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保護者ボランティアの根底にあるもの

去年度まで子供の通う小学校で読み語りのボランティアの代表をしていました。(メンバーは児童の保護者)

1年間で大小様々な規模での行事がありました。そのなかで私が大切にしてきたことは「できる人ができる範囲でやる、無理をしない」ということです。

頑張りすぎるのは良くない

私が加入するもっと前は、普段からまるで部活のように何度も集まり、大きな行事本番のために練習も厳しく行っていたそうです。

子供達に完璧な制作物と演出を見せて喜んで欲しいという気持ちはすごくわかります。
しかしその裏で

「特に何か言われたわけでも、強制されたわけでもないけど息苦しさがあったから、今もそんな感じならもう参加したくない」

と負担やプレッシャーを感じていたという親御さんの声もちらほら聞きました。

自分のペースを疑う

私はこのボランティア活動で一番大事なのは、子供の笑顔よりもボランティアの皆さんが楽しく無理なくやることだと思っています。

多分、私はあれこれ手間と時間をかけて色々やりたくなっちゃう人。でもそれは他の人にプレッシャーをかけてしまうかもしれない。

その想いを忘れずに、周りの様子を見て「もうちょっとできそう」というくらいで止めていました。

きっとそれくらいがベスト。

保護者としてのボランティア

小学校の保護者は忙しいです。仕事の有無だけでなく、家族や自分の体調管理や心理的な面でのフォローなど、常に気がけていますよね。

だから、自分のできる範囲でできることだけやるっていうスタンスが大事なんじゃないかなと思います。

・息抜きがてらボランティアしよう
・ついでに我が子の学校の様子が見れるから手伝いに行こう

頑張って完成度100%を目指すのではなく、ぼちぼちやって60−70%くらいで仕上げる。それくらいがちょうどいいし、長く楽しく関わってくれる秘訣なのかなと思います。

手軽だけど、いい加減ではない。
みなさん責任感を持って来てくれた時はキッチリやってくださるので、いいものを作り上げることができました。

そういった学校ボランティアが増えるといいですね。


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アケガワ カヨ
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