイカエンダマ190点(火傷込み)では気絶しないので、130を与えることは可能です。あとは回復されないことを祈りましょう。回復されたら入れ替えで下げて人形を前に出した後、もう1度中打点を与え、犬には気絶してもらい、コケコVで倒しましょう。
なお、エースバーンV相手の場合はサンダーボルト+エレパの230点でしっかり落としたいところ。後2で相手エースバーンVがまだバトル場にいた場合はしっかりワンパンで倒したいところです。VMAXになられる前にいかに殴るか、それが大事な対戦です。
ただし、相手が後攻を選んでくることも多く、その場合は後1溶接工手貼りでぐれんきゃく140点が飛んできます。めっちゃ不利になります。こちらは先2でサンマとエレパにタッチしてワンパンでエースバーンVを倒したいところですが、難しそうであればコケコドールのような人形で耐える形にスイッチし、ライライを育て、相手がVMAXになったタイミングでタンデムショックで中打点を与えつつ逃げられないようお祈りするしかありません。
また、ヒードランGXのヒートボンバーGXであっさり犬やコケコVが気絶することがあります。必ず頭の片隅に入れておきながら戦いましょう。

●対ピカゼク 五分
後攻を取れることが多いイメージです。あとだしハンマーを決めて相手の要求札を増やしてあげ、いかにフルドライブを遅くさせるかにかかっています。こちらは送電→ライトニングストーム130点→160点でおまもり付ピカゼク、ライライまで見られることは覚えておいて損はないでしょう。ただし、下手すると送電しただけで犬が死ぬことがあります。
というのも、後1あとだしハンマー&送電→先2ピカゼク2エネサンマ&タッグボルトGXで即死します。そうなる場合、コケコとライライで戦う必要がありますので、辛い戦いを強いられます。この対策としては、おまもりを犬に貼ることが挙げられます。
と言っても、あまりそこまで攻め急いだタッグボルトGXを受けたことはありません。これは、自分のデッキタイプがピカゼクと勘違いされていることが多いからだと思います。最初にも書きましたが、犬、コケコ、ライライと並べられてコケコドールだと思う人は少ないと思います。あまり認知されていないデッキタイプである、これがこのデッキの強みですね。(これは他の試合でも同じです。経験上、相手は常にこのデッキに存在しないピカゼクを警戒していました)だからといってタッグボルトを食らわないと油断するのは良くないので、おまもりを貼る努力はしておいて良いと思います。
基本的に犬とコケコVでピカゼクを落とすところまでは確定です。その後は
①ゼラオラやデデンネをグレキャで呼び倒す→ジラーチをカスキャで呼び倒して勝ち
②ライライをコケコVとこちらのライライで倒して勝ち
の2択です。個人的には①の方が楽で良いのですが、相手のライライのタンデムショック押し付けが多い場合もありますので、その際は②に切り替えるといいです。こちらは人形があるため、人形にクッションになってもらいつつ、必ずこちらが先に相手のライライにタンデムショックを打つことを意識すると勝ちに近づきます。特にゼラオラの迅雷ゾーンで下がったライライをグレキャやカスキャで呼んでタンデムショックを与える動きはオススメです。相手に入れ替え札がないと次にライトニングライドGXで勝てますので、ブルーでリセスタとグレキャをセットで持ってきてリセスタ→グレキャとすると良いでしょう。仮に相手にマオスイがあっても手札が枯れることになりますし、押し切れることが多いです。(相手のライライに40ダメージ乗った状態になりますが、その前にこちらエネ手貼り+サンマもしくはコケコ◇せんじんのまい+エネルギーつけかえ等でライライに5エネつけばライトニングライドGXが250出るのでおまもり付いてても勝てます

