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【旅】山陰一人旅など【島根・山口】

一人旅第三弾です~

前回の九州一人旅から、なんと実に10日後!筆者は再び電車の旅に出ました。場所は山陰地方。

実は筆者が高校生の時から続けている趣味には、「自身のルーツを調べる」というものがあるのですが、自分から数えて5代以前の先祖が島根県に居住していたことを戸籍で突き止めていました。個人情報もあるので詳しくは省きますが、だいたい島根県の津和野町と益田市あたりです。

そこで、旅行を兼ねて現地に行ってみたい!と思ったのがきっかけになります。つまり、

先祖の暮らした土地を訪れる」のと、
お墓を探して情報収集&お参りする

というのが今回の一人旅の目的になっております!

これをお昼頃にふと思い立って、急いで準備、夕方に出発しました。

行動力◎

そんな訳で、最寄りから電車に乗ったのはPM6時頃でした。

1日目

彦根―山科―赤穂―岡山

「琵琶湖線快速(網走行)」に乗り、山科駅で赤穂行に乗り換え、一気に播州赤穂駅まで、更に赤穂線で1時間、岡山駅まで一気に下ります!

ほんの4時間半ほど乗り継いだらあっという間に岡山駅です。時刻もPM10時半を過ぎており遅いので、この日は岡山駅前の宿(ネカフェ)で一泊します。

(写真)岡山駅

早朝の始発に向けてFALL ASLEEP!

2日目

岡山―糸崎―西条―岩国―新山口―益田

さっそく始発AM5時半の「山陽本線(三原行)」に乗車、1時間半揺られて、途中の糸崎駅で「山陽本線(五日市行)」に乗り換えます。今度は西条で降りて「山陽本線(岩国行)」で1時間半、AM9時半ころに前回でも登場した岩国駅に到着です。そこからは同じく「山陽本線(下関行)」に乗って2時間、新山口駅で下車します。(AM11時半)

(写真)岩国線から見た海

ここからは前回と違う路線に乗ります、「山口線(益田行)」です!

3月の終わり頃に行ったのですが、ちょうど桜の開花時期でもあり、山口線から見える満開の桜とのどかな風景、石州瓦の朱色と青空の水色を楽しむことができる癒されコースでした!短歌なんかも詠んじゃったりして…

(写真)車窓から見える桜花

津和野は森鴎外の出身地としても知られ、城下町の名残などがある観光地ですが、今回の目的地はここではなく、もうしばらく北上した「日原」という土地です。そしてPM3時半ころに日原駅に到着。筆者の母方の先祖の暮らした地です。

(写真)日原駅
(写真)のどかな農村の印象
(写真)津和野川

駅から少し歩いていると津和野川がありましたが、とても綺麗な川でした。川を渡ってもう少し歩くと、山の脇に大きな墓地があり、そこを念入りに見て回ったところ、はずれの方に同じ先祖をもつ現地のお墓を発見できました!戸籍の情報とも一致するので間違いないでしょう。墓前で手を合わせた後に記録用の写真を撮りました。

(写真)墓地に咲いていた見事な桜。

山口線は山の中を通る、いわば田舎の電車なので本数が少なく、一本逃すと計画に支障が出てきます。次の電車の出発時間はPM5時ころだったので早めに日原駅まで戻ることに。さよなら日原!

その後、無事電車に乗ることができ、約30分で益田到着です!

(写真)益田駅

この時すでに時刻はPM5時半でしたが、この日のうちに益田の先祖のお墓も見つけたい、、、というのが本音。出来る限り捜索してみることに。

事前にGoogle Mapで目星をつけておいた墓所へ向かいます。途中で変な形のローソンを見つけましたが、入ってみたい気持ちを抑えて急ぎ足で向かいます。

(写真)変なローソン

その後、墓所に到着し探してみるも見つからず、2箇所、3箇所、、、と次々に周っていきます。それでも見つからない先祖の墓。益田に来てから5~6箇所くらい周りましたが、見つからず、時刻はPM7時前、もう日も沈み始めてきました。

もう今日は打ち切りかと思って最後に入ったお寺の墓地、そこになんと戸籍で見た先祖の子孫らしき名前の彫られたお墓がありました!!!

お墓だけなので、実は今も確証はもてていないのですが、苗字、墓誌による名前、年代、街頭地域などから7割くらいの確立で合ってると思います。(おい)

そこからは事前に予約していた本日の宿に向かいます。今回も愛用しているネットカフェに泊まりたかったのですが、日本海側はどうやら店舗が少ないらしく、他のネカフェもないという事情のため、仕方なく宿を取りました。
でもこんなのもたまにはあったっていい。

すでに辺りは暗く、田舎の静寂の中を道路脇の街頭を頼りにとぼとぼ歩いて宿(兼温泉)に向かいます。そして到着。

(写真)宿

普通に良かったです。一応、急ぎ足ではあったものの今回の旅の目的は達成できたので、明日の計画を立てて眠りにつくことにします。

3日目

昨日、お墓で撮った写真を見返してみると、暗かったせいかあまり墓誌の文字が綺麗に映っていませんでした。そのため、早朝からもう一度お寺まで戻って写真だけ撮ってみることに。年のため、近くの墓所も確認したせいで早朝から山登りをするはめになってしまいました。

旅先でなにやってんだ。

(写真)バスの待ち時間に一枚

益田ー萩

その足で益田駅まで再び戻って、このまま山口の萩観光をすることにしたので、AM9時半の「山陰本線(東萩行)」に乗車し、約1時間ほど日本海側を移動します。海、とても綺麗でした。

(写真)海1
(写真)海2

AM10時半過ぎ、萩に到着。駅前でレンタサイクルを借りて、かっとばします。まず最初に松陰神社へ。有名な松下村塾を初めて見た後、伊藤博文の生家を見学。再び自転車を走らせて明倫学舎をチラっと見た後、萩城下町・萩城を散策、昔ながらの雰囲気が味わえてよかったです。

(写真)松下村塾
(写真)萩城下の長屋

萩城の東側には菊ヵ浜という浜辺があるのですが、ここがとても綺麗でオススメ!特に萩城側(西側)から見た時の景色が最高でした!帰りは自転車で浜の見える道を風を感じながら漕ぎましたが、これも最高!良い経験ができました。

(写真)菊ヵ浜

萩―長門―厚狭―新山口

さて、レンタサイクルを返す頃にはPM2時ころになっていました。これでも足早に周ったのですが、時間が足りないですね、ここからは帰路につきます。しかし、行きに通った山口線よりも迂回した方が早いと検索で出てきたので「山陰本線(長門行)」・「美祢線(厚狭行)」・「山陽本線(徳山行)」を経由して新山口駅まで戻ることにしました。

新山口―岩国―広島―三原

ここからも非常に長かった。新山口駅に着いた後、ここから更に乗り換えて「山陽本線(岩国行)」で岩国まで2時間、乗り換えて「山陽本線(広島行)」で広島まで1時間、更に「山陽本線(糸崎行)」で終点の一つ手前、三原駅で降りたのがPM10時でした。

ここで一泊ですが、やはりネカフェ、やはり快活。
コスパ最強。(一晩で2000円くらい)

4日目

三原―彦根

早朝に出発し、あとは来た道をそのまま帰っただけなので割愛。

今回は調査目的だったので、観光もかなりタイトなスケジュールになりましたが、あっちへ行ってこっちへ行ってをしていたので充実度は高かったです。(めちゃくちゃ歩きました)

食事には全然拘れなかったので次回の教訓にしようと思いました。
旅費は全部込みで3万円くらいだったと思います。

一人旅第三弾終了!


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