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学生に万年筆は厳しいものがあるかもしれない

こんにちは、葵です。

万年筆っていいですよね。鉛筆シャーペンボールペンサインペン、皆それぞれの良さがありますがインクで書けて筆圧不要な場合は大体万年筆を使ってます。

私は自他ともに認めるくらいにはアナログマンなので人並み以上には手書きの機会が多いんですが、どうしても鉛筆やシャーペンだと筆圧が必要で手が疲れる。ボールペンもインクが出てくれるとはいえ、やはりある程度の筆圧が要求される上にインクが切れるとその時点で買い替えになります。高校の頃SARASAの替え芯を何本使い切ったことか…。

そう考えるとどうしても万年筆に帰結します。初期投資は文字通り桁違いに高いですが、しっかり管理していれば維持費はそこまでかからない、長時間使用しても疲れない、さまざまな色のインクが使用可能。いいことずくめです。


まあそんな優等生にも欠点があるわけで、筆頭に挙げられるのはやはり管理の手間。特に顔料インクだとインク詰まりを起こしやすいというのは万年筆に特有のデメリットですね。

ですが。

もっと根本的な問題があります。
それは、粗雑な扱いに耐えないということ。特にペン先は繊細な構造をしているので、あまり乱暴に扱いたくない筆記具です。

そんな構造をした筆記具をフィールドワークに持ち出せないんです。手から机に20 cm落とすだけでも嫌なのに、手から地面まで120 cmあるような環境で使いたくない。

もっと言えば、大学にも持って行きたくない。学生の皆さんならわかると思いますが、リュックってひっくり返ることがあるんです。授業中だったり、実験中だったり、休憩中だったり。その辺に置いておくと普通に倒れるし、下手をすると落ちる。
文学部の講義とか聴きに行くとちっちゃい鞄にタブレットと水筒と財布とタオルしか入ってないような奴いますけど。

そんなところに万年筆なんか入れてられない。そんな大きな荷物を常に携帯するわけにもいかない。

あれ?

学生に万年筆って…


話は変わって。

鉄ペンってどうなんでしょう。万年筆初心者におすすめって持て囃されるくらいでそれ以外に褒め言葉を聞かないですが…。

私は金ペンしか使ったことがないんですが、ある程度雑に使えそうだし顔料インク用に買ってみても面白そうだなって思ってたりします。

何よりも安いのがいい。3桁とかだと流石に躊躇しますが、いくら安くても5桁は下らない金ペンに比べるとかなり安い。

鉄ペンの良いところ、鉄ペンユーザーさん教えて。

それではこの辺で。

じゃあね。

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