ザスパに見る、信ずれば成る。
今年のザスパは本当に絶不調である。
残念ながら、間もなくJ3への降格が決まるのだろう。
来年うまく仕切り直しが出来ると良いのだが。
今年は序盤から不調も不調。
それでも、個人的に学ぶ倫理学習の「信ずれば成り憂えれば崩れる」という観点から、中盤J2残留を信じようと心を整える素振りは見せたものの、
結局のところ「何を信じるか」の軸を見いだせなかった。
という１年ではなかっただろうか。というのが総括である。
「俺たちを信じてくれ」「俺たちは信じてついていく」
何を？
そう、何を根拠に？である。
その根拠の擦り合わせが不十分のまま突入したシーズンだったからこそ、信の集合体が構築できなかったんだろうな。と思う。
チームの中はともかく応援する周囲にもすり合わせが不十分だったのだろう。少なくとも私には、信じる道は伝ってこなかった。残念ながら。
信の関係性が構築できない段階では、どうにもならない。
一度解体し再構築せざるを得ない。
ローカルな、おらが県の、興行・娯楽として、ザスパは好きだ。
その分、今年の熱量の上がらなさは、、、残念で仕方ない。
勝ち負け次第で応援しなくなるのか？本当のファンはそうじゃないだろう。
そんな熱心な方もいらっしゃるが、その熱量をぶつける方向性を間違えないでほしい。
「負け負け」で応援し続ける、モノ好きな人だけを集めても、興行としては成立しない。「勝ち負け」あって、一喜一憂あっての興行である。
個人的には、興行を続ける事、できるだけ良い条件で続ける事、娯楽として存在し続ける事、それが地域スポーツの目的だと考える。
そのためには、熱狂的な人も、ゆるゆる見る人も、一見さんも、皆居てこその興行であるし、相互に過度に干渉する必要はない。
楽しみにも多様性というのを持たせてほしいものだ。
そのうえで、多様な応援のゴールは、目指すべき所は、信じる道は、共有されてしかるべきだと考えている。
そんなことを考えながら、５月に書きかけだったnoteを発見した。
まだ監督交代すらしていない時期の話。
残念ながら、今と雰囲気は変わらない。
そう。そんな一年。
忘れないように、公開をしておこうと思う。
ここから先は2024年5月に書いていた内容。
今年のザスパは絶不調。
既にJ3降格の危機である。
GW期間も結局負けっぱなし。
まぁ首位を走るチームに勝てとはいわないが、順位がすぐ上のチームにも停滞感ある敗戦というのは実にふがいない。
さて、負けが込むと当然出てくる不況和音。
選手は自信なさげにプレーしてるし、
監督もフロントも歯切れが悪い。
当然サポーターも不満爆発。
それはそうだ。
結局のところは、何を信じるか。
信じきれるか。なんだと思う。
現状は、特に外から応援するサポーターには、信じるものが示されていない故、信じられていない。という事なのではなかろうか。
もっとも、『俺たちを信じてくれ』と強く訴え続ける人も、根拠も、無い今、信じるものは空を掴むものでしかないが。
だから意識が揃わない。
という事で、その信頼関係が崩れた（マイナス）状態からのスタートの場合、だったら崩れてない体制（ゼロ）から再構築した方が早いわけで。
個人的には指揮官交代を随分前から訴えている根拠はここである。
ところで、
私がザスパを応援するようになったのは、２００６年から。
期間的には随分長い間応援している。
キッカケは地元のJリーグチームだったから。
地元愛のある群馬県民的には、ツボにハマれば応援にも熱が入る。
とはいえ、私のスタンスは、今日まで一貫して、
超熱心にスタジアムに通うわけでもなくほどほどに、
特定の選手に猛烈に肩入れするわけでもなく（毎年贔屓はいるけど）、
戦術やら選手情報やらに詳しいわけでもない。
年に何回かスタジアムで酒飲みながらサッカー見られたら素敵だよね、
程度の、ライトなサポーター的立ち位置。
それでもDAZNで毎試合見るんだけれど。
応援始めた当時も弱かったし、
長い年月、調子のよい時もあれば、散々な時もある。
まぁ散々な時が結構多いのだが。
そんな負け込み耐性のある身でも、変化しない事へのストレスは堪える。
是非何かしらの変化を。
自分で出来なければ外圧で。
計算上は、
３８試合中１４試合終わって１勝３分１０敗。
断トツの最下位。
さらには、もう３５％の試合消化だ。
しかも、何試合も、見たことある負け方の繰り返し。
前半から全く歯が立たない
ギリギリで押し切られ負ける
自陣でミスして、自滅で負ける
のどれか。
思えば、昨シーズン終盤からこの流れはあった。
そして多くの選手と監督が残り、やり方を継続路線のマイナーチェンジで進めた。
結果、今がある。
ところで、今年のザスパの目標は勝ち点５１。
ここまで勝ち点６なので、
目標まで残り勝ち点４５。
残りは２４試合なので、
１勝１分１敗ペースで、勝ち点６＋３２＝３８。
２勝１分１敗ペースで、勝ち点６＋４２＝４８。
いずれにせよ足らない。
これまで１勝しかしていないチームで２勝１分１敗なんて、もはや異次元。
なお、情けない話、Ｊ２残留ラインを勝ち点４２と想定すると、
やはり勝ち星先行でないと追いつかない。
つまり、目標達成にも、Ｊ２残留にも、もはやこれまでの延長線上にはその実現は不可能という事になっている。計算上は。
こんな異次元の目標達成のためにも、劇的な変化と前向きなエネルギーを求む。
信ずれば成るの「信ずる」拠り所を指し示す中心人物が今は欲しい。