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リヨンに着いたら最初に行きたいフレンドリーな大衆ビストロ「ブション(Bouchon)」
リヨンと言えば「美食の街」
リヨンの郷土料理をいただけるレストランを「ブション(Bouchon)」と呼びます。
リヨンのブションの伝統をつくり上げたのは女性たち、もっと正確にいえば「メール」(「母親」の意)たちです。19世紀、彼女たちはその細腕で自分の店を切り盛りし、シンプルながらもボリュームたっぷりの料理を振る舞いました。その信条は、「なんでも余さず使うこと」。彼女たちはヒレ肉よりも格下とされていた脚、胸、脛など値段の安い肉を使って料理をつくりました。
女性たちがリヨンの歴史や文化をつくっていることが垣間見えます。
フランス南東部、2本の川が流れているリヨンの地理的な理由なのか、日本でいうところの"はんぺん/ねりもの系"や"もつ煮系"が多いのが個人的な印象。
しかしフランスの地よろしく、どこに行ってもパン・チーズ・ハムと硬水で入れるカフェと紅茶はおいしいです!
実際に頼んでみたブションのメニュー
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ランチの相場はだいたい15€-30€くらい。
日本より割高ですね…
単品で頼むということはなく、大体コースを選ぶのがスタンダードなマナー。これは、フランス人が食事の時間をゆっくりとコースを味わいながら、会話の時間をとても大切にする文化が背景にあるのだそう。
フランスに入国して再会した友人とブションに入ったときも大体2時間以上は滞在してます。
私たちも3時間くらいかけて食事を楽しみました 𓌉◯𓇋
前菜
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後にご紹介する、現地の人たちにも人気なブションのひとつがLe Laurencin(ル・ローランサン)
ここで食べたリヨン風サラダがメインですかという位ボリューミーでメインは頑張って食べた経験もあり、ひとりで入ったお店ではスープを頼んでみました。
リヨンのスープは素朴でとても好き。多くは野菜をピュレ状にしたスープが多いです。もちろんパンはサービス◎
メイン
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はんぺんのような食感のクネル。円筒形に形づくったすりつぶした川魚に、ソースをかけてオーブンで焼いた料理です。
Chez M'man シェーズママンでいただいたものですが、日本人女性にぴったりな量。
ソースはカニ味噌のような風味が効いてとても美味しかったです! お米が出てきたのは意外でした。
デザート
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デザートは大体タルト系かガトーショコラのケーキの中から選ぶことが多かったです。
こちらも家庭でつくられたタルトよろしく、素朴な味わいでほんのり甘いりんごがとても美味でした。
それにしても、硬水で入れる紅茶はほんとに美味しい。
リーズナブル価格のブション 2選
Chez M'man(シェーズママン)
リヨンの中心、ベルクール広場から程なく行けるお店。
ブションメニューを載せたのはこちらのお店です。
お店の人たちもフランス人には珍しく?とても気遣いをしてくれて居心地が良かったです。
Le Laurencin(ル・ローランサン)
現地のファミリー層から、コンセルヴァトワール(音楽院)生にも「あそこは美味しい」と言われるのが、旧市街エリアにあるこちらのお店。
リヨンに来て最初の食事はこちらでした。
なかなかボリューミーなので、胃袋が少しフレンチスタイルに慣れてきた頃に行くのがオススメ。
まとめ
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リヨンの郷土料理を味わえるお店、「ブション(Bouchon)」
街歩きをするにも、冬場は特に体力が消耗されるもの。
その土地にあるものを食すことで身体が気候や場所に馴染めるような感覚になり、とても元気になって一日一日を過ごすことができました。
美食の旅はまだまだ続きます。