●対メリープカルゴLO等のLO 不利???
隠密フードがあればこのマッチも不利ではないのかもしれません。というのも、基本的に犬のライトニングストームでバシバシ相手のポケモンを倒せますし、コケコVやライライのように下げないと技が打てない・まともなダメージが出ないといったこともないので、犬をバトル場に置いておくだけでほとんどのポケモンを倒すことができます。また、こちらはカスキャがあるのでベンチにいるじならしマグカルゴやザシアンを倒すことができるため、相手の動きを妨害できます。さらに、隠密フードによって相手のふわふわ枕で寝ることもなくなります。まぁザオボーされるでしょうけど……
隠密フードを入れて戦ったことがないのでわかりませんが、シティリーグで別のLOと当たった時は犬のおかげで勝てたので、同じ理論は通用すると考えています。犬が継続的に殴れさえすれば勝てる、そんなマッチではないでしょうか。正直対策としてはリセスタで相手のLOを狙うとかマリィしまくって頑張って必要札を流すとか、わざとブルーを打たないでなるべくデッキを減らさないとかそういう努力論しか語ることができませんw

●ロストマーチ 有利
あとだしハンマーは暇ならやった方がいいです。エネの搭載量が少ないため、割れる内に割ると良さそうです。また、エネ付ポケモンを効率よく倒すことが肝だと思います。よって、カスキャが大事になる試合です。
基本的に相手をワンパンできますが、相手もこちらをワンパンしてきます。しかし、サイド落ちさえしていなければカスキャやグレキャを必ず引いてこれるこのデッキならば効率的に相手を倒していくことができます。
また、相手はメイやオドリドリ、ターフスタジタム等でサーチや縦引きをしてくるので、マリィ・リセスタが大切になります。自分の手札と相談ですが、ブルーでマリィを持ってくる勇気も必要です。さらに、マリィを打つことで自然とブルーやデンジを節約できるので、後半戦のひと押しに役立ちます。
さて、倒すポケモンの順番ですが、ハネッコ→モンメンの順番です。ハネッコは草エネ1モンメンはツインエネルギー1で起動するためハネッコの方がネットボールの関係で速攻性があります。また、ハネッコの進化形であるポポッコの特性でロスト行きの自爆をし始め、火力アップに繋がることが危険であるため、ハネッコから倒すべきかと思います。次に、GXポケモンではオドリドリとデデンネがよく採用されているようです。倒すべきはオドリドリ→デデンネの順番で、手向けの舞をなるべく打たせないのがポイントです。
ただし、上記のポケモンたちを焦って倒そうと攻め急ぐと返しで手痛い反撃を貰いがちです。また、相手もよく卵をつけて殴ってきます。こちらは人形もあるので、エネ付を確実に仕留められる時まで待ち、カスキャやエネ貼り、フラダリラボの準備を行いサイドレースに勝ちましょう。

