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国試の予備校正直レビュー
はじめまして、エーケービ医(@AKBe48)です。
119回国家試験が終わって記憶が鮮明なうち&ポジショントークにならないうちに備忘録代わりに書いてみます。
因みに中の人はCBT500弱、模試の偏差値は基本50±1くらい。医学生ど真ん中くらいの成績だと思います。
因みに国試の本番も講師速報だと偏差値50ちょいでした。
誰かのためになれば幸いです。
おすすめ度は基本★5個で判定しています。
★5:全員取ったほうがいい
★4:めっちゃおすすめ
★3:おすすめ
★2:すすめない(好きなら取るのは止めない)
★1:すすめない(取るのを見たら絶対止める)
ぼくが取った中で★2以下はなかったです。(MAX★3個にすればよかった)
筆者の使った予備校一覧
各予備校毎のレビュー
QA
軽いまとめ
受講期間:3年12月〜4年生3月・国試直前
言わずとしれたナンバーワン映像講義。
実際筆者の周りでも体感6.7割はQAを使っていた。
看板の先生はDr清澤とDr盛永で、最近さとみな先生が台頭してきた。
後輩たちは精神科の女性の先生がめっちゃよいって言ってる。
サブプリはよく出来ている教材だった。
使った講座
QA CBTの臨床と基礎医学
QA本編(神経・循環器)
直前Assist
感想
一番見たいのは、なぜ一番人気の予備校にしなかったかどうかだと思うので、まずはそこから。
一番大きな理由は、テキストのレイアウトがあまりにも自分の好みとは違っていたから。
ここから、お試しの講義を見ることができる。是非参考にしてほしい。
ぼくにとっては情報量が多い、情報の強弱がわかりにくい。字が小さい、フォントが嫌いなど、合わない理由は色々あった。
あと、個人的には講師がコロコロ変わるのが嫌なタイプではあったので、そこもQAを敬遠していた理由の一つ。
それでは、なぜ買ったのかというと、当時medu4がまだ高額で、QAが始まりたてだったので、安売りをしていた。
そのため、臨床科目のテストが詰まっていた3年生の12月に購入。
買ってしまったので見ていたが、上記の理由からもっといいところがないかなぁと思っていた。
短い期間しか受講しなかったが授業自体のクオリティはしっかりしており、予備校としてはすごく信頼できるように感じた。
medu4が更新するか怪しくなった今では、おすすめどこですか?って聞かれたらQAじゃない?って言うくらいには無難な選択肢。
講座のレビュー
QA CBT
QA CBT臨床医学
最低限の事がしっかりとまとまっていて、とりあえずCBTに間に合わせたいといったぼくには最高の講座だった。
Dr盛永は、AといえばB!のようなキーワード系を結びつけるのは最高の講師のように思う。(テキストの読み上げと言われたらそれまでだが、、、、)
2回受けて、これだけでCBTには受かった。
3週間前に受けた模試(MMのCBT模試)で、偏差値30弱だったけど、これだけでIRT500弱まで持っていけたので本当に感謝している。
おすすめ度 ★★★★★
QA CBT基礎医学
もはや業界ナンバーワン講師になった、Dr清澤の講座。
網羅的ではあるが、あまりにも網羅的であるため受けるだけで疲れてしまった。
復習はやりづらい&基礎医学がCBTにおいて重要ではなかったため、暇な時期に1回見て修了。
講義内で言っていたゴロは未だに覚えているものが多いので、QA prime買ったら一度は流し見しておくといいかも。
筆者はCBTの基礎医学では、medu4のあたらしい基礎医学を推すが詳細は後ほど
おすすめ度 ★★★☆☆
QA 神経・循環器(kysw担当分)
全部を見ることは出来なかった。そのため簡易的なレビュー。
