WDブリード失敗集 その1
※当時のメモや画像を参照して書いた記事になります。
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ミンダナオアトラス
2015/03/06
ヤフオクで落札したWDペアが到着
学名:Chalcosoma atlas hesperus
サイズ:♂94mm ♀59.5mm
産地:フィリピン ミンダナオ島 ダバオ・デ・オロ州 マラグサン
この当時はオオカブト系にハマりだした頃で、カルコソマの中でも飼育しやすいと言われているアトラスを選びました。
生体時の良い画像がなかったので標本で↓
2015/03/07
入荷が約1か月前ということですぐにセットしました。
ペアリングすると♀が嫌がったので、とりあえず持ち腹で大丈夫と判断👌
2015/03/17
採卵1回目 7個
追いがけ成功
2015/03/28
採卵2回目 6個
2015/04/06
追いがけ成功
2015/04/11
採卵3回目 23個
2015/04/18
採卵4回目 3個
♀は2日前にマット上に出てきて死んでいたのでこれで終了
産卵数は計39個でした。これだけ産めば普通に成功したようにみえます。
ところが卵は次々に腐っていくか、まったく膨らまないかのどちらかで結局一つも孵化しませんでした。
追いがけも途中2回成功しているので幼虫ゼロはないだろうと思っていたのですが・・・😭
♂の種切れ、♀がもう有精卵を産めなくなっていた等、理由は色々考えられます。
コレだという特定はできないけど、寿命間近だったというのはこれらに関係する大きな要因だと思います。
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ネパールコクワガタ
2018/10/04
学名:Dorcus nepalensis
サイズ:♀37mm
産地:インド アルナーチャル・プラデーシュ州 西カメン
販売店:ランバージャック
価格:¥16,800(税込・送料無料)
9月入荷のネパレンシスのWD♀単です。
KUWATAの開催日前に通販でも30%オフになっていたのが決め手でした。
ダニが結構付いていて、ゼリーも夢中で食べていたので期待は大きかったです✨
2018/10/07
ゼリーから離れたので産卵セットへ
ケース:セパレートケース大
マット:くぬぎ産卵マット(オオクワキング)
産卵材:カワラ植菌材 2本
発送が予定より遅れたお詫びにと、カワラ材をサービスで付けてくださったので早速それを使いました。
温度は約22℃
2018/11/02
セット終了
常にマット上を徘徊していて産む気配がなかったです。
2019/06/03
冬は低温で越冬させて、5月頃から活動再開しました。
去年はカワラ材でダメだったのでネパレンシスと相性の良いカワラボトル産卵を試みました。
1400ccボトルに穿孔穴を開けて♀を突っ込み、当日はそのまま潜ってくれて削りカスも出て一安心でした。
しかし・・・
翌日にはもう外に出ていてがっくり😰
それからは菌糸に見向きもせずにケース内をずっとウロウロ、たまにボトルの隙間に隠れて休んでいるという感じでした。
これは未交尾の可能性が高いと思いましたが、当時は西カメン産のネパレンシスはほとんど流通していない状況でした。
悩みながらも♂を探すのを諦めて手放しました。
未交尾の新成虫なら寿命は長いから時間をかけて探してもよかったんですが、ネパレンシス自体が初飼育で自分にブリードできる自信がなかったというのもあります。
ネパレンシスはこの後、ブロガーの方から幼虫を購入して現在も飼育しています。
その方と周りの虫友さんの経験談では、ライトトラップに来るネパレンシスの♀は未交尾個体が多いそうです。
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クルビデンスオオクワガタ
2018/10/04
学名:Dorcus curvidens curvidens
サイズ:♀37.8mm
産地:インド アルナーチャル・プラデーシュ州 ローワースバンシリ
販売店:ランバージャック
価格:¥15,120(税込・送料無料)
ネパレンシスと一緒に買いました。
こちらも♀単品(完全にフラグ)
この時はライトトラップ採集でフセツ1本欠けだからワンチャンあるぞと意気込んでいました。
2018/10/05
クルビは体内時計がしっかりしているので、すぐに産卵セットしました。
約22℃
ケース:セパレートケース中
マット:くぬぎ産卵マット(オオクワキング)
産卵材:クヌギ材 2本
2018/11/04
産卵痕はいくつかありましたが空っぽでした。
♀は材に穴を開けて中で寝ていました💤
2019/05/21
1か月前に起きてゼリーをたくさん食べたので再セット
セットの内容はほぼ同じです。
シーズン的には一番期待できるタイミングです。
途中で一度材を変えて7月半ばまで続けましたが、産卵行動すらありませんでした_(:з)∠)_
クルビのブリードは何回もやっているので、ここで未交尾だと確信しました。
しかし分かったところで、ただでさえクルビは飼育者が少ないし、LS産なんて滅多に見かけません。
運がなかったと断念して手放しました😔
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以上、最初の産卵でコケてしまった3種を振り返ってみました。
♀単ってシンプルにガチャなので、手に入りにくい高額種とかレア産地の場合は事前に覚悟というか最初から割り切って買う方が精神的なダメージは少ないですね😣
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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