●対インテレオンVMAX 有利
タイプ相性的には良いですが、ウィークガードエネルギーを多投されていることが多く、雷弱点と油断すると痛い目を見ます。特に、インテレオンVMAXデッキはウィークガードエネルギーを手貼りし、水エネルギーはモスノウの氷雪の舞で加速することが多いです。よって、モスノウ(もしくはユキハミ)を序盤にカスキャで倒し、相手の速度を落としてあげるとこちらの動きに余裕が出てきます。
また、ウィークガードエネルギーは多くてもインテレオン2体に1枚ずつ貼るのが関の山だと思います。そこで、モスノウ→インテレオンV→インテレオンVMAXといった流れで倒すのが良いです。
ここで、ダメージを与える上で大切なことはウィークガードエネルギーの付いた1体目のインテレオンVMAXに打点を与えておくことです。相手としては、雷相手にはすぐダイバレットを打ち、こちらのポケモンを瀕死にさせたいはずです。相手の勝ち筋的にエネのついたこちらのVポケやライライをダイバレットの160点+60点を満遍なく与えていき、複数取りを狙う動きを狙ってきます。つまり、相手は少なくとも必ず1体インテレオンVMAXを立ててきますし、そのインテレオンにはウィークガードエネルギーをつけているはずです。あちらはワンパンできないのに返しでワンパンされちゃサイドレースとして勝ち目がないので、自ずとそういう動きになると思います。そうしてバトル場に出てきたインテレオンVMAXに犬の130点でもいいので与えておき、次のコケコVサンダーボルトで倒せる雰囲気を出しておきます。これを最速で行いたいですね。
相手はダメージを受けたVMAXを見限ってダイバレット連打を想定しつつ、2体目のインテレオンを立てに来ると思います。そうしないとVMAXが倒されてアタッカーが不在になるので、そうせざるを得ないと思います。そこで、カスキャを使って2体目のインテレオンVに犬のライトニングストームを与えて気絶させたい次第です。これにより、手負いのインテレオンVMAXは前に出せず、ジラーチやアブソルで時間稼ぎをしたとしても時間の問題だと思います。さらに、こちらはライライを育てる時間もあるので、鉄壁の布陣で挑めると思います。
ただし、相手が2体連続にウィークガードエネルギーを貼れていた場合はこの行動は無意味なので、素直にバトル場のVMAXを倒してしまって構いません。そして、相手はジラーチをバトル場に出してきてインテレオンVを育てると思います。その場合はカスキャがもうないので相手のインテレオンVは育ちますが、こちらもライライをサーチし、犬で送電してライライを育てておきます。向こうが再びダイバレットをしだしたところで160点もらうだろう犬は気絶しますがベンチのコケコVは60ダメージしか受けていないため気絶せず、逃げてライライのタンデムショック160点+麻痺、相手入れ替えできなければライライ逃げのコケコVサンダーボルトで勝てますし、入れ替えされればこちらはライトニングライドGXで人形を盾にでもしていればじり貧になって勝てます。そしてなにより、これはいつでもそうですが、ザオボーがあればウィークガードエネルギーなぞ関係ありません
ただ、やはりここまで考えないと勝てない相手でした(友達のインテレオンVMAXに負けまくったので自分なりにどうしようか考えまくりました)。
インテレオンVライン、やっぱ強いですね。

★シティリーグ3柏での戦いレポート

最後に、シティリーグ3柏での戦いレポートを記載し、この記事を締めたいと思います。結果は最初に書いたとおり4勝2敗で33位でした。シティリーグ3回目にしてこの結果は嬉しかったです。上記のデッキ対策を電車の中で復習しまくって臨んだ大会でした。

1 マグカルゴLO 後攻✖
マグカルゴLOは馬場ロコでも対戦することができ、上記のノートを記載していたにも関わらず、やっぱりメリープ突破できなくて負けました。完全に自分の怠慢による負けなのでめっちゃ凹みました。しかも、手札はブルーもあとだしハンマーもエネもコケコVもあった状態なので最高の手札スタートでした。通常のデッキ相手ならまず負けないと思っていただけに、心が折れました。具体的な試合展開は、相手のマグカルゴをカスキャで落とすも順調にヤレユータンやメリープ、2体目のマグカルゴを立てられ、最後はマグカルゴGXのマッグバンGXで負け。まどろみの森は2回剥がすことに成功し、起きることもありましたが結局意味なかったです。この負けのおかげでやっぱり隠密フードがないと話にならないと気づけました。もう遅いんですけどねww
なお、お相手の方は決勝トーナメント進出していました。プレイングも綺麗だったし当然な感じでした。この場を借りてお祝い申し上げます!