しっかりと説明もあり、病みえの絵を使われており、非常に良いテキストだと感じた。
授業もしっかりとわかりやすくて良かった。
なお筆者は関西弁があまり好きではないのと、独特のイントネーションに違和感を覚えた、更にテキストのレイアウトが好きではなかったことから離脱した。
自分で言うのも何だが、ぼくは変わり者なので、見本動画をみて良いと思って人は受けたほうがいいと思う。
おすすめ度 ★★★★☆
直前Assist
Dr盛永の直前期用の講座、12月の平日に毎日投稿される5分の動画40本と最後の4時間から構成されている。
自分が視聴したのは、平日の40本。
講義は一般問題を新出が予想されている疾患を網羅していく形。
その下に一言アドバイスが書かれている。
今年はヘパリン起因性血小板減少症〈HIT〉がでる!などと言われており、新出疾患出たら差がつくかな?って思って受講した。
手技の箇所もしっかりと網羅されていて良かった。
最後の4時間は、授業がスピードラーニングだったので、紙で印刷して、読むだけにした。
直前Assistのおまけの、補足テキストはかなり出来が良く会場で読むのにはピッタリだった。
結構な人が受けているらしい&会場でテキスト見てるひとが多かったので、取っておいて良いと思う。
でも、通期講座に不安有る人はわざわざ取らなくてもいい。
結構当たるので、新問予想がほしいQAユーザーにおすすめ。
おすすめ度 ★★★★★
QAのまとめ
申し訳ないが、ぼくにとっては通期でみて良い予備校であるとは感じなかった。てか、なんでこれが圧倒的No1になっているかは本当にわからない。
特に嫌だったところ
ぼくはパソコンで動画、iPadでレジュメに書き込む形を取っていた。10分程度で1本の動画だと、倍速でみて5分に1度画面がもとに戻り、そのたびにフルスクリーンに戻すという手間が許容出来なかった。
それに加え、テキストが読みづらい、講師によって講義のレベルが違うという点が擁護出来ず、QA primeの方は更新プランを購入することはありませんでした。
シェアNo1だから、友達が使ってるから選ぶ、などの姿勢は否定はしませんが、安くないお金を払うし人生かけて望む試験なのでもう少し検討の余地があってもいいんじゃないかなと心の底から思います。まぁ、みんなが使ってて自分の知らない知識を話されると不安になる気持ちはわかるし、ぼくもそのタイプではあったので、一概に否定は出来ませんが、、、、あ、でも直前Assistは良かったと思いますよ。最後の4時間は見直しにぴったりだし。5×40の方は生活リズム作りながら、新問対策は出来たし。
medu4
受講期間:4年のCBT前〜国試まで
どんな人でも一度は、見たことであろう国試の解説のサイトを運営するHZMが主宰する予備校。
言われがちなのは、最低限の知識を運用して戦う予備校。
国試の過去問を最重要視する姿勢が一番強い。
予想講座の類は出さないので、予想講座を取りたい人には向いてないのかな?
筆者が一番時間を費やした予備校。
最近サ終とか言われてるけど、どうなんだろう?
基本HZMは国試のことを馬鹿にして解いてると思うw
使った講座
あたらしいシリーズすべて
特講シリーズすべて
テストゼミ①〜④ テストゼミ④2019・2020
Update 117・118
回数別全問解説講座 116・117
究極MAP
講座のレビュー
あたらしいシリーズ(総評)
medu4の基幹講義、ほぼこれで国家試験対策は終了と言っても過言ではない。他の予備校と圧倒的に違う点は一人で全授業を担当するところ。
これには、一長一短があると考える。
一人の講師がやるからすべての講義で板書のルールなどが統一されてる。
問題の解き方のスタンスが同じ
デメリットとしては、その講師が苦手な単元は解説が???になることがある。(多分HZMは神経と産婦人科が苦手?)
