なんも見えねえ
健康診断の眼圧検査で緑内障の疑いありと診断された
今までちょっと見え方に左右差があるな~視力が違うからかな~ぐらいにしか思わんかったけど改めて右目だけで物を見ると視界の左上がぼや~~~~としている
え!?怖!!!いつから?!
右目の見えにくい部分を左目が補っているから日常でそんなに不便はないけど怖すぎる!
ということで今日仕事終わりに眼科に行ってきた
すんごい不謹慎だけどメガネの看護師さんがハチャメチャに可愛かった
検査をする人はすんごいふてこいおばちゃんだった
茶髪で大きめなピアスが開いていた
猫背で椅子に大股開きで座って待機しており普通に患者さんやと思った
おばちゃんに検査前にコンタクトを外すよう言われ、洗面所で手を洗おうとしたら
蛇口の横に黄ばんだカッッサカサの石鹸らしき塊があった
え???
年単位で誰もここで手を洗ってない?????
さすがに嫌すぎて「え??これ使っていいんですか?」と変な謙遜をしてしまった
おばちゃんは「え?!上の泡のやつ使って!?」と言われた
なんでそっちの方がドン引いてるねん
無事手を洗いレンズを外し
私の視界は全てがぼやけて何も見えなくなった
私の視力は視力検査の1番上すら見えない激弱視力である
コンタクトの度数で言うと-6.0だ
そんな状態で「はい、この椅子座ってね」と言われるもそこにたどり着くまでがもうめちゃくちゃ怖い
目を細めるとちょっと見えるようになるのでレンズを外している間はずっとチベットスナギツネの顔で過ごした
そして視野の検査をすることになった
片目を眼帯で隠し、もう片方で一点を見つめたまま光の点が見えたら手元のスイッチを押す
アゴはアゴ置きに置いておでこは前にピッタリつける
頭はベルトで固定される
新手の拷問器具かと思った
いや、新手ってほど機械は新しくないとは思うけど
これがさあ、眼帯をしている方の目を閉じると
眼帯していない方の目がちょっと閉まるわけよ
ウインク下手くそ芸人なので
なので両目ガン開きしたら眼帯の中の脱脂綿が眼球に触れてめっちゃ痛いの
やっぱ拷問器具では???
そして諸々の検査が終わり、次は薄暗い部屋でおじいちゃん先生が眼球のチェックをする
「眼底検査って健康診断の時が初めてだったの?」と言われ「そうです」と言ったらなぜか
「んんwwww」と笑われた
なにわろとんねん
面白い要素あったか????
私の前髪が眉上で一直線やからか????
そして丸い何かの絵を映し出しながら緑内障の説明をしてくれた
が、
裸眼なのでなんっっっも見えん
ただでさえ薄暗いのに「この部分がね」とか言われてもマジでなんも見えん
チベスナ顔になっても丸い何かが見えるだけである
説明中ずっとチベスナ顔で「そうなんですか~~~」と相槌は返したがどの部分かもわからん
薄暗い中で目を細めて神妙な顔で話聞くオン眉女、だいぶきついものがある
結果的にまだ緑内障かどうかはわからないらしく1ヶ月後にまた来てその時眼圧を見ましょうと言われた
1ヶ月後?!?!
しかも今日は目薬もなーーーーーんにも出されなかった
むしろ眼帯の脱脂綿が眼球に触れていた分の痛みが増えた
とりあえず家にいる間はコンタクトをやめてめがねにするか、と思った
そしたら女上司から大丈夫?とLINEが来た
(緑内障かもしれんので眼科行きますと帰る前に伝えていた)
「家にいる間はめがねにしときます」と言ったら
「コンタクトが目に悪いってこと?」と聞かれたので
「いや、自分の気持ちの問題です」と言ったら何か知らんがめちゃくちゃ怒りのLINEが来た
なんでこんなに怒られなあかんねん……
私も私でイラッとしてちょっと強めに返してしまったけども
みんな目は大事にしようね
終わり