2 アクアパーフェクション 後攻〇
ま さ か の 犬 2 枚 サ イ ド 落 ち
コケコVとライライのみで戦うこととなりました。相手はエフィデオスタート、ベンチのミュウミュウに水エネ手貼り。こちらその水エネにあとだしハンマーをしてコケコVスパイクドローするも、返しのターンでスターミーGXを落とされ、エフィデオに風船、そのまま逃げられる。ユキハミとメタモン◇、デデンネがベンチに並び、ミュウミュウが前に出てきてそのままスターストリームを打ち、相手に2エネ加速される(あとだしハンマーをしたせいで余計に加速を手助けしてしまった)
次のこちらターンで相手のユキハミをカスキャ2枚+スパイクドロー+エレパで倒すも最悪のプレミ。なぜ、メタモン◇にしなかったのか(ヌオーの存在を完全に失念おり、モスノウ警戒だけしていた。それにしたってメタモン◇を倒すべきだが……)この時点でサイド5ー6。
そのせいでヌオーに進化され、ミュウミュウに水エネを押し流され、ミュウミュウに4エネ。そのままハイドロポンプGXで160点もらい、2エネついたコケコVが気絶。この時点でこちらは手貼りしかしていないため、残りのコケコVとライライにはエネルギーがなく、盤面的には詰みながらコケコVを前に出します。(ちゃんとこっから勝ちます)この時点でサイド5-4。
まず、コケコ◇をベンチに出し、せんじんのまい、ライライにエネ加速しつつ手貼りでライライに2エネ。さらにブルーでサンマを持ってきて、コケコV逃がしてタンデムショック160点。相手はデデンネでマオスイを切っていたのを見ていたことからのお願いタンデムショックだった。サンマは割られるも入れ替え札がなく、このまま番を返される。次ターンにしっかりライライにエネを貼りライトニングライドGXでミュウミュウを倒す。この時点でサイド2-4。
相手ヌオーを前に立てるも、こちらブルーからのグレキャサーチでそのまま使用、デデンネ呼んでタンデムショック160点で勝ち。犬全落ちしたのは初めてだったためマジで焦ったが、タンデムショック160点+ライトニングライドGX150点の最強ぶりがわかる試合でした。

3 レッドパーフェクション 後攻〇
相手ジラーチGX前のミュウミュウベンチスタート、こちらコケコVスタート。相手ミュウミュウにエネ手貼りして終了。こちらあとだしハンマーエネ割りつつクイックボールからの犬サーチで犬にエネ手貼り→送電。コケコVに2エネ。
先2で相手溶接工し、しっかりミュウミュウに2エネが付くもそこで番を返される。こちらサンマを貼り、コケコVに3エネ目を手貼りし、2エネついたミュウミュウをグレキャで呼んで1エネ犬でライトニングストリーム130点。レッドパーフェクションであることがわかっていたため、コケコVに3エネつけておくことで犬が気絶しても確実にサンダーボルト打てるような布陣にしておきました。
先3で相手再び溶接工、ミュウミュウ4エネからのフレアドライブで犬気絶するも、返しでコケコVサンダーボルトでミュウミュウを倒す。この時点でサイド3-4。
その後はまたタッグチームがバトル場に出てきて盾になっていた気がしますが、ブルーの探索でカスキャ2枚サーチからのデデンネかジラーチを倒し、また次のターンでデンジでカスキャサーチして手札に1枚あったカスキャと合わせ、ヤレユータンを倒したような気がします。(大型が盾になっていたかどうか忘れてしまいましたww)ただ、サイドは3枚、2枚、1枚と取っていったことだけは覚えています。そしてブルーとデンジを使ってカスキャを持ってきてたのも覚えています。まぁそんな感じってことで!!!!