基本は穴埋め形式のテキストを使った授業。フルデジタルなので、見やすい。HZMは絵心がないからか、絵が下手なぼくでも写しやすい絵を書いてくれるのでありがたかった。
他の予備校が予想の観点です!みたいに言うような内容がしれっと載っていたりするから、基幹テキストを信じ切って全部理解及び覚えるべきところは覚えれば現代国試でも十分通用すると思う。
個人的には、テキストの白紙と書き込み済みのテキストをAnkiに叩き込んで強制的に読むような形にしたら成績上がった。(6年の10月からやって、偏差値が50→55になった。)
あたらしいシリーズはだいたい同じなのだが、明らかにあたらしい基礎医学だけはCBTに特化されてるので別で記載する。
おすすめ度:★★★★☆
あたらしい基礎医学
CBTに特化していると言っても過言ではない講座。 QAの基礎医学は、内容過多でわかりにくい分、必要な箇所にフォーカスしているのもあって、時間も少なくわかりやすい。 載っている練習問題だけ周回しておけば、本番のCBTで基礎医学で面食らうことはなかった。てか、なんでこんなに知ってるんだ?ってくらい類似問題が出た。 QB CBTもQAも基礎医学の量が多すぎるから、まずはこの講座だけやるのがタイパがいい。 ぼくは3週間前のCBT模試で偏差値30弱だったが、これとQACBT臨床医学でIRT500弱まで持っていけた。 medu4どうか気になっている、3.4年生はまずこれだけ買ってみて受けてどう感じるかで、QAとmedu4検討してもいい気がする。
これだけは全人類取ったほうがいい。基礎医学のCBTに時間を使いすぎるのは誰も得しない。それなら、少しでも臨床の国試用の動画見たほうがいい。
これだけは全員にとってほしいから直リンクを
おすすめ度:★★★★★ ←まじで全員取れ
特講シリーズ
HZM曰く、国試で対策しづらいところを対策する講座。
10セクションに別れている。詳細はこちら。
確かに手の届きにくいところではあった。
あたらしいシリーズが終わって授業ないけど、なにか受講したいな、とかここで取り扱われてるこれ苦手だなとか思うところはとってもいいと思う。
まぁ、これをやる暇があるなら基幹テキストをやれという意見もわからんではないが、同じ講義ばかりだと飽きるのでこれもまたご一興。
個人的に良かった講座
輸液・酸塩基・抗菌薬・栄養・症候論・裏ワザテクニック
前半4つは8コマだし、地味に毎年10問くらい出ている気がするし、模試では得点差つけに来るから受けておいても良いと思う。
症候論はコマ数は多いけど、疾患覚えているかのスクリーニングに良かった。実際119回でもこの講座で瞬殺できるものがあったので、個人的にはかなりおすすめ。
裏ワザテクニック特講はめっちゃ好きだった。これ見ておくと、本番に検証する手段が一個増えるから、CBTの前と国試の前に一回ずつ視聴した。
ここのやつは個別で買ってもいいレベル
どっちでもない講座
必修・禁忌・計算問題・判断評価
わるいわけではないけど、他にもっと良い講座がありそう。
必修:必修独特の面接とかプロフェッショナリズム、カルテ周りが苦手な人はとってもいいと思う。手技の周りは弱い。あくまでも過去問ベースだから、119回には太刀打ち出来なかった。
禁忌:過去にでた禁忌の羅列。直前期に知っておくと便利だけど、わざわざ受けるほどか?とは思う。基本セットで買うと思うから、買ったなら見てもいい。
判断評価:臨床的に考えると、サマライズのほうが有用。でも国家試験の実物の過去問から、根拠を見つけるかたを知ることができるから再現性はかなりある。
おすすめ度:★★★★★
テストゼミ
テストゼミは全部で4部構成。
フォーマットは基本国試の過去問から1回20問出題されて1時間のHZMの解説講義付き。
HZMは、解いてすぐ解説見てっていうから一回でだいたい2時間は使う?
ぼくは倍速視聴と制限時間いっぱい使わずに問題を解いていたので1時間で終わらせていた。
①は分野ごとの出題。これは正直QBの1周目問題でいいかも。HZMの問題解説が好きな人はとってもいいけど、どうせみんな1周目問題やるからわざわざ聞く必要があるのか?とは思う。
②は分野横断の出題。QBのテスト機能でもいい気がするが、HZMが良問と思った問題の詰め合わせなので演習価値は高い。6年生の頭とかに受けられるのが理想かも?
③は融合編。かなり骨のある国試の過去問が多く演習価値がすごく高く感じた。116回以前から構成されているので、過去問5年分だとなかなか出会わない良問が多いので、これだけでも全員取ったほうがいい。
④は予想編。これだけはHZMのオリジナル問題。クソむずかしい。国試の過去問周回飽きてきたなって時に鼻がおられる。解けそうだけど解けないギリギリで作られてるからまじでやる価値ある。119回Aブロックはむずかしいってみんな言ってたけど、④よりはマシやなって思えたから心のトレーニングにもなる。
おすすめ度:①② ★★★☆☆
③ ★★★★★
④ ★★★★☆
Updateシリーズ
今までの教材に載ってなくて、最新国試に出題されたものを解説する講座。
まぁ、新出知識の羅列が多い。
何らかの形で最新国試の新出知識は補ったほうがいいとは思うので、必要な人は買えばいいと思う。
基本のフォーマットはあたらしいシリーズに似てる。穴埋めの箇所がないのは難点だけど、基本は知識の補填だから基幹テキストにスクショして貼っておけばいいと思う。
某ルシファーさんは買ってなかったらしい。
これに関して言えば、自分の使ってる基幹テキストがいつの国試に対応してるかによる。いらない人はまじでいらない。
おすすめ度:★★★★☆
回数別全問解説講座
HZMが該当の国試を1〜400番まで全部解説する講義。
市販の参考書(QB)は解説が長すぎたり、問題毎に解き方のスタンスが絶妙に違うから、一貫して同じ人の考え方で解けるのがいい。
問題に必要な考え方、導き方を教えてくれるからHZMの思考をトレースできるからおすすめ。一般問題の考え方は参考にしていいと思う。
1年で16時間くらい講義時間があるから、費用対効果はわからん。
ぼくにとっては有用な講座だったけど、HZMの問題の解き方が嫌いなら受け付けないと思う。
自分なりにどうやって国試にアプローチしてよいかわからないって人には特におすすめ。
地味に問題と写真がセットになってまとめられているのはありがたい。
これがあると直前期に本番みたいに書き込みながら、過去問演習できるからすごく良かった。
おすすめ度:★★★★☆
究極MAP
直前期の大人気講座。今年はアップデートされなかった。
過去問10回分くらいで出た知識をかなり網羅している講座。
巷にはこれだけやれば受かると言う人もいるが、なかなか現実は厳しいと思う。
よく言われるのは、情報量がすくない、これくらい知っているという声をよく耳にする。
どうしても過去問演習中心になって触れる機会が減る知識を触れるという意味、抜けてる知識のスクリーニングという意味、この2点が重要だと思う。
ここで扱われていて、知らない知識があるなら基幹テキストに戻るべきだと感じた。
通年販売されるようになったので、下級生は実習の前にさらっと確認する。普段は忙しいと思うので、定期的に刺激を脳に与えるために使うなどの使い方もできると思う。
直前期に模試の偏差値50以上有る人にはおすすめはしない。
まぁ、公衆衛生を全範囲1時間半で網羅できる講座は唯一無二だからそのために買ってもいいかも。
ぼくは前日に公衆衛生の究極MAPは1回見ました。
119回国試では、結構な人が究極MAPを見ていたので未だに現役では有ると思う。(直前Assistより見ている人は多かった。)
おすすめ度:★★★★☆
medu4まとめ
全てはHZMに合うか合わないかに集約されると思う。
過去問の知識があれば国試は突破できる!予想はあまり必要ない!みたいなスタンスではある。
全人類CBT前にあたらしい基礎医学は取ったほうがいいので、これだけは受けてみてそれでアプリの使用感や実際の授業を感じてみて、国試までの2年半ともに走る教材を決めたほうがいいと思う。
あ、あと地味にmedu4のいいところは国試に出た、「OO病にOOはない。」みたいなのがかなり教材に書いてあるので、そういうのが気になって調べ過ぎちゃう人におすすめ。
閑話休題
medu4とQA結局どっちがいいの?って問題。
ぼくのおすすめは、QA CBT臨床医学とmedu4のあたらしい基礎医学を取ってみてアプリや実際のテキスト、講義の形式を感じてみるのがいいと思う。
両方まとめて購入したほうが安い講座では有るが、保険という意味でどっちも取ってみて両方の予備校を体験してみるのが一番良さそう。
両方とも1年プランは4万円弱で購入できるので、お金に余裕がある人は1年は両方ためしてみて、どっちと戦うか決めていいと思う。
個人的にはあたらしいシリーズは全部で250時間ほどなので、倍速で見ると暇になった直前期の12月に全部見直す事ができたのが良かった。
問題解説だけの箇所を飛ばすと3週間弱くらいで全部の講義パートは見られるので、あたらしいシリーズ推しではある。
あと地味に、テキストが同じ科で何冊にも別れてるのは面倒出し、Ankiとの基幹テキストの親和性はmedu4のほうが良かったので、medu4にした。
来年以降medu4がどうなるかはわからないから、気心しれて本人に合うと思った後輩にはmedu4、たまに話す後輩にはQAをとりあえず勧めている。
もっと詳しく聞きたい人はTwitterにDMでもなげてください。
MEC編
受講期間:5年生の2月〜国試
よく言われるのが、昔は人気だった。
もう人気がない予備校。などではないか?
確かに今の受験生で見ると少数派であることは確かだが、昔からの伝統のある講座が多いのは事実である。
新興勢力と違い悪い点が目立ちやすいのは確かである。一部の講座を除き万人に勧めやすいかと言われると微妙。
悪い点
MEC独自の自作問題の復習が非常にやりづらい
ひたすらみたい映像講義がさかしづらい
永遠にレビューを強要される(寄付時期のWikiみたいに)
あと、講座の購入周りに対する説明が基本雑。正直個人購入は相手にしてないと思う。大学単位での購入を相手にしているような気がする。
コマ毎の値段が他の予備校に比べてだいぶ高い。
メリットとしては営業の人に頼めば紙テキストを購入できるらしい。
紙派閥がまだたくさんいるので、そういう意味ではかゆいところに手が届く予備校かもしれない。
ぶっちゃけ高いから、臓器別を買うことはやめた。
毎回毎回レビューを求めるのは本当にやめてくれ。一回見た講座見ようとすると、最後のレビューのお願いから一回戻す必要があって本当にイライラする。
使った講座
サマライズメジャー・マイナー・ラストサマライズ
セーフティーネットOSCE
サマライズQuick 必修
コンパクト内科
118回全問解説
国試無双 全部いりパック
ラストメッセージ
サマライズ メジャー・マイナー・ラストサマライズ
MECの看板後期講座。DrKSRが一人で担当する。
ちなみに現役生が受けられるのは1年前の講義である。
この辺の説明がMECは甘い。
それを補填する形でラストサマライズが10月頃に配信される。
現役生は一回買えばそれで十分なのにもかかわらず、永遠にMECのサイトでおすすめに出てくるし、開くと購入していないようなものが出るからアップデートしなきゃいけないかのように思う。
まじでMECはそのへんの説明をする義務が有ると思うし、真摯に対応してほしい。
内容としては、DrKSRが「よく出るところ∧差がつくところ」をまとめたというだけあって、過去問で70%くらいの正答率の問題を主に解説していく。
KSR自身は「基礎基礎基礎」とはいうものの、病名を聞いたらどんな病気かがわかるくらいではないと受講してもタイパが非常に悪いように感じる。
KSRも「渡先生の臓器別で履修済みでしょうが」や「この過去問の答えはもう覚えているでしょうが」などというので、基幹テキストは終わっているのが前提だと思う。
そして、再度いうがコマ数が非常に多い。70時間+予習復習でとてつもない時間が溶ける。消化不良になるくらいなら、本当に基幹テキストを繰り返し受講したほうが得点力は上がる。
まじで、全人類にサマライズを勧めたい気持ちはわかるが、基幹テキストもあやふやな人には勧めないほうが良いと思う。これはまじで。。。。。。自分もだいぶサマライザーでは、あるがみんなに勧める人は少し無責任だと思う。本当にこの講座には感謝してる。
問題文の読み方、過去問との向き合い方、病態生理の使い方など基礎以外は全て教えてもらった。
でも、本当の基礎はこの講座では扱わない。本当に大事なことを教えてくれるけと、全受験生に必要なものではない。特に現役生は、基幹テキストが終わってない人もいるはずなので、そこにはしっかりと優先順位をつけて欲しい。
内容に関して
病態の基礎をまず説明されて、その後疾患に対する軽いまとめが載っており、その後はDrKSRが作った問題や実際の過去問、実際の過去問のキメラを解説を話してくれる。
問題のどの部分が臨床的に大事かにフォーカスしており、過去問をどのように解けば次の年の一般問題や臨床問題に変化するのかが見えるようになるかを教えてくれる。
ぼく個人に取っては非常に有用な講座ではあったし、みんな取ったほうがいい内容では有るが、本当に消化しきれるのかを考えて受講してほしい。
多くの受験生の明暗を分ける部分は、基幹テキストの出来にかかっている。
基幹テキストもう終わったな。大体解けるわ。模試でも偏差値50結構取れるな、と思ったタイミングで受講をおすすめする。
これだけ思い入れが強めなんだけど、あまりにも色々な人に無尽蔵に勧める人が多くてながくなってしまった。
内容は保証します。内容だけなら★5です。でも、レベル感や復習のしにくさを含めるとこうなります。
おすすめ度:★★★★☆
セーフティーネットOSCE
DrKSRの行うOSCE向けの講座。よく出る症候に対して1症候につき15分でKSRが語る。
別にOSCE向けの講座か?とは思う。症候論だと思っておくほうがいい。
そこまで、時間を作ってまで取る必要性は感じない。
OSCE対策はまじで友達と大学に受け継がれているだろう資料を用いて行うべきである。
おすすめ度:★★★☆☆
サマライズQuick必修
1コマ30分10問でKSRが必修の心得を語る講座。どっちかというと臨床系の必修が多く扱われてるから大半の受験生には必要なさそう。
ぼくは、大学もなくなって朝のリズムが壊れてきたから、9時から1時間やるって決めて取り組んだ。
本編のサマライズで言っていることはさほど変わらない。
ぼくはここで扱った尤度比と事前確率の問題が本番での3点問題に出たので、この講座をとった甲斐があったと思う。
おすすめ度:★★★★☆
コンパクト内科
HZMの講義を聞いてわからなかった箇所の補填のために購入。
実際書籍としては有用。意外とかゆいところに手が届く。
特にレビューすることもないくらいしか使えてない。
おすすめ度:★★★☆☆
118回全問解説
118回全問解説がmedu4で出なかったから受講。
分野横断になっていた。Dr渡が軽快に解説していく講座。
特に良い悪いもなく、可も不可もなくという感じ。
無料だから、特に文句もない。
公衆衛生は講師が違うので受け付けなかった。
小児科はDr水上で産婦人科はDr榎本だった。
ふたりとも通期は受けたことないので、なんとも言えない。
わからないということもないから、文句はない。
おすすめ度:★★★☆☆
国試無双
今年はmedu4が究極MAPを出すか怪しかったのでとりあえず購入。
内科・マイナーと公衆衛生と小児科と産婦人科と救急と大きく分けられている印象。
何を言っても全部で10時間もない講座なので消化はしやすい。
ちなみに私はLast messageとセットで買うとついてくる、1000本ノック目当てで買いました。
みんなセットで買うとおもうから、ここの★は優先度だと思ってほしい。
内科・マイナー
担当はDr渡。よく出るパターンと禁忌に注意するものとよく出る画像で構成されている。1周目見たときは意味がわからず何だこの講義はと思った。ある程度過去問をしっかりと取り組んで見ると結構腑に落ちることが多かった。結構過去問をやり込んでいる浪人向けの講座だと思う。
まぁ、3時間だから取って合わなくても大きなダメージはない。
おすすめ度:★★★☆☆
公衆衛生
担当はDr中村。最新統計をひたすら読み上げていく講座。公衆衛生の考え方というより数値を主に扱う講座。
数値がほしいなら、この講座、考え方や概要を掴みたいなら究極MAPがおすすめ。
1時間完結だから受けやすい。
短期記憶のために国試の前日に流し見した。
おすすめ度:★★★☆☆
救急
担当はDrはじめ。トリアージとかABCDEアプローチについて話す講座。今更聞くものも無く一回聞いてその後はテキストも見なかった。
1時間を2倍速で見たからいいけど、、、、
これを見るなら過去問の救急的なの解いたほうが良さそう
おすすめ度:★★☆☆☆
産婦人科
担当はDr榎本。通期の講座を受けたことがないので、なんとも言えないが、産婦人科の問題を解くためのお作法を教えてくれる。
国試の問題作成者は基本臨床医らしいので、そういう意味ではルールを知っているとありがたい。
早剥を見分ける方法はすごくためになった。
てか、40分弱でこれだけやってくれるのはありがたい。
おすすめ度:★★★★☆
小児科
国試無双の存在意義はこの講座にあると言っても過言ではない。
担当はDr水上。
小児科の分野的横断と小児科独特の疾患のまとめが秀逸。
特に、成長の過程の講義は神授業。ここに関しては繰り返し聞いて頭に叩き込んだ。どうせ、成長やバイタルは1.2問出るので、コスパはよい。
覚えにくいところなので、しっかりとゴロも組み合わせて教えてくれるので、まじで頭に残る。
ここで失点しないのは地味にでかいので苦手と思っている全人類受けるべき。
これはまじでおすすめ。このために国士無双を取るまである。
おすすめ度:★★★★★
Last message
119回国試で当てまくったDrKSRの最後の講座。
最初聞いたときは、なんでこの超直前にこんなに新問解かなきゃいけないんだよ、出るかわからないのに、と思っていた。
実際死ぬほど当たる。まじでびっくりした。
新しい問題を知っていてテスト中にわかるとそれだけでまた頑張ろうって気持ちになれる。
そういう意味では、お守り講座として有用だと思う。
直前Assistでも書いたけど、通期講座に不安がある人は通期講座を最後まで見直すべき。
新問に勉強の手が回るまで、準備できた人へのご褒美。
絶対に取らないと行けないものではない。
おすすめ度:★★★★☆
1000本ノック
講座ではないけど、Last messageと国士無双のおまけなので、一応記述。
過去問の一般問題が1000問くらい入ってるテキスト。ずっと暇な時に解いていた。解説が古いことも有るので、一部の問題は取り扱い注意。
ぶっちゃけQB持ってるならQBでもいいと思う。
持ってるなら使ってみると意外とテスト本番いいこと有るかも。
終わりに
ここまでで1万文字も書いてしまった。
とりあえず自分の受けた講義に関して、感想を書いていった。
これが誰かのためになったら嬉しい。
何か質問があればDMまでお願いします。
★を5個つけている講座が全部10時間以内で有ることからわかるように、必要なのは何を取るのかでは、基幹テキストをどれだけ使い尽くすかで有ると思います。
まずは、臓器別やQA、medu4の中から自分に一番会うものを見つけて、骨の髄までテキストをつかいこめば、何を使ってもいいと思います。
それでは、また。
これが好評なら、偏差値50のサイレントマジョリティーの勉強について語ろうと思います。