14年振りのNoël(ノエル). 太陽が明るく迎え入れてくれた
「自分がこれをやりたい」というよりも前に、公私ともに新しい挑戦が波のように来ては乗る(結局楽しんじゃう)を重ねた年、2021年。
まさか年が暮れる頃になって急きょ海外に行くとは思ってもみなかったです。
渡航は必要性も十分にあったけど、本当に行くことが正解なのか、判断が間違っていたらどうしよう、とも思いました。
がしかし。
スルスルと行けるような流れや状況の変化を見ながら、これは今回行く時なんだと確信。危なっかしいところもありながら、ついには入国できたところまでが今回のおはなしです。
フランス入国までのゲートが開いた4エピソード
このご時世、書類や検査など準備することは盛りだくさんでしたが、奇跡のような多数のアシストをご紹介します。
フランス入国可否問題
そもそもこのご時世。
フランス入国できるのかと思いきや、いつの間にか日本の入国制限は解除されていつでもどうぞ!な状態。
ひとまずチケッティング完了✈
ワクチン接種証明書のアプリリリース
ワクチンパス必須なEU。
接種証明書は書類しか発行できず、フライト日までにそもそも書類が届くのかハラハラし始めた数日後、ワクチンアプリがリリースされることになりました。
しかもフライト前の2021.12.21 !!
海外渡航用QRコード完了✈✈
ただ実際のところ、結局QRコードは現地リヨンのほとんどのカフェで認証せされず、大抵「NON」と言われました。
このアプリを見せて毎回説明をしてOKだったのでQR自体は使えなかったけど、自分の中で眠ってた度胸は使えるようになりました(笑)
羽田空港のスタッフの方々がめちゃくちゃ優しかった
接種証明書以外に用意する書類が2種類あったけど見落としてて、かなり危うかったですが運良く用紙を羽田空港のカウンターでもらいました。
そして、いつも厳し目に見られる楽器は、機内持ち込みのために大小の交渉がつきもの。
しかし「楽器ですね~」とあっさりOKをもらい、深夜便の時間にも関わらず、手荷物検査員さんたちもみんな優しい対応に気持ちもふわふわしてました(笑)
なぜか優先的に搭乗させてもらい機内へ✈✈✈
最大の難関「入国審査を無事に通過できるのか」問題
実は、フライト前に取得したPCR検査は陰性で簡単に英語で書いてあるけど、海外渡航用フォーマットではなかったのです。(oops!
「入国する国によっては通過できるかわかりませんが、入国審査は経由地ドイツなのでワクチン接種証明書があれば大丈夫だとおもいます!」という問い合わせ回答にホントか?!とドキドキしながらリヨンに着いたのでした。(ちなみに私のケースでは、経由地で入国審査ありませんでした)
・PCR検査証明書OK
・ワクチン接種OK
・追加で必要だったはずの誓約書類は提示を求められず←
あっさり入国完了✈✈✈✈
危うい場面も何の問題もないかのように、ラッキーにラッキーを上乗せされた往路の旅でした。
しかし、これは当時の結果そうだったというだけの話。
感染拡大がスピードを増している2022年は、規制も1日でガラッと変わるのがスタンダードなので、各種HPの文章でわかりずらいときは、フランス大使館などに直接電話で問い合わせるのが1番安心確実です。
リヨンに到着して最初に見たものとは
私が人生で初めてパリに行ったのは、2007.12.24
ちょうど14年後の2021.12.24にフランスに足を踏み入れた全くの偶然に、これも何か意味があるんだろうか…と考えながら歩いていると、辺りが一気に明るくなりました。
顔を上げたときに見えたのは、「太陽」
クリスマス期間にヨーロッパを2週間旅行をしたことがある父に入国の報告をすると、自分は全く太陽なんて見たことなかったのに、ありえない!と驚きながら「リヨンは君を優しく迎え入れてくれたんだね」と気の利いたひと言をプレゼントしてくれました。
暖かさや頼もしさ、愛情のような柔らかい心情を感じたサン・テグジュペリ国際空港で見た太陽。
しばし記録の写真撮影をして、市内で待ち合わせをしている友人との再会のために足早に移動します。
空港からリヨン市街地までは、ローヌエクスプレス(Rhônexpress)という可愛らしい赤い電車で26分です。
Memo
ローヌエクスプレスの乗り場は、この建物の外。
Instagramの写真にあるように、SORTIEから外に出て右手に曲がり、エスカレーターを降りたところに乗り場があります。(車内はwifiもあります◎)