4 タチフサグマヤミラミV 先攻✖
相手ジラーチスタート。こちらコケコVスタート。先1はエネ手貼り、後1はジラーチ並べられて終わり。先2で犬持ってきて1エネでコケコVに送電し、返します。その後はジグザグマが出てきていたため、サンマをサーチ、カスキャでジグザグマを1エネ犬ライトニングストームで気絶させる。サイド5-6。
途中白熱しすぎてお互い興奮し、あまり記憶にないので概要になってしまいますが、こちらはマリィで相手のふしぎなアメやタチフサグマを流すも、相手もメイでしっかりサーチしなおし、ブロッキングスタートとなりました。こちらはライライでタンデムショック麻痺をし、入れ替えられないのを祈るしかありませんでしたが、1回入れ替えられ、なかなか倒せず。さらに2体目のタチフサグマ・2エネヤミラミV・イベルタルGXも立ち、かなりの布陣に。一方こちらはコケコV3エネ、ライライ3エネ、ライライ2エネに人形といった状態に。エネがサイド落ちしており、ライライ2体目に3エネ目をつけるには相手を倒すしかないわけですが、結局倒せず。
相手途中でベンチバリアミュウを展開し、さらにギーマでダメカンを入れ替えられ、サイコパワーでぴったり3エネライライが260点に。あれはお洒落でしたね。この時点でサイド4-1だったのですが、人形を前に出し、堪えていたところで時間切れ。お互い楽しみすぎて時間をすっかり忘れてしまっていました。
こちらの番で時間切れだったため、相手の番までは続きます。こちらバトル場に出していた人形をデッキの下に戻し、40点ついたコケコVをバトル場に出し番を返します。ヤミラミVでコケコVを取ってもらい、こちらの負け。時間管理を失念してしまい、誠に申し訳ございませんでした。今後はこのようなことがないように気をつけます。

5 アクアパーフェクション 後攻〇
相手デデンネスタート、ミュウミュウベンチ。こちらコケコVスタートからのクイックボールで犬サーチ、そのままエネ貼って送電。相手ターンにカスキャでコケコVを前に出され、相手デデチェンジでソルガレオGXやシルヴァディGXを落とし、エネ加速なしのターボストライクを打たれる。こちらコケコVにエネ付けてサンダーボルト200点を打ち、そのまま返す。相手パルキアGXを出し、モスノウも展開され氷雪の舞でパルキアGXにエネ3枚付く。さらに、ミュウミュウがカメックスGXの技ロケットスプラッシュでコケコVを倒す。この時点で1エネの犬しかこちらの場にはおらず、しかも送電してもパルキアGXがゼロバニッシュGXを打ってくることはわかりきっていました。そこで、ここで大事なのはモスノウを倒し、氷雪の舞を防ぐことで次ターンに打たれないように動くことであると判断しました。この時点でサイド6-4。
こちらのターンで握っておいたブルーでサンマとカスキャをサーチ、コケコVととコケコ◇を展開し、コケコVに2エネつけ、カスキャ2枚でモスノウを前に出し、ライトニングストーム100点でモスノウを倒します。手札に既にカスキャが1枚あればこういう動きもできます。この時点でサイド5-4。
相手はパルキアGXを前にし、水エネ手貼り。さらに、エネルギーつけかえでミュウミュウのエネをパルキアGXにつけかえ、5エネに。ゼロバニッシュGXを打たれてしまいました。結局犬は150点もらい、エネも枯らされました。返しのターンでブルーで人形と卵をサーチ、卵を死にかけの犬につけ、人形を展開。そのまま送電し、コケコVに2エネつけます。返しで犬を倒されるもコケコVを前に出し、サンダーボルト200点でパルキアGX気絶。この時点でサイド3-2。
相手はデデンネを前に手負いミュウミュウを育て始めるも、次ターンでグレキャをサーチしてミュウミュウ呼び出しつつ、人形ギミックで再度コケコVサンダーボルト200点を放ち、勝ち。エネ枯れても勝てるのがこのデッキの強みだと確信しました。

6 おもいしらせるペルシアン+アローラベトベトンLO 後攻〇
このLOの存在を知らず、最初普通にプレイしてしまいました。
相手ニャーススタート、こちらコケコVスタート。ただ、相手は種ポケがいなく、そのまま番を返す。こちら手札にポケギア2枚とエネがあるので、エネ貼ってブルーの探索さえ引ければ勝てる試合でした。(スパイクドロー+エレパエレパの80点で倒せるため)
しかし、結局引けず、スパイクドローでターンを返す。相手ペルシアンに進化し、エネを貼り、おもいしらせるで手札4枚になるまで手札をトラッシュさせられる。しかも見ながらトラッシュなのでブルーの探索やデンジをトラッシュ送りにさせられてしまう。ターンは進み、サンマを手札に加えるも何故か当時の僕は貼らず、相手のポケモンを倒し、サイドを取ってしまうことで手札が5枚になり、サンマやコケコ◇を取られるといったアホプレイも2回かます。その後はジュジュハチやアローラベトベトンの特性「いかものぐい」でデッキトップ6枚のうちのグッズを落とされる等し、カスキャ全落ち人形全落ちでゲラゲラ笑う。特に、1回のいかものぐいでカスキャ2枚クイックボール2枚エネルギーつけかえ1枚の計5枚落ちた時は声出して笑いましたww
ただ、唯一頭働いたのは、人形が全落ちしたことでコケコVやライライが機能しにくくなったことにすぐ気づきました。人形全落ちによりサンダーボルト連打ができず、タンデムショックも弱くなるため、サイドを取り切れない可能性がでてきました。つまり、継続して打点を出せる犬が必要になりました。幸いにもデッキが圧縮(笑)されていたため、犬とエネ1枚とエネスピを素引きすることができ、ライトニングストームを連打します。LOに気づいた時点でブルーやデンジは一切使わず、ひたすら殴りまくりました
こちら残りサイド2枚、デッキ9枚の時点で相手がマグカルゴGXを手札に加えてきましたが、ベンチにマグマッグがいなかったため序盤から握っていたリセスタは打ちませんでした。(LO相手にはリセスタで6枚引かせて逆にLOさせることができるため、ずっと握っていました。最初のおもいしらせるでトラッシュ行きにされなかったのは幸運でした)
そして、残りサイド1枚の時にアイアントにツインエネルギーが貼られ、やまかじりを宣言されるもこちらの残りデッキ枚数は4枚! やまかじりされても2枚残るのでLOされず、ライトニングストームでアイアント気絶させて勝ちました。無理にブルーをしていたら負けていたと考えると恐ろしい試合でした。自分のデッキ内容を正確に把握できており、変にサーチしても無駄な山であることを認識できたことが勝利につながったと思います。正直、先述のプレミやマチスジュジュハチ2枚とかされまくったので負けたと思いました。

以上で4勝2敗となりました。振り返ってみると結構激戦だった試合ばかりで楽しかったです。
一方で、負けた試合は対策が疎かになっていたデッキタイプばかりですね。カルゴLOは先述したとおりですし、タチフサグマも相性まずいなーとは思っていましたが「VMAXという進化ポケが増えてきた今、タチフサグマはおらんやろww→おるで!!」だったので油断しました。ただ、確かにダメカン乗せまくってヤミラミVを繰り出せばワンパンで倒すのも現実的なんですよね。さらに、イベルタルGXもHP関係なく気絶させられるので、むしろ今の環境にめっちゃ合っていた気がしています。自分の読みの甘さに唇を噛むことしかできませんでした。こういう発見が楽しいですね。
対戦された方々、お話してくださった方々、本当にありがとうございました。大変勉強になりました。

★終わりに

この時点で2万3千字なので手短に終わらせます。
まずは、ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。ブルー型コケコドールもどきデッキ、いかがだったでしょうか。
現環境でブルーを握るならこれかブルー小ズガを握るのが強いかなと僕は感じました。次は小ズガを組む予定です。
もし御意見やアドバイス、質問、求愛、「ここはこうした方が強いんじゃないですか?」等ございましたらTwitter(@AKEHOSHI_V)まで御連絡いただければと思います。()内はリンクなので直接飛べます!
それでは、皆さん、良いブルーライフを!